熊本電力、卒FIT買取の検討開始 全国展開・新料金プランの検討、FIT電源の導入及びSDGs宣言
熊本電力株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:竹元 一真、以下「熊本電力」)は、卒FIT買取の検討を開始し、今秋グループのFIT電源を積極的に導入、全国展開の開始と新料金プランの検討、SDGsへの取り組みを宣言いたしました。
固定価格買取制度(FIT制度)終了後の需要家の方々へ
「固定価格買取制度(FIT制度)」の買取期間が満了するお客様の2019年11月以降の住宅用太陽光発電の買取を行う予定です。具体的な買取価格につきましては精査中です。後日改めてリリースいたします。
また、オール電化の料金プラン、蓄電池導入プランも合わせて検討中です。
売上状況につきまして
電力供給開始以来、着実に売上伸ばし、2019年1月度の単月での売上価格が1億円を突破し、その後も売上を伸ばしております。
今後も、地域最安値と環境価値の向上を両立できるよう、社員一丸となって業務に取り組んで参ります。
熊本県内の太陽光発電所の電源導入につきまして
電力の地産地消の取り組みとしまして、グループ会社で所有・管理している、熊本県内にある太陽光発電施設の約12,600,000kWhの電源を今秋以降順次導入予定です。
今回の電源導入により、電力のFIT電源比率および地産地消比率が全供給量の約32%となります。
今後、その他当社グループ外の熊本県内の電源も積極的に導入していき、数年内に、電力の地産地消比率を100%を実現することを目指します。
供給可能エリアの拡大及び電気料金単価の決定、改定につきまして
熊本電力は2017年4月より九州電力管内と東京電力管内におきまして、電力供給を行っておりましたが、沖縄県を除く全国エリアでの供給を今秋に開始します。
新供給エリアでの具体的な開始時期と電気料金単価は追って近日中にリリースいたします。
SDGs(持続可能な開発目標)への取り組み
SDGsとは、2015年9月に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」のことです。
※SDGsとは2030年までに世界中の貧困を撲滅し持続可能な世界を実現する為、17のゴールと169のターゲットから構成されております。
熊本電力は低炭素社会への移行の実現を目指している中で今回、SDGsに賛同し、地域ベンチャー企業としてサービス、事業活動等におきまして、下記の7つの目標で達成に向けて様々な取り組みを行っていくことを宣言します。
- CO2排出量低減に向けた電力の供給
熊本電力では買取期間の満了した卒FIT電源を今秋に導入予定しております。電力をFITによらない再生可能エネルギーに切り替えていくことにより、CO2排出量を減らし低炭素社会移行に向けて進んで参ります。
- CO2排出量をオフセットへ
熊本電力では、現発電構成におけるCO2排出量の把握に努め、非化石証書の購入などを通し、CO2排出量の削減を行っております。今後はその取組を更に進め、電源構成の変更および非化石証書などの購入により、実質CO2排出量ゼロとしていきます。
- 非喫煙の推進
熊本電力では社員の非喫煙を推進しており、2018年6月から非喫煙者には非喫煙手当を導入しております。今後も社員の働きやすい職場環境作りを目指していきます。
- ペーパーレス化の推進
請求書や提案書等のペーパーレス化をしております。今後も紙面上のやり取りを削減し、環境に配慮した取り組みを行ってまいります。
熊本電力株式会社 概要(2019年5月時点)
(1)商号 : 熊本電力株式会社
(2)主な事業内容: 電力の売買業務および売買の仲介業務
(3)設立年月日 : 2014年3月
(4)本店所在地 : 〒862-0950 熊本県熊本市中央区水前寺6-36-9 県庁東門ビル4F
(5)代表者 : 代表取締役 竹元 一真
(6)資本の額 : 47,100,000円(資本準備金含む)
(7)URL : https://kumamoto-energy.co.jp/