『話すことを選んだ女性たち 60人の社会・性・家・自立・暴力』 3月7日(月)発売

「女として生きるとはどういうことか」 国際女性デーを前に耳を傾けるべき女性の声

日経ナショナル ジオグラフィック社(代表:滝山晋、所在地:東京都港区虎ノ門)は、『話すことを選んだ女性たち 60人の社会・性・家・自立・暴力』を3月7日(月)に発行します。
 本書は、「女性の声を聞く」ために世界50カ国・地域で2000人にインタビューを敢行したプロジェクトをもとに、およそ60人の声を紹介することで現代女性の現在地をあぶりだす意欲作です。
 著者である映像ジャーナリストのアナスタシア・ミコバと世界的写真家・映像監督のヤン・アルテュス=ベルトランは、過去の作品において、カメラの前で堰を切ったように語りだす女性たちの切実な姿を見て、女性の声を聞く重要性に気づきました。大々的にチームを組み、「過去にない規模で女性たちに発言の機会を与えるプロジェクト」を始めたのです。
 カメラに向かって語ってもらうインタビューは2000人にも及びました。登場する女性は無名の個人から大統領まで、国・社会・地位もさまざまです。書籍ではテーマを大きく7つに分けています。「女性」であるとはどのような体験をもたらすのか、女性の体の生理機能や問題、性を探究すること、子供を持つこと・持たないこと、結婚制度にまつわること、暴力にあらがうこと、家族に依存せず経済的自立すること・起業すること・指導者となること。これは彼女たちのストーリーであり、勇気の記録です。心の奥深くにずっしりと重い痛みを抱えていた女性たちは、その痛みを解き放ち、もう誰かに話すことすらできないと思っていた痛みを打ち明けています。
 背景への理解を深めるのに役立つ統計データ、関係する論説等も収録。それぞれのインタビューとともに、力強い女性たちの素晴らしいポートレートも見応えがあります。男女問わず、社会の半数近くを占める性が語る現在のリアルな言葉にぜひ耳を傾けてください。 

『話すことを選んだ女性たち』表紙画像

『話すことを選んだ女性たち 60人の社会・性・家・自立・暴力』
アナスタシア・ミコバ、ヤン・アルテュス=ベルトラン著/清水玲奈 訳/2022年3月7日発行/定価 3,080円(10%税込)/224ページ/228mm×176mm/ソフトカバー/日経ナショナル ジオグラフィック社 発行

目次

・女であること
・自分の体を生きる
・性を探求する
・母になること
・結婚について
・暴力に対して声を上げる
・自立すること

世界50の国・地域、2000人のインタビューで、過去にない規模で女性の声を

 記録した「ウーマン・プロジェクト」。

無名の個人から大統領まで、立場や境遇もさまざまな女性たちが語るむき出しの

 言葉が示す女性のリアル。

背景の理解や学習に役立つ、豊富な統計データや論説を各章に収録。

『話すことを選んだ女性たち』中面
『話すことを選んだ女性たち』中面
『話すことを選んだ女性たち』中面
『話すことを選んだ女性たち』中面
『話すことを選んだ女性たち』中面
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