オフセット印刷を凌駕する高画質と毎時3,600枚の高速出力を実現 枚葉型インクジェットデジタルプレス「Jet Press 750S」新発売

7月26日から開催されるIGAS2018に出展

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、インクジェットデジタルプレス「Jet Press」シリーズの新ラインアップとして「Jet Press 750S」を新たに開発しました。今秋に発売を予定しています。「Jet Press 750S」は、商業印刷分野および紙器パッケージ印刷分野向けに、オフセット印刷を凌駕する高画質を実現し、国内外で高い評価を得ている「Jet Press 720S」の特長はそのままに、最新のプリントヘッドやインクの採用により毎時3,600枚という高速出力を可能とした新たなフラッグシップモデルです。なお、7月26日(木)から7月31日(火)まで東京ビッグサイトにて開催されるIGAS2018に「Jet Press750S」を出展いたします。

新ラインアップ「Jet Press 750S」
新ラインアップ「Jet Press 750S」

◆詳細はwebページをご覧下さい。
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1314.html?link=atp

当社は、2011年に商業印刷分野向けにインクジェットデジタルプレス「Jet Press」シリーズを、他に先駆けて世界で提供を開始しました。2014年に発売した「Jet Press 720S」は、菊半サイズ(最大用紙サイズ:750mm×532mm)用紙に1回の走査で描画するシングルパス方式での高速印刷で、毎時2,700枚(A4換算で毎分180枚)という高い生産性を発揮する革新的なデジタルプレスです。プリントヘッドには高精度で安定した吐出を実現する「SAMBA」ヘッド、インクは広色域の水性顔料インク「VIVIDIA」を使用し、用紙上での打滴のにじみを抑える「Rapic(ラピック)技術」(*1)により、さまざまな印刷用紙にシャープで階調豊かな画像を描出します。枚葉型「Jet Press」シリーズでは、日本・欧米を中心に導入が進み、これまでに世界で約150台の導入実績があります。

今回発表する「Jet Press 750S」は、「Jet Press 720S」の優れた基本性能を継承しながら、最新の独自技術を採り入れることにより、生産性をさらに向上させました。プリントヘッドの打滴速度を高速化・高精度化し、新たな乾燥機構の採用により、毎時3,600枚という高速出力を実現。加えて、最大用紙サイズを750mm×585mmに拡大したことで、一般的な書籍のサイズであるB5サイズが一枚に6ページ分印刷できるようになり(*2)生産効率が向上しました。また、印刷用紙をベルトコンベアに密着させ直接熱を与える新たな乾燥機構により消費電力を約10%削減。乾燥装置本体の全長が従来機に比べ70cm短縮したため、設置面積を約15%削減し省スペース化を実現しました。
なお、「IGAS2018」会場において、ブース全体を印刷工場に見立て、前工程から後工程まで一貫した製造工程を「Fujifilm Smart Factory」として提案いたします。その中で「Jet Press 750S」が発揮するパフォーマンスとメリットを、実践的なデモを交えてご紹介します。

富士フイルムは、今後一層普及が進むデジタル印刷市場に対しても、画期的な製品を開発・提供し、世界の印刷産業の発展に貢献していきます。
*1 Rapid Pigment Coagulation Technology の略称。インク中の顔料を高速に凝集させることによって、インクの滲みを防ぎ、高精細な画質再現を可能とする技術。
*2 従来の最大用紙サイズでは、4ページ分を印刷可能。

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