「Girls20サミット2017 国際女性会議」に 日本代表として学生が参加!創価大学から3年連続の選出

―女性の仕事創出をG20首脳に提言ー

2017-07-06 10:30

創価大学(所在地:東京都八王子市)は、当大学法学部3年の中村茜さん(神奈川県出身)が、6月17日から6月22日までドイツのミュンヘンで開催された「Girls20サミット2017 国際女性会議」に日本代表として参加したことをお知らせします。同サミットはG20加盟国を中心に、18~23歳の応募者の中から書類と面接による審査を経て、各国・地域から1人が選ばれるもの。当大学の学生から3年連続の選出となりました。

代表全員のサインが入った共同声明

Girls20サミットは、ビル・クリントン元アメリカ大統領が設立した「クリントン・グローバル・イニシアティブ」が2009年に立ち上げた国際女性会議です。「2025年までに女性のために新たな仕事を1億人分創出する」という課題に対する共同声明を作成し、G20の各国の首脳に向けての提言書を作成することを目的としています。また、サミットの参加者には、ビジネスプランニングやリーダーシップなどのスキル開発の機会も与えられています。

8回目となる今回は、G20加盟国を中心に24カ国・地域の女性代表が集いました(パキスタン・アフガニスタンの2か国はビザが取得できず不参加)。

中村さんら各国代表は7日間にわたる議論を経て、「移民女性が仕事上で必要なスキルを修得するためのトレーニング」、「自然災害や気候変動から女性を守り、被害にあった女性たちの健康およびメンタルケア」、「理系研究者を目指す女性へのメンター制度」など14項目の共同声明をまとめました。

中村さんはサミットを振り返り、「様々な国から集ったメンバーと共同声明をまとめる中で、文化や法律、政治など背景が異なる場合であっても、抱えている課題の本質には国を越えて共通する点が多いと感じました。このサミット参加者には、帰国後に自分の国でプロジェクトを実行することが求められています。今後、高校や地域等と連携し、高校生が自分の夢や目標を見つける手助けになるようなワークショップを開催したいと思います」と語りました。

共同声明は、サミット終了後の6月26日にドイツの代表メンバーから、G20・G7で首相の補佐役(シェルパ)を務めた、ラース・ヘンドリック・ローラー経済金融省大臣へ提出された。

●Girls20 Summit 2017

各国代表メンバーらと
各国代表メンバーらと
ディスカッションの様子
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