中国のスマートメーター稼働台数が2020年までにおよそ3億8000万台に達する見込み
株式会社グローバル インフォメーションは、Pike Researchが発行した報告書「Smart Grid in China - Smart Meters and Grid Automation Technologies: Development Plans,Policy Trends, Key Industry Players, Market Analysis, and Forecasts (中国のスマートグリッド市場、スマートメーターおよびグリッド自動化技術:開発計画、政策動向、産業における主要企業、市場分析、および予測)」の販売を開始しました。
中国のパワーグリッドは根本的な更新時期を迎えており、スマートグリッドの展開が焦点となっています。この転換における主要要素の一つは、一般家屋向けおよび企業向けのスマートメーター配備を含む、インタラクティブ技術の導入にあります。Pike Research社の新調査レポートによれば、中国におけるスマートメーターの稼働台数は、2012年における1億3900万台から増大を続け、2020年までには3億7700万台にまで達する見込みです。同レポートによればスマートメーターの浸透率はそのときには74パーセントに達することになります。
上級リサーチアナリストのAndy Bae氏は次のように述べています。「中国のスマートグリッド展開は急速な進展を見せています。国有の電力会社であり、他を引き離して市場のトップを走っているThe State Grid Corporation of China (SGCC)社がこの国のスマートグリッド建設の取り組みを支える主要な力となっています。またさらに、2015年までに至る中国の現在の5カ年計画では、数多くの省や都市でスマートグリッドの構築が主要目標の一つとなっています。
同レポートによれば、中国のスマートグリッドで最大の成長を見せるのは送電システムの更新であり、この送電に対する累計投資額は2020年までに720億米ドル以上に達します。中国政府とSGCCはこの国の電力不均衡問題を是正するため、高電圧直流送電および送電網整備に資金を注ぐ意図であることを強調しています。中国は、山岳地帯の多い中国南西部における開発可能な水力発電施設からの電力を、また中国北西部に集中して設置されている風力および太陽光発電設備からの電力を、それぞれ都市圏ならびに農村部に送り込むことを目指しています。
同レポートは中国のスマートグリッド導入計画に関連した数々の事項について総合的に精査・分析を行っており、中国のスマートグリッド開発における市場成長促進要因やビジネスモデル、また技術的課題について詳細な分析を加えています。当レポートは、産業分野ごとに分類した上で40社以上に上る業界の主要企業の企業プロファイルを提供しており、また2020年までに至るスマートグリッド収益およびスマートメーター出荷量の市場予測を示しています。
市場調査レポート: 中国のスマートグリッド市場、スマートメーターおよびグリッド自動化技術:開発計画、政策動向、産業における主要企業、市場分析、および予測
Smart Grid in China - Smart Meters and Grid Automation Technologies: Development Plans,Policy Trends, Key Industry Players, Market Analysis, and Forecasts
http://www.gii.co.jp/report/pike258828-smart-grid-china-smart-meters-grid-automation.html
出版日: 2012年12月31日
発行: Pike Research
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