オラクルデータベースで社内サーバーを統合

 日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅 正明)は、株式会社安川電機(本社:福岡県北九州市八幡西区、取締役社長:利島 康司)にオラクルの「Oracle Real Application Clusters」を活用したデータベースシステムを導入したことを発表します。

 日本オラクルはオラクル技術、「Oracle Database」およびオラクルデータベースのクラスタ技術「Oracle Real Application Clusters」を採用した安川電機における、社内サーバー統合の取り組みを支援いたしました。
 安川電機では、2000年から2003年にかけてパッケージソフトの導入やメインフレームからクライアントサーバーへシステムを移行するなど、IT基盤の簡便化や管理コストの削減を目的とした基幹システムの再構築に取り組まれておりました。基幹システム再構築にあたり、パッケージソフト導入に伴った業務とのギャップを埋めるためのアプリケーション開発、メインフレームから移行したアプリケーションが別々のサーバーで稼動するなど、結果として各拠点のサーバーが増加、その削減が次の課題となっておりました。
 その解決策として、オラクル技術「Oracle Database」およびオラクルデータベースのクラスタ技術「Oracle Real Application Clusters」を採用されました。プラットフォームを選ばないオラクル製品の柔軟性により、これまで開発してきたWindows上で稼動するソフトウェア資産やノウハウ、テクノロジーなどの資産を有効に活用できることが採用のポイントとなりました。
 安川電機では2005年の5月には全体でサーバーの数を半数にし、管理コストの削減の実現を目指されています。

 なお、システムの構築については、安川電機の関連会社である、安川情報システム株式会社(本社:福岡県北九州市八幡西区、取締役社長:石松 健男)が実施しました。今回のサーバー統合により、各拠点に配置されていた安川情報システムの技術者は、従来のインフラに関わるサポートから解放され、アプリケーションを重点的にサポートできることになり、利用者へ提供するサービスをより向上させることが可能となりました。

●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウエア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,448名。(2004年5月末日現在)

●「Oracle Database」について 
Oracle Database」は小規模サーバから最大規模のSMPサーバ、クラスタからエンタープライズ・グリッドまで、全ての環境において効率的に実装できるように設計されたデータベース管理ソフトです。自動化されたチューニング・管理機能により、作業の効率化とコスト削減を可能にします。ビジネス上の情報からOLAP、XML文書、空間・位置情報まで、全ての既存データをネイティブで管理し、オンライン・トランザクション処理、ビジネス・インテリジェンス、データウェアハウス、コンテンツ管理アプリケーションなどでの活用を支援します。

■本件に関する報道関係お問い合わせ

日本オラクル株式会社
コーポレートコミュニケーションズ
広報 北川
TEL:03−6238−8180 FAX:03−5213−6990
e-mail:natsuko.kitagawa@oracle.com
プレスルーム URL:http://www.oracle.co.jp/press/

ニュースのシェア:
日本オラクル株式会社
会社の詳しい情報を見る
NC動画生成サービス
Copyright 2006- SOCIALWIRE CO.,LTD. All rights reserved.