発売から全国の書店でランキング上位をキープ『ものがわかるということ』(祥伝社)養老孟司さん講演会開催
~4月24日(月)18時30分より、大阪・梅田で養老孟司さんの講演会開催~
2月1日に発売された解剖学者・養老孟司さんの最新エッセイ『ものがわかるということ』(祥伝社)の売れ行きが好調です。発売2カ月を待たずに、7刷6万部と重版を重ね、幅広い年齢層の方に購読いただいています。
本書は、担当編集者の「ものがわかるとは、理解するとはどのような状態のことを指すのでしょうか」という問いに対する「じゃあ説明してみましょうか」といった養老さんとの対話から始まり、丁寧に時間をかけて作られました。
自然や解剖の世界を通して学びわかったこと、脳と心の関係、都市化社会の弊害、頭の中だけで「わかる」ことと体験して「わかる」ことの違い、世間や他人との付き合い方、常識やデータを疑ってみる大切さなど、養老さんがこれまで考え、記してきたことの集大成的な内容になっています。
SNSや読書感想掲示板には「読みやすい内容ながら、考えさせられる」「日々の生活の中でふと立ち止まって読みたくなる」といった多くのコメントが寄せられています。
こういったたくさんの反響をいただき、この度、紀伊國屋書店梅田本店の主催で養老孟司さんの講演会を行う運びとなりました。
『ものがわかるということ』ができたきっかけや、執筆を通して養老さんが伝えたかった「ものがわかるということ」はどのようなことなのか、など本書にまつわるエピソードをお話いただく予定です。また、本に収録しきれなかったテーマや、わかりたかったけど最終的には「わからなかった」という養老さんの気持ちについても伺います。
養老孟司さん講演会概要
■日時:2023年4月24日(月) 18:30 講演開始(18:00開場受付開始)
■場所: 阪急グランドビル26階会議室 1.2.3号室
https://www.hhbm.hankyu-hanshin.co.jp/meeting/grand/access/
■参加方法:チケット1,000円(税込)を紀伊國屋書店梅田本店③番カウンターにて購入(定員:先着140名様)
■お問合せ・ご予約:紀伊國屋書店梅田本店 06-6372-5821 10:00~21:00
【書誌情報】
・書名:ものがわかるということ
・著者:養老孟司
・定価:1,760円(税込)
・仕様:四六判 ソフトカバー
・発売:2023年2月1日
・ISBN:978-4-396-61763-9
・発行:株式会社 祥伝社
【養老孟司さんプロフィール】
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士。解剖学者。1962年、東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年、東京大学医学部教授退官後は、北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。京都国際マンガミュージアム名誉館長。一般社団法人メタバース推進協議会代表理事。
1989年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞受賞。2003年、毎日出版文化特別賞を受賞した『バカの壁』(新潮新書)は450万部を超えるベストセラーに。大の虫好きとして知られ、現在も昆虫採集・標本作成を続けている。