変わる社会とこれからの「情報・数学教育」のあり方とは? 9/17開催の教育関係者向けオンラインイベント 「AI時代の情報・数学教育」に日本数学検定協会が後援
算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水静海、以下「当協会」)は、一般社団法人未来の先生フォーラム(所在地:東京都新宿区、代表理事:宮田純也、以下「未来の先生フォーラム」)が2022年9月17日(土)に開催する、オンラインイベント「AI時代の情報・数学教育―変わる社会とこれからの情報・数学教育を探る―」(以下「本イベント」)を後援いたします。
未来の先生フォーラム公式サイト内「2022年9月開催イベント」ページ
https://mirai-sensei.org/20220917/
本イベントは、未来の先生フォーラムが毎月開催している、教育関係者によるオンラインイベントの1つとして開催するもので、デジタル化が進む社会におけるこれからの「情報・数学教育」について、有識者を迎えて探ります。
本リリースのポイント
(1)「情報・数学教育」の有識者による教育関係者向けオンライン講演・対談に、日本数学検定協会が後援
(2)一般の方も参加できる、これからの「情報・数学教育」を探るオンラインイベント
(3)本イベントを通じて、日本数学検定協会が「情報・数学教育」のさらなる発展に寄与することをめざす
■イベント内容:きたるAI時代の「情報・数学教育」を探る
1990年代に起こった「情報革命」によって、社会にはさまざまなデジタルな情報が飛び交い、身のまわりに情報があふれる高度情報社会となりました。そして、コロナショックによって私たちの日常は、より一層デジタルが当たり前のものとなりました。私たちの未来は、今よりさらにデジタル化が進んでいることでしょう。AI(Artificial Intelligence)など新たなテクノロジーの台頭も見過ごせません。
20世紀は「機械の時代」だったのに対して、21世紀は「人の時代」だと言えるでしょう。「機械の時代」では、人間は機械に操られる時代であったとする意見がありますが、この「人の時代」における高度情報社会では、テクノロジーをうまく使いこなすことで真に「人の時代」を創ることができるのではないでしょうか。「情報・数学教育」の重要性は日々増しているといっても過言ではありません。2025年度に大学へ入学する学生から、大学入学共通テストの出題対象に教科「情報」が加わることになりました。本イベントでは、変わる社会を踏まえ、これからの「情報・数学教育」を探ります。
学校教育で育んだ数学リテラシーを実社会で生かす産業人材育成をめざし、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」に賛同・支援する当協会としても、本イベントを通じて、日本の「情報・数学教育」のさらなる発展に寄与していく所存です。
※未来の先生フォーラム公式サイトから一部抜粋。
講演者とプログラム構成
本イベントは、未来の先生フォーラムが毎月開催している、教育関係者によるオンラインイベントの1つとして2022年9月に開催するものです。今回は、AI時代の「情報・数学教育」をテーマに、「情報・数学教育」の有識者による講演・対談を行います。講演者には、国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官の小林廉氏、京都精華大学メディア表現学部教授で文部科学省初等中等教育局視学委員の鹿野利春氏をお迎えします。
本イベントのプログラムは、AI時代の「情報・数学教育」についての講演および対談を行うとともに、最後には参加者による振り返り会を設けているので、講演内容についてより理解が深まる構成になっています。
参加方法
本イベントは、一般の方も、世界中のイベントが集まるイベントプラットフォーム「Peatix」から無料でお申し込みになれます。ただし、一般の方がプログラムの最後に実施する振り返り会にも参加する場合は、有料チケット(税込1,000円)によるお申し込みが必要です。未来の先生フォーラムMEMBERS会員の方は、振り返り会を含む本イベントのすべてのプログラムに無料でご参加になれます。なお、申し込み期限は、イベント当日の9月17日(土)11:30までとなります。
くわしくは、以下をご覧ください。
未来の先生フォーラムMEMBERS会員の方
MEMBERS会員の方は、MEMBERSサイトからお申し込みください。
未来の先生フォーラム公式サイト内「メンバーズイベント参加方法」ページ
https://mirai-sensei.info/members/join/
一般の方
一般の方は、イベントプラットフォーム「Peatix」からお申し込みください。
イベントプラットフォーム「Peatix」
https://ai-math-info.peatix.com/
当協会は、本イベントのような理数教育の充実に向けた普及推進イベントなどに積極的に関わることで、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発事業を充実させてまいります。
参考資料
◆開催概要
名称 : 未来の先生フォーラム 2022年9月開催イベント
テーマ : AI時代の情報・数学教育―変わる社会とこれからの情報・数学教育を探る―
開催日時: 2022年9月17日(土)13:30~16:00
開催場所: オンライン(Zoomミーティング)
参加費 : 無料
※一般の方がプログラムの最後に実施する振り返り会にも参加する場合は、
有料チケット(税込1,000円)のお申し込みが必要。
主催 : 一般社団法人未来の先生フォーラム
後援 : 公益財団法人 日本数学検定協会
講演者 : 小林 廉
(国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官)
鹿野 利春
(京都精華大学メディア表現学部教授、文部科学省初等中等教育局視学委員)
※以上 敬称略
参加方法: <未来の先生フォーラムMEMBERS会員の方>
MEMBERS会員の方は、MEMBERSサイトからお申し込みください。
未来の先生フォーラム公式サイト内「メンバーズイベント参加方法」ページ
https://mirai-sensei.info/members/join/
<一般の方>
一般の方は、イベントプラットフォーム「Peatix」からお申し込みください。
イベントプラットフォーム「Peatix」
https://ai-math-info.peatix.com/
申込期限: 2022年9月17日(土)11:30まで
タイムテーブル:
13:30~14:10 特別招待講演「これからの数学教育」(小林 廉氏)
14:15~14:55 特別招待講演「これからの情報教育」(鹿野 利春氏)
15:05~15:55 記念対談「AI時代の情報・数学教育―変わる社会とこれからの情報・数学教育を探る―」(小林 廉氏・鹿野 利春氏)
16:00~16:20 参加者振り返り会
◆講演者プロフィール ※敬称略
●小林 廉(国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官)
国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官(併)文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。東京学芸大学附属国際中等教育学校教諭を経て令和4年度4月から現職。博士(教育学)。専門は数学教育学。第70回読売教育賞算数・数学部門最優秀賞。平成30年・令和2年日本数学教育学会学会賞(実践研究部門)。
●鹿野 利春(京都精華大学メディア表現学部教授、文部科学省初等中等教育局視学委員)
石川県内の公立高校、石川県教育委員会事務局を経て、2015年に文部科学省初等中等教育局 高等学校情報科教科調査官を務め、「情報I」「情報II」などの学習指導要領の取りまとめや、GIGAスクール構想、情報活用能力の育成などを担当。2020年から大阪芸術大学アートサイエンス学科客員教授、2021年から京都精華大学メディア表現学部教授、文部科学省初等中等教育局視学委員、情報活用能力調査委員、実教出版編集顧問、Life is Tec! 株式会社顧問、株式会社アシアル顧問を兼務。2022年から一般社団法人デジタル人材共創連盟代表理事を務める。
「数検」について
実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も18,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は700万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。
【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。
法人概要
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、
公益社団法人日本数学教育学会 名誉会長)
会長 : 甘利 俊一(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、
理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)数学や学習数学に関する学術研究
(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : https://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。
本イベントに関するお問い合わせ先
一般社団法人 未来の先生フォーラム
E-mail: office@mirai-sensei.org
URL : https://mirai-sensei.org/