フォロフライ 未来を拓くEVトラック「F1V」 SBSリコーロジスティクスへの納車式を実施
静岡から環境保全に配慮した次世代物流が本格スタート
EVメーカーのフォロフライ株式会社(代表取締役:小間 裕康、本社:京都府京都市)では、ラストワンマイルに適した国内初の1トンクラスEVトラックを自社開発し、国内普及をすすめております。この度、SBSグループ傘下にあり、国内外100拠点以上を有する総合グローバルロジスティクス企業SBSリコーロジスティクス株式会社(代表取締役 社長執行役員:若松 勝久、本社:東京都新宿区)がフォロフライ F1VANを導入、静岡県沼津市にある物流センターにて、9月11日に同社の初号車となる納車式を実施したことをお知らせします。
物流業界の脱炭素化に先駆け、SBSホールディングス(本社・東京都新宿区、鎌田 正彦社長)では、2021年10月にフォロフライのEVトラックを国内初導入、Eコマース向けラストワンマイルの車両として稼働する約2,000台を今後5年を目処にEVに置き換え、協力会社の車両も含めて中期的に1万台程度のEVを導入する計画を発表していました。フォロフライでは第1号車の運用によるSBSグループからのフィードバックに応え、F1シリーズの安全性能や車内装備を向上、この度、運送現場のリアルな要望に対応しアップデートを完了した車両の本格導入がスタートする運びとなりました。
SBSリコーロジスティクス株式会社は、業界に先駆けて使用済みの機器やカートリッジなどを回収・リサイクルする環境保全に配慮した独自のグリーンロジスティクスに取り組んでおり、日本全国をカバーする国内トップレベルの静脈物流ネットワーク網を展開しています。
今回納車されたフォロフライ F1VANは、丸紅株式会社とパナソニック ホールディングス株式会社が設立したEVolity株式会社により提供されるフリートマネジメントサービスの対応車種であり、電池残量や充電状態は元より、今後はパナソニックのテクノロジーを活用した電池劣化診断、劣化予測等をシステム上で一元把握する、より効率的な物流オペレーションが可能になります。納車式ではSBSグループのこうしたサステナビリティに関する取り組みの強化や、環境保全に配慮した次世代物流を本格化する展開について発表されました。
folofly F1シリーズ~商用自動車業界の脱炭素化需要に応えて
フォロフライではスマートフォンのように国内では商品開発や設計に特化し生産を外部委託する「水平分業」スタイルにより、通常の2倍の速度で日本初の積載量1トン級EVトラックF1VとF1Tの開発・販売を実現しました。現在も導入にあたり多くのお問い合わせをいただいている状況ですが、脱炭素化を迫られる商社車のニーズは業種や運搬形態、積荷内容により多岐にわたります。
今後も持続可能な社会の実現に取り組む先進的な企業様と共に、ニーズに対応した車種やサービスの開発を通して、エコノミーとエコロジーを両立させる脱炭素化に貢献して参ります。
folofly沿革
2021年8月 京都大学国際科学イノベーション棟にてフォロフライ株式会社 設立
2021年10月 ファブレス生産による国内初の1トンクラス宅配EV車両のナンバーを取得
2021年10月 EV F1VANの販売開始
2021年10月 SBSホールディングスが当社車両の1万台の導入を発表
2021年11月 JEEとバッテリー交換式設備を共同開発
2022年6月 自社開発2台目となる平ボディタイプ EV F1TRUCKを発表
2022年7月 EV F1VANが環境配慮型先進トラック・バス導入加速事業補助金対象車両に認定
2022年9月 EV F1VANが1トンクラス貨物EVとして国内初の緑ナンバーを取得、運行を開始
2022年9月 EV F1VANが補助金対象車両に認定
2023年1月 シリーズA資金調達完了
2023年6月 F1シリーズに新車種横滑り防止機能、
パーキングロックシステムチャデモ対応を標準装備とした
F1VSとF1VS4、F1TSを発売
2023年6月 三井住友海上が支援する整備工場の全国組織
「アドバンスクラブ」と車両整備における業務提携を開始
2023年7月 自社初となるPDI(Pre-Delivery Inspection)を神戸市で開始
2023年7月 フォロフライ F1シリーズが商用車の電動化促進事業補助金対象車両に認定
会社概要
社名 :フォロフライ株式会社
設立 :2021年8月3日
代表 :代表取締役 小間 裕康
資本金:11億899万円(資本準備金、資本剰余金含)
本社 :京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟
業種 :電気自動車の開発販売及び環境対応型インフラサービスの提供
連絡先:078-891-7117(代表窓口)