三井化学がバイオマスとリサイクルのソリューションブランド BePLAYER(TM)/RePLAYER(R)を立ち上げます
~素材の素材から世界を刷新し、リジェネラティブなライフスタイルを実現する~
三井化学株式会社(所在:東京都港区、代表取締役社長:橋本 修)は、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー社会の実現に向け、バリューチェーンを通してグループ横断的なソリューション提案を進めるべく、「素材の素材まで考える」/「世界を素(もと)から変えていく」をキーメッセージに、「BePLAYER(TM)(ビープレイヤー)」と「RePLAYER(R)(リプレイヤー)」の2つの新ブランドを立ち上げます。対となる2つのソリューションブランドを両輪で進めていくことで、サステナブルを超えたリジェネラティブ(*1)な社会(Regenerative Sustainability)の実現を目指します。
*1 リジェネラティブ:現状を維持するのではなく、積極的に多くの物理的システムを改善することによって、より良い状態に再生(Regeneration)していきたいという意思を込めています。
BePLAYER(TM)/RePLAYER(R) ブランドサイト
https://jp.mitsuichemicals.com/jp/sustainability/beplayer-replayer
ブランドムービーはこちら
https://youtu.be/tVf9Fj26rTA
ブランドパーパス
「素材の素材から世界を刷新し、リジェネラティブなライフスタイルを実現する」
-To reshape the world from its materials and create a regenerative way of life-
三井化学は長期経営計画VISION 2030において、「未来が変わる。化学が変える」をスローガンに、「変化をリードし、サステナブルな未来に貢献するグローバル・ソリューション・パートナー」となるべく活動を進めています。また、人々の生活の基盤となっている様々な製品の素材を提供するメーカーとして、化学・科学的なアプローチで「作る責任」に応え続け、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー社会の実現に貢献していく必要があります。BePLAYER(TM)とRePLAYER(R)は、バリューチェーンでの協働・共創を推進し、人々のライフスタイルを自然とリジェネラティブ(再生的)に変えて行き、より良い未来の姿で次世代にバトンタッチするために活動を続けていきます。
BePLAYER(TM)について
BePLAYER(TM)は温暖化問題の解決のために、社会のバイオマス化を進める取り組みです。
マスバランス(*2)方式によるバイオマス製品、セグリゲーション(*3)方式によるバイオマス製品、その他カーボンニュートラルに貢献する製品・技術の展開を進め、社会のGHG排出量削減に大きく貢献していきます。
*2 マスバランス方式(物質収支方式):入口のバイオマス原料の割合を、認証済みの手法で「出口」の製品に割り当てる方式のこと。
*3 セグリゲーション方式(分離方式):石油由来の原料と分離して保管・管理されたバイオマス原料を使用したバイオマス製品のサプライチェーン管理方式のこと。
-Be a PLAYER-
ロゴに含まれる矢印はカーボンニュートラルに向けた未来の方向性を示し、未来との間にBePLAYER(TM)が存在することをイメージしています。みんなが自ら行動者となって、より良い未来に繋げていきたい、そうした想いを込めています。
RePLAYER(R)について
RePLAYER(R)は廃プラ等の廃棄物を資源と捉え、再利用していく取り組みです。
マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、垣根を越えた連携等の取り組みを進め、新素材・リサイクルシステム・バリューチェーンの開発を通じて、循環経済の輪を大きく、太くしていきます。
-Rethink-
ロゴをサークルで囲むことで循環経済を表し、みんなで作る新しい時代の輪の中にRePLAYER(R)が存在することをイメージしています。矢印には目の前の景色を考え直してみることで、ライフスタイルや人生観をポジティブに再生していきたい、という想いを込めています。
PLAYERに込めたコンセプト
いつだって社会の変化を起こすのは「人」。
カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー社会を実現するには、一人ひとりが行動者「PLAYER」となって、動き出すことが大切です。「人の三井」の精神を継承する三井化学として自らはもちろんのこと、バリューチェーンを構成するパートナー企業、顧客や生活者の皆さまとともに、変化を楽しみながら(PLAY)、みんなで未来を作るPLAYERになっていこう、という想いを込めています。
三井化学の歴史は原料転換の歴史でもあります。
1912年、石炭コークスの副生ガスから肥料を作り出したことを皮切りに、石炭を原料とした化学品事業を拡大してきました。その後1957年には天然ガス、1958年には石油ナフサを原料とした化学事業へと転換してきました。そして今、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミー社会の実現に向けて、再び原料転換の時といえます。
石油ナフサからバイオマスやリサイクル資源を原料とした新たな化学品事業へと新たな一歩を踏み出し、「素材の素材から世界を刷新し」、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミー社会の実現に貢献してまいります。