末広がりの“八”にちなんだワインフェスなど　八戸市の「88歳」を記念したイベント開催

2017-05-26 11:30

青森県八戸市(はちのへし)は、2017年5月1日に市制施行88周年を迎えました。「8」が並ぶこの年に、市民の皆様とともに「8」にちなんだ記念イベントを開催し、八戸市をお祝いします。

末広がりの「八」

通常、自治体の周年記念事業は、キリの良い10周年単位で行います。しかし、縁起の良い末広がりの数字「八」を名前にもつ八戸市では、市長の発案により、「88周年」にあわせて記念事業を行うこととしました。

八戸市は数字との関わりが深い街です。八戸藩の時代から、表町には十八日町(じゅうはちにちまち)、八日町(ようかまち)、三日町(みっかまち)などがあり、対する裏町は十一日町(じゅういちにちまち)、朔日町(ついたちまち)、六日町(むいかまち)などがあります。表町と裏町の町名の数字を合わせると下一桁が陰陽道で縁起のよいとされる「九」になり、町の繁栄と発展の願いをこめたものと考えられています。なお、これらの町名は今も残っています。

「8」にちなんだ記念事業

5月には八戸ワインフェスが行われます。こちらは、「8」にちなみ、1988年産のワインを抽選で振る舞います。さらには、7月・8月に史跡根城(ねじょう)と島守をそれぞれ8か所ずつ巡るスタンプラリー、8月5日に観光遊覧船や屋形船などに乗って八戸みなと88カ所を見学する無料港湾見学会を開催いたします。このほかにも、市が主催するものから市民・事業者が実施するものまでさまざまなイベントを予定しています。