オラクル、より戦略的人事業務に向けて、人材および人事プロセスの構築を支援
(本資料は米国2018年10月22日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)
Oracle OpenWorld, サンフランシスコ – 2018年10月22日
就職希望者と従業員の高まる期待に企業が応えられるように、オラクルは、人工知能を活用した「Oracle Human Capital Management (HCM) Cloud」の新たなイノベーションとアップデートを発表しました。最新のイノベーションを利用することで、人事部門が、より強力なチームを迅速に創り、従業員の離職率を低下させ、従業員エクスペリエンスを強化できるように、人材と人事プロセスを構築することを支援します。
今日、人材市場は激しく変化し、人材の経験、スキル、キャリアの全体像を把握できるように既存プロセスを見直すことが人事部門に求められています。「Oracle HCM Cloud」の最新版は、各従業員の職責と企業のビジネス目標の間に有意義な整合性を実現できるように人事プロセスを合理化し、従業員エクスペリエンスを強化することでこの課題に対応します。
Oracle HCM Cloudの開発担当シニアバイスプレジデントであるクリス・レオーネ(Chris Leone)は、次のように述べています。「就職希望者と従業員からの要求は常に変化しており、採用コストの上昇と従業員の離職増加の要因となっています。これは企業が今日、直面している最大の課題の1つです。ほとんどの企業がエクスペリエンスを進化させたり、新たに生み出したりするよりも早く、要求は変化し続けており、この定常的な変化に対応するには、人事部門には継続的なイノベーションと適応が求められます。お客様が複雑性を合理化し、最高の従業員エクスペリエンスを提供できるように、オラクルは『Oracle HCM Cloud』が搭載する人工知能と機械学習の最新機能の統合を推進しています。」
「Oracle HCM Cloud」は、変化を続ける従業員およびビジネス環境からの高まる期待に人事部門が応えられるように、従業員ライフサイクル全体にまたがる完全かつ強力なプラットフォームを提供します。「Oracle HCM Cloud」への最新のアップデートは、仕事をよりシンプル、スマート、俊敏にすることに対するオラクルのコミットメントを拡張します。
仕事をよりシンプルに:人工知能と機械学習は、より簡単で親しみ深いユーザー・エクスペリエンスを従業員に提供します。主な新機能は次のとおりです。
・Digital Assistants:人事に関するよくある質問の答えをトレーニングを受けたボットから従業員が迅速かつ容易に得られるようにすることで、従業員のエンゲージメントと満足度を向上させ、同時に人事部門の生産性を改善します。
・モバイル対応:デスクトップ、タブレット、スマートフォンのいずれで仕事を行うかに関係なく、従業員とマネージャーにパーソナライズされた一貫的なエクスペリエンスを提供します。企業は、人事部門がロケーションに基づいてHCM機能へのアクセスを制限できるようにすることで、ユーザー・アクセスの管理を通じて従業員の機密情報を保護できます。
・労働組合向けの対応プロセスを合理化: 組合労働者や労働協約などの代表労働者向けの契約管理を自動化するルールベースのプロセスによって、プロセス、ポリシー、手順を合理化することで、人事部門の生産性を向上させます。
・LinkedIn Recruitingとの統合: LinkedInとの新たな統合は、シームレスかつ効率的な採用担当者エクスペリエンスを提供し、就職希望者のリストアップを合理化します。新たな統合には、自動化された人材リストアップ、就職希望者検索、リファーラル(紹介)の推薦、リクルーターシステム接続が含まれます。
仕事をよりスマートに:強力なAIベースのツールを利用することで、企業は人材管理に対してデータファーストのアプローチを採用し、ビジネス上の判断をよりスマートに、より戦略的に行うことができます。主な新機能は次のとおりです。
・最適な候補者を抽出するBest-Fit-Candidate:受諾の可能性、パフォーマンス予測、推定在職期間などの基準を考慮する標準的なジョブ・プロファイル・マッチをAIに任せることができます。採用部門はその先の業務を行えるようになり、採用サイクルの短縮や、従業員の離職率低下に貢献できます。
・Advanced HCM Controlsによるリスク管理:機械学習を活用してアクセス異常を検出し、セキュリティおよびデータ・プライバシーを強化することで、コンプライアンスに要するコストの削減、不正な支払いの防止、職務分離の向上を図れるようにします。
仕事をより俊敏に:新たなイノベーションは、従業員のコラボレーションの向上、スキルの改善、全プラットフォームにまたがる独自の一貫した企業文化の体験に役立ちます。主な新機能は次のとおりです。
・Strategic Workforce Planning:労働力のプロアクティブな計画と最適化、人材とスキルのギャップの評価、人数とコストについて想定される影響の視覚化、加速するビジネスの変化に対応できる組織の構築を図ることができます。
・My Brand:同僚とのコラボレーションを促進し、メンターが推薦されます。従業員エンゲージメントを強化し、従業員がスキルを磨いて個人的ブランドを構築できるようにします。
・LinkedIn Talentとの新たな統合: LinkedInとの新たな統合により、人材プールの充実、社内流動性の強化、キャリア開発機会の増加を通じて、人事部門が従業員とのエンゲージメントの維持と強化図れるようにします。
・HCM Experience Design Studio:企業文化と整合する従業員エクスペリエンスを創出し、人事部門がIT部門の手を借りずに人事プロセスを構成、パーソナライズ、合理化できるようにすることで、従業員の満足度と人事部門の生産性を向上させます。
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オラクルについて
Oracle Cloudは、ERP、HCM、Customer Experience (CX)を網羅した広範なSaaSアプリケーションに加え、業界最高水準のデータベースを含む Platform as a Service (PaaS)、Infrastructure as a Service (IaaS) を米州、欧州、アジア地域にわたるデータセンターから提供しています。 オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
Oracle OpenWorldについて
「Oracle OpenWorld」は、20年間にわたって開催されている業界で最も重要なビジネスおよびテクノロジー・カンファレンスです。数万人もの来場と、オンライン上では数百万人もの参加者を集め、イノベーションと成長にクラウドを活用する企業への貢献に重点を置き、業界トレンドやテクノロジーが実現するブレークスルーに対する深いインサイトを提供します。
世界の250社以上のパートナー企業およびお客様が数百におよぶデモ、実践ラボ、展示を行う「Oracle OpenWorld」は、クラウド・アプリケーションからクラウド・プラットフォームおよびインフラストラクチャに至る先進のクラウド・テクノロジーの展示の場となっています。登録方法、基調講演やセッションの視聴方法などの詳細については、www.oracle.com/openworld をご参照ください。また、Twitter、Facebookでのディスカッションにもぜひご参加ください。
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