アプリケーションのエコシステム成熟により2017年までにスマートワイヤレスアクセサリー市場の販売数が1億台を突破
株式会社グローバル インフォメーションは、Juniper Researchが発行した報告書「Smart Wireless Accessory Ecosystems - CE, Payments, Fitness & Healthcare 2012-2017 (スマートワイヤレスアクセサリーのエコシステム:家電・ペイメント・フィットネス・ヘルスケア(2012年~2017年))」の販売を開始しました。
Juniper Researchによると、スマートフォンの強みである処理力と駆動性を事業化することにより、アプリケーション対応端末はいくつかの分野において新たなビジネスプロセスを創生することがわかりました。
モバイル決済については、スマートフォンの決済読み取り機が、よりシンプルで利用しやすいサービス提案を通じ、かさばるPOS端末に対抗できます。これにより、Verifoneのようなグローバルプレーヤーの参入を可能とします。
一方、医療分野では、血糖値やその他のバイタルサインをモニタリングするためのアプリケーション対応ハードウェアが、健康上の判断を個人個人の手にゆだね、ひいては医療機関によるモバイル・ヘルス(m-ヘルス)の導入を促進します。
さらに、当レポートでは以下の点に言及しています。
スポーツ用スマートワイヤレスアクセサリは、Nikeなどのグローバルブランドによるイニシアティブや、Jawbone UPなどの小規模な参入受けて、実質的に導入が進んでいる。
大手小売業者は、特に米国では、スマートワイヤレスアクセサリに商品の陳列棚の場所を割いている。
スマートワイヤレスアクセサリ市場の成熟につれ、「Freemium」や「 SaaS」(Software as a Service)といったビジネスモデルが登場している。
当レポートではまた、スマートワイヤレスアクセサリ市場は、決済業者のSquareやiZettle、また、スポーツウェアブランドのNike(運動分野向けにトレーニングセッションのモニタリングをおこなう、様々な装着可能な端末を開発)などのすでに基盤を持つプレーヤーに新規参入の機会を与えていることも述べています。
■主な調査結果
・今後5年間で販売されるスマートワイヤレスアクセサリの量
・今後5年間におけるこれらアクセサリの小売価値
・スマートワイヤレスアクセサリの事業化に当たり採用されるその他のビジネスモデル
・これらの付加収益源によりサービスプロバイダが得られる収益
・もっとも機会の大きい市場
・今後成長を続けるために市場が克服すべき障害
・市場プレーヤー同士の立ち位置
市場調査レポート: スマートワイヤレスアクセサリーのエコシステム:家電・ペイメント・フィットネス・ヘルスケア(2012年~2017年)
Smart Wireless Accessory Ecosystems - CE, Payments, Fitness & Healthcare 2012-2017
http://www.gii.co.jp/report/jp246730-smart-wireless-accessory-ecosystems-ce-payments.html
出版日: 2012年07月
発行: Juniper Research
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