「結婚指輪の最適な着け心地」を提案　 “フィット率”“むくみ率”という新しい概念で「着け心地」をデータ解析する『入籍指輪(R)システム』を開発

2022-12-23 09:30

婚約指輪、結婚指輪の鍛造オーダーメイドブランド『TANZO.』を運営する鍛造指輪株式会社(R)(本社：東京都中央区)は、“リングフィット率”と“指のむくみ率“で最適な指輪の着け心地をデータ解析する『入籍指輪システム』を開発し、特許申請いたしました。

結婚指輪購入にあたって現状の問題点

結婚指輪は一生身に着けていく指輪であるにもかかわらず、サイズの決定方法は宝石店にてサイズリングゲージで一度測るという単純なものとなっており、形状・幅・厚みに関しても、その場での好みという理由だけで決定しています。
実際、お客様は注文時に一瞬の着け心地だけを試し、「このサイズで合っているのか、むくんだ時の着け心地はこれで大丈夫なのか」という不安を抱えたまま注文します。最終的に、お受け取りしてから「サイズが合っていなく指が痛くてつらい」・「着け心地が悪くて着けなくなった」・「形状や幅が似合っていない」という声を数多くお聞きします。それらの原因は以下の通りです。

指の状態は朝、昼、晩で変わる
飲酒、飲食、体調でむくむ
幅、インサイドの形状により着け心地が変わる
厚み、アウトサイドの形状により接する指(中指、小指)に当たる
店舗では高揚とした気分で試着するも、家で落ち着いて試着するとイメージが違う。

そこで、TANZO.が開発したのが、入籍指輪システムです。

真の“着け心地”を追求した入籍指輪システム

結婚指輪を購入する方のうち、指輪自体をつけることが初めての方の割合は高く、指輪のサイズや着け心地をその場の一瞬で決めてしまい後悔されてしまう方が数多くいらっしゃいます。「着け心地を試して決めることが出来たらよかったのに・・。」そう言ったお客様の声から開発されたのが『入籍指輪システム』です。
まず、本番の結婚指輪の製造に入る前に本番同様のサイズ、幅、厚み、形状の指輪をシルバーで製作(入籍指輪)して実際に日常生活の中で試していただきます。そのサイズ感や着け心地の感想を反映した結婚指輪を制作するという流れになります。
本当に“着け心地”の良い結婚指輪を手にする為には、『購入する指輪を実際にご本人が日常で試してみる以外ない』ということです。

“フィット率”、“むくみ率”という新しい概念

入籍指輪システムでは、実際にお客様に入籍指輪を日常生活で試していただき、その結果を基に本番の結婚指輪を製造するのですが、お客様から「実際に試してみたが、きつい時とゆるい時があり、本番の結婚指輪をどうしたら良いかわからない」という声を多くいいただきました。前述の通り、人の指は一般的に朝むくみ、夜細い、また疲労度や飲酒によってもむくむことがわかっております。そのむくみの幅は個人差が大きくあり、大きくむくむ人、全くむくまない人などそれぞれです。こういったお客様を客観的に定量分析する為、“むくみ率”、“指輪のフィット率” という概念を取り入れ、数値化いたしました。それらの数値でお客様のタイプを25分類に分け、同じタイプのお客様が過去にどうサイズを変更されていたのかということを、過去の膨大なデータから算出し円グラフで表示することで、最適なサイズ判断を出来るというデータ解析システムが『入籍指輪システム』です。