ジボダン社、2019年度第1四半期(1月-3月)の売上高を発表
好調なスタート
ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ピーター・ツィンク)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)の2019年度第1四半期(1月-3月)の売上高が1,525百万スイスフラン(前年同期比16.6%増)となり、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同6.3%増になったと発表しました。
事業部別では、フレーバー事業部の売上高は848百万スイスフラン(前年同期比20.4%増)となり、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同4.3%増となりました。
一方、フレグランス事業部の売上高は677百万スイスフラン(前年同期比12.1%増)となり、 為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同8.7%の増加となりました。
今年度のジボダン社は、プロジェクトのパイプラインと新規ビジネスの獲得(New Win)が高い水準で推移したことにより、順調な業績でスタートを切ることができました。最近買収した企業や事業によってジボダン社の能力が補完されたことにより、天然原料、健康とウェルネス、アクティブビューティ、統合ソリューション等の戦略的重点分野の伸張に加え、各国と各地域のお客様への売上が大幅な伸びを示すなど、すべての製品分野と地域で順調な成長が見られました。今後も、原料費の上昇を補うため、お客様のご理解ご協力のもと、価格改定を進めてまいります。
ジボダン社の2020年に向けての5か年計画は、利益と責任ある成長を通じてさらなる価値を創出することです。5か年計画の最初の3年間の成果を足場に、2020年に向けての5か年計画では、「お客様と共に成長する」、「卓越した商品やサービスの提供」、「成功を共有するためのパートナーシップ」の3つの柱を据えています。この2020年に向けての5か年計画の一環として、ジボダン社は、お客様に魅力的なソリューションを提供するために、既存の能力の補完に的を絞った企業や事業の獲得を通じて価値を創出する取り組みも進めています。2014年度以降、ジボダン社は企業や事業の買収を9件発表しましたが、これらはすべて、2020年に向けての5か年計画における成長のための戦略的な柱に完全に合致したものです。
意欲的な財務目標は、ジボダン社の戦略の基礎となるものです。市場の成長を上回る4-5%の売上高の拡大と、売上高フリーキャッシュフロー比率12-17%を目標に掲げています。この2つの目標値は、5か年計画(2016年-2020年)における平均値です。また、目標値のひとつである配当については、現在の配当水準を維持しています。
ジボダン社について
ジボダン社は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして「engage your senses(あなたの感性を魅了する)」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2018年の売上高は55億スイスフランに上ります。ジボダン社はスイス本社のほかに、145を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で約13,600名を擁しています。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。ジボダン社の詳細は、 https://jp.givaudan.com をご覧ください。