「第5回ウェアラブルEXPO」出展報告と来場の御礼
サン電子株式会社(愛知県名古屋市 代表取締役社長:山口 正則 ジャスダック:6736 以下「サン電子」)は、2019年1月16日(水)~18日(金)に東京ビッグサイトで開催された「第5回ウェアラブルEXPO」(主催:リード エグジビション ジャパン株式会社)に出展いたしました。
主催者より3日間を通した来場者数は合計13,748名と発表されており、当社出展ブースについても大変大盛況のうちに終えることができました。ご来場の皆様に、心より御礼申し上げます。
当社出展ブースでは3つの展示コーナーでデモやソリューションをご紹介しておりました。各コーナーでの展示内容について下記のとおりご紹介いたします。
ブース外側では「産業ロボットデモ体験 写真(1)」を展示し、約2,700名と大変多くの方々に体験していただくことができました。産業ロボットデモのシチュエーションは、ロボットの点検作業員がスマートグラスをかけることによって両手がフリーの状態になり、スマートグラスに表示されるロボットの点検箇所を確認しながら作業項目をチェックしていくというものでした。
スマートグラスに表示されるコンテンツが作業の邪魔にならないよう、作業対象物の右隣りに作業項目を並べるなどして実際の作業現場での活用方法を想像できる体験デモになっており、体験いただいたお客様からは「教育ツールに使えそう」、「見え方がとてもきれいなので3Dモデルを確認できるようなマニュアルを作りたい」などのお声をいただきました。
ブース内側では「業務支援アプリケーションデモ体験 写真(2)」を展示し、3日間を通して約1,100名の方々にご体験いただくことができました。業務支援アプリケーションのデモ内容は、チェックリストに沿って作業内容の説明動画を確認し、点検作業中にビデオチャットを使用し遠隔地にいる支援者から指示を受けたり、作業終了後に作業結果の記録を写真で残したり、実際の作業現場におけるAceReal Oneの活用シーンを体験いただくといったものでした。
体験後のお客様からは「遠隔支援やチェックリストを組み合わせた実際の業務をイメージできる具体的な内容を体験できてよかった」、「スマートグラスの使い道に悩んでいたが、求めていたのはこのような機能でした」などの声をいただきました。
また、3日間にわたり、毎日「出展社による製品・技術セミナー 写真(3)」を開催しました。セミナーの中で、製品の仕様・機能や業務改善・課題解決につながった事例などをご紹介し、セミナー後には当社ブースへ大勢の方にお越しいただけました。
メイン通路沿いには「AceRealを使用した利活用事例の展示コーナー 写真(4)」を設置いたしました。株式会社シイエム・シイ様、株式会社Thick One様、株式会社NTTドコモ様が、AceReal Oneを使った特定の業界・分野に特化したソリューションのご紹介をしてくださいました。多くの方に興味を持っていただき、具体的な活用例のイメージができたお客様が多くいらっしゃいました。デモの内容は下記のとおりです。
・株式会社シイエム・シイ様
<展示概要>
現場作業員のUXを考え、最適な操作・表示UIを自社にて企画開発。
作業改善のフィードバックを見据え、遠隔でのやり取りをデータ化し、分析を行なうサービスまでを包括的にデザイン。
<デモ内容>
スマートグラスを装着すると、作業支援者とビデオチャットを行うことが出来ます。
作業者が見ている映像を支援者に共有し、且つ音声通話を行うことで、より正確な作業指示を受けながら作業を行うことが可能となります。
また、支援者からスマートグラスに3Dモデル映像を転送することも可能であり、3Dモデル映像は支援者が拡大縮小回転させることで、その動作をスマートグラス上にも反映可能です。今回は積木を使って、実際の作業支援を体験することができます。 写真(5)(6)
・株式会社Thick One様
<展示概要>
AceReal Oneをデバイスにしたメンテナンス現場業務の支援アプリケーション(開発中)。
<デモ内容>
「スマート é-tag 」は、Wi-Fi環境など通信環境が無い場合でも、AceReal Oneを使用してマニュアル・手順動画を表示することができます。
またその場での点検入力・工程管理・時間管理など行うことで、作業者は手順に沿って作業することができ、OJTにかかる時間を短縮し高度な知識や技術がなくても、作業を進めることが可能になります。
今回のデモではQRコードを見ることで手順動画が表示されます。
QRコードを見続けることがトリガーとなって資料が拡大されるなどの操作が可能です。 写真(7)(8)
・株式会社NTTドコモ様
<展示概要>
NTTドコモ様とサン電子が一体となりビジネスソリューションを創出しており、その一つとして、5GとAceRealを組み合わせたソリューションを検討。
その中で、5GとAceRealを組み合わせることで、今までに無い遠隔作業支援のソリューション創出を検討。
展示では遠隔作業支援の将来ビジョンとドローンの実証実験の紹介。
<デモ内容>
ドローンのカメラ映像を5G経由でAceReal Oneへ表示することで機体目視と映像内容確認の両立を実現します。
AceReal Oneで表示したカメラ映像をPCへ転送します。 写真(9)
【AceReal(エースリアル)とは】
「AceReal」はサン電子が自社開発している「AceReal One」(ARスマートグラス)、「AceReal Apps」(クラウド型業務支援アプリケーション)、「AceReal SDK」(ソフトウェア開発キット)をワンストップで提供するトータルソリューションです。
ARスマートグラス「AceReal One」は、産業用途、屋内外のフィールド作業に最適化されています。
2018年9月より開発者向けモデル「AceReal One Development Kit」(以下 「AceReal One DK」)の販売を開始いたしました。「AceReal One DK」は「AceReal」向けのアプリケーション開発を予定している法人の開発者へ限定したモデルになります。「AceReal SDK」などを利用して、正式販売前に自社利用に限らず業種毎のアプリケーションを開発いただけます。
ARスマートグラス「AceReal One」の特徴
・防塵・防滴(IP54準拠)規格対応
・産業用ヘルメットに装着可能
・外気温40℃の環境でも動作可能
・視界を遮らない設計と鮮明なクリアレンズ
【 サン電子株式会社について 】
社名:サン電子株式会社
本社:〒453-6120 愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番12 グローバルゲート20階
代表:山口 正則
URL: https://www.sun-denshi.co.jp/
情報通信関連事業とエンターテインメント関連事業を2本柱とするIT機器メーカーです。犯罪捜査機器や産業用向けIoTプラットフォーム、エンターテインメント向けの電子基板やゲームコンテンツなどハードウェアとソフトウェアの双方の技術を蓄積しています。これらの技術を活かし、ARなどの最先端技術を活かした高品質なトータルソリューションの提供を目指します。
【 関連URL 】
・AceReal製品紹介サイト
https://acereal.jp/
・本ニュースリリースURL
https://acereal.jp/news/detail/?id=45
・第5回ウェアラブルEXPO主催者サイト
https://www.wearable-expo.jp/ja-jp/about/previous.html
※ 仕様は予告なく変更される場合がございますので予めご了承ください。
※ 「AceReal」はサン電子株式会社の登録商標です。
※ その他、記載されている社名、製品名等は、各社の商標または登録商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
■報道関係各位
サン電子株式会社 経営企画部 担当:菅谷
TEL:052-756-5984 FAX:052-756-5980
■製品お問い合わせ先
サン電子株式会社 AceReal事業部 営業課 担当:尾関
TEL:052-756-5992 FAX:052-756-5998