【WEB】解禁日時2024年8月21日(水)午前9時30分解禁 「ロマンチック金銭感覚」テアトル新宿での上映  多彩なゲストを招いたトークイベントを8月23日(金)より開催!

東京ドキュメンタリー映画祭2023 長編部門 準グランプリ 第17回田辺・弁慶映画祭 フィルミネーション賞 受賞!

2024-08-21 09:30

まちのレコードはテアトル新宿にて今作品のレイトショー上映とトークイベントを8月23日(金)~27日(火)に行います。

「お金って、なんだろう?」法定通貨で隠されてしまった本来の「価値」を問い直す新感覚映画『ロマンチック金銭感覚』2023年に東京ドキュメンタリー映画祭長編部門 準グランプリ、第17回田辺・弁慶映画祭 フィルミネーション賞を受賞した本作が今夏、田辺・弁慶映画祭セレクションの上映期間内に、テアトル新宿にてレイトショー上映されます。期間中は日替わりで多彩なゲストをお招きし、トークイベントも行います。

監督と親交の深い映画監督の他、26日は緑茶麻悠と同郷でお笑いコンビのチュートリアル、27日は本作の出演者でもあり社会システムデザイナーの武井浩三もゲストとしてテアトル新宿の舞台に登壇予定です。

ロマンチック金銭感覚

上映スケジュール(出演ゲスト)

8月23日(金)20:30~上映
上映後トークイベント 牛丸亮 (映画監督)

8月24日(土)20:30~上映
上映後トークイベント 佐々木誠 (映画監督)、柴田剛 (映画監督)

8月25日(日)20:30~上映
上映後トークイベント ヴィヴィアン佐藤 (映画評論家)

8月26日(月)20:30~上映
上映後トークイベント チュートリアル (お笑いコンビ)

8月27日(火)21:05~トーク
上映前トークイベント 武井浩三 (社会システムデザイナー)

作品へのコメント

田辺・弁慶映画祭で私が一番翻弄され愛した映画「ロマンチック金銭感覚」。「お金」を通して答えの出ない問いかけを続ける先に、きっとあるさ夢の理想郷。かつてない必見の楽しさ。
犬童一心(映画監督)

日本銀行券が、ただの紙に見えてくる。
厚紙の通貨が、至極の宝石に見えてくる。
お金に疲れた人々に捧ぐ地域通貨冒険記。
ようこそ、草木虫魚本位制の国ジパングへ。
藤原辰史(歴史学者)

暮らしと経済、そして家族。緑茶麻悠監督と佐伯龍蔵監督は、これから須要となるであろう社会の在り方を、都会から離れた視点を用いながら多角的な提言を試みている。重要なのは、ふたりが被写体となっている点だろう。それは、フィクション性とドキュメンタリー性を伴わせながら、映画のジャンルをも横断させ、虚構と現実とを曖昧にさせてゆく由縁でもある。そして、社会における現在進行形の問題における論点をも曖昧にさせてゆくことで、観客の脳裏に問題意識を芽生えさせてゆくという仕掛けまで為されていることは、何ともアッパレだ。
松崎健夫(映画評論家)

田辺・弁慶映画祭セレクション 2024

毎年和歌山県田辺市で開催されている田辺・弁慶映画祭において受賞した作品の特集上映を、テアトル新宿とテアトル梅田にて「田辺・弁慶映画祭セレクション」として開催しています。昨年は過去最多の188作品の応募があり、その中から「ロマンチック金銭感覚」を含む4作品が受賞し、8月23日から3週間、テアトル新宿で始まる「田辺・弁慶映画祭セレクション2024」内にてレイトショー上映されます。

監督コメント

あらゆる社会問題の根源はお金のあり方です。格差社会を助長している現実に、私たちは覚悟を決めて10年前から考えていた『お金』をテーマに本作を作りました。様々な経済圏があっていいし、別の仕組みのお金があってもいいんじゃないか、今の時代をどう生きるべきか、観客の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

監督プロフィール

緑茶麻悠(りょくちゃ まゆ)
佐伯龍蔵(さえき りゅうぞう)
関西在住の映画作家の2人。今までは個々で作品を監督していたが、本作を共同監督作として初めて手掛ける。過去の作品として佐伯は長編映画「あそびのレンズ」(2020年)、緑茶は短編映画「wind chime」(2017年)などがある。『ロマンチック金銭感覚』は東京ドキュメンタリー映画祭2023長編部門で準グランプリ、第17回田辺・弁慶映画祭でフィルミネーション賞を受賞。

「ロマンチック金銭感覚」作品情報

ストーリー

映画監督の龍蔵と麻悠は、働けど働けど常にお金がない貧乏監督コンビだ。理由は売れない自主映画を作り続けているから。生活費も底を付いたある日、二人は自分たちを苦しめている「お金」について考え始める。そして「地域通貨」というロマンチックな経済圏に足を踏み入れた二人は、その中で暮らす人々に会いに行くことに決める。それは「法定通貨」を使っている私たちがいつの間にか忘れていた、大切なことを思い出すための壮大な旅の始まりだった…。

スタッフ

監督・脚本・編集:緑茶麻悠、佐伯龍蔵
撮影:加藤アラタ、栗原徹、西岡空良、高木陽春
協力:廃材エコヴィレッジゆるゆる、非営利株式会社eumo

出演

緑茶麻悠、佐伯龍蔵
湯山大一郎、傍嶋飛龍、江頭一晃、新井和宏、武井浩三

上映時間:115分
(C)まちのレコード

リンク

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水の循環を描く
緑茶麻悠と不思議な石
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