新型インフルエンザ等パンデミックワクチン 製造供給プロセスの改善支援サービスを開始
~新型インフルエンザ等対策特別措置法における指定公共機関向け~
リスクマネジメントコンサルティングを手掛けるニュートン・コンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:副島 一也、以下 ニュートン・コンサルティング)は2019年11月27日より、新型インフルエンザ等パンデミックワクチンの製造供給プロセスの改善支援サービスを開始いたします。次の新型インフルエンザがいつ発生してもおかしくはない今、指定公共機関が有事に安定的なワクチンの製造・供給を行えるように、対応フローの策定と演習実施を支援いたします。当サービスは関係者全員の危機意識を醸成し、対応力の向上を図ります。
ニュートン・コンサルティングは皆さまが平時からリスクに備える体制づくりをこれからも支援してまいります。
- サービスリリースの背景
新型インフルエンザは過去100年を振り返るとおよそ10~40年の間隔で発生しており(※1)、2019年はちょうど前回の「2009年インフルエンザパンデミック(H1N1)」から10年となります。次の発生はいつ起きてもおかしくない現況を踏まえ、ニュートン・コンサルティングは指定公共機関向け(※2)に新型インフルエンザ等パンデミックワクチンの製造供給プロセスの改善支援サービスをご提案いたします。
(※1)「過去100年で発生した新型インフルエンザ事例」
1918年 スペインインフルエンザ
1947年 イタリアインフルエンザ
1957年 アジアインフルエンザ
1968年 香港インフルエンザ
1977年 ソ連インフルエンザ
2009年 2009年インフルエンザパンデミック(H1N1)
出典:内閣官房「新型インフルエンザ等対策ホーム特設ページ」
(※2)新型インフルエンザ等対策特別措置法において指定公共機関に定められている事業者様
- こんなお客様にお勧め
●新型インフルエンザ等対策特別措置法において指定公共機関に定められている
●新型インフルエンザ等パンデミック発生時にワクチン製造供給に関わる業務を担っている
●新型インフルエンザ等に関する業務計画は策定したが、社内外の具体的な手順・連携方法等の詳細が決まっていない
●社内外の関係者が多岐にわたるため、プロセスを改善する機会を設けにくい
- サービスのメリット
関係者の危機意識の醸成と、継続的な改善に繋げられます
忘れた頃にやってくる厄災は、関係者の危機意識の維持が大変困難です。しかし、新型インフルエンザ発生時には、指定公共機関は迅速かつ安定したワクチンの製造および供給を実現することが社会的使命です。
当サービスの利用により、普段とは異なる業務フローに関わる全関係者の危機意識を醸成し、継続的な改善につなげられます。
製薬会社、物流会社および官公庁のリスクマネジメントを支援してきた当社だからこそご提供できる実効性の高い取り組みを実現します。
- サービスの特徴
実効性の高い製造供給フロー図を作成します
前述のとおり、新型インフルエンザワクチンの製造においては、通常と異なる業務プロセスが発生し、かつ多くの社内外の関係者の巻き込みが必要になります。
そうした複雑な関係者の製造供給フロー図を作成します。フロー図には時系列の各部署の実施業務や役割分担も網羅されているため、実際の危機発生時にもそのままマニュアルとして機能するレベルを目指します。
関係者が一堂に会するシミュレーションを実施します
フロー図が完成したら、関係者全員が参集のうえ、シミュレーション(演習)を実施します。政府の依頼から始まり、ワクチン企画から治験、製造、供給完了までの流れを体感することで、フロー図の実効性を検証できるだけでなく、関係者全員の危機意識を醸成し、対応力が向上します。
現状の課題を抽出し、対応計画を策定します
シミュレーションで浮き彫りになった課題をもとに、さらなる改善のための対応計画を策定します。各部門での検討事項の漏れや社内外のコミュニケーションにおける課題を整理します。
- サービス概要など
サービス概要
新型インフルエンザ等におけるパンデミックワクチン製造供給フローの策定/改善支援
パンデミックワクチン製造供給シミュレーション実施の支援
対象企業
新型インフルエンザ等対策特別措置法において指定公共機関として指定されているお客様
期間
5カ月~
成果物
体制図、役割一覧表、パンデミックワクチン製造供給フロー図、課題対応一覧
料金
800万円~(費用は支援内容によって変動します)
サービス提供の主な流れは以下の通りです。
ニュートン・コンサルティング株式会社 概要
https://www.newton-consulting.co.jp/
社名 :ニュートン・コンサルティング株式会社
所在地 :東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビルディング5F
設立 :2006年11月13日
資本金 :30,000,000円(2018年12月末現在)
代表者 :代表取締役社長 副島 一也
事業内容:リスクマネジメントに関わるコンサルティング
サポート実績
内閣府、内閣サイバーセキュリティセンター、経済産業省、一般社団法人全国銀行協会、東京ガス株式会社、積水化学工業株式会社、豊田通商株式会社、三菱商事株式会社、ヤフー株式会社、株式会社JTB 他、約1,500社の支援実績を有する