魅力も威力もある!動画活用でサイトはもっと素敵になる!
動画の魅力はひとえに「情報量の多さ」と「わかりやすさ」です。例えば料理のレシピは、文章で説明するより動画の方が細かな手順が伝わりやすく、そのまま真似してもらえてわかりやすいですね。または何かを買おうとして商品購入サイトを見ても、自分が知りたい側面の画像が載っていなくてモヤモヤすることが結構あります。動画なら全体の様子を、まさに手に取るように紹介できますね。
動画はあらゆるジャンルで応用が可能。充実した情報提供は、今やホームページ制作において不可欠な要素といえるでしょう。コンテンツにさらなる魅力をプラスしてくれる動画の活用を、ぜひこの機会に検討してはいかがでしょうか。
今や動画の視聴は当たり前!?
「百聞は一見にしかず」が動画の魅力
動画が普及した要因の1つには、不便を感じることなく見られるようになった通信環境の向上があります。回線が高速化したことで動画を見る機会が増え、動画を見ることが一般的になっていった状況を受けて、HTML5の登場とともに導入もしやすくなっていきました。
動画を見られるデバイスが増えたことも大きいですね。スマホやタブレット、パソコンが一般に広まり、幅広い世代の人々が携帯画面をのぞき込んでいる光景は、町中でも普通に見られるようになりました。
これにはYouTubeの人気も大きく関わっています。動画を見ることが当たり前になって、楽しみが増えたといえますね。人々が動画を好意的に受け入れ、日常のワンシーンに視聴している姿がある現状は、動画を活かす絶好のタイミングということができます。
動画制作はエンターテイメント系に限らず、ビジネスの分野でも様々に導入されています。ではその活用のメリットをまとめてみましょう。
(1)情報量が豊富
文章から理解してもらえるのは、書いてある内容+個々にイメージできる付加要素、くらいですね。動画なら音声と映像を通じて、情報を立体的に発信することができます。また文章のように自分で読み進める必要がないので、何かを知ろうとするきっかけとしてのハードルも低いです。
(2)印象に残りやすい
テレビCMで「無意識にフレーズやBGMが頭に残ってしまった」という経験は誰もが持っているでしょう。動画は目と耳から手軽に特徴的なフレーズや音楽を感じてもらえ、印象にも残りやすくなります。ストーリー性があれば、よりイメージを膨らませてもらえる効果もあります。
(3)具体的な情報を伝えられる
オフィスでの仕事ぶりや店舗の雰囲気は、動画なら実際の様子をリアルに伝えることができるはず。また商品説明も、性能や特徴までわかりやすく見せられるので、効果的に紹介することができます。
(4)理解しやすい
手順や段取りを紹介するコンテンツは、文章や写真では伝わり方に限界があります。それを補って余りあるのが動画の存在。細かく伝えられれば、物のサイズ感はもちろん、購入する人に使っている姿をイメージしてもらうこともできる点は大きな利点といえます。
(5)情報が広がりやすい
「拡散されやすい」のも動画の特徴でしょう。フェイスブックやインスタグラムなどSNSとの相互性に優れているので、潜在的なニーズにも届けることが可能になります。
(6)リクルートにも有効
特定の会社に関心があれば、その社内の様子は気になるものです。スタッフの声や職場の状況が動画で発信できれば、さらに具体的に特徴やアピールポイントが訴求できます。
このように、いわば“百聞は一見にしかず”が動画の魅力。いや、実際に自分で一見すれば、たとえ百回聞いたとしても、それ以上の情報がわずかな時間で入手できるスグレモノといえるでしょう。
動画制作で注意すべきポイント
「動画のメリットは自社に必要なものばかり」と感じても、だからといってホームページ制作において動画をあれもこれも組み込めばいいわけではありません。導入には課題もありますから、事前にチェックしておきましょう。
(1)クオリティは大切
動画は魅力や特徴をわかりやすく伝えられるからこそ、クオリティにはこだわるべきです。作りがいい加減だと、正しく情報を理解してもらえないだけでなく、悪い印象を持たれて逆効果になる危険性もあります。
(2)コスト、時間などに注意
当然、新たに動画制作という仕事が増えるので、時間もコストも人件費もかかります。作る目的、内容、予算に応じて、自作するのか制作会社に依頼するのかを検討してみましょう。
ポイントは「端的に、柔軟に、ターゲットを絞って」
動画コンテンツを導入するにあたって、気をつけたい項目は以下のような点になります。ポイントは「端的に、柔軟に、ターゲットを絞って」です。
「端的に」とは内容をきちんとまとめること
動画制作をするとなると、「あれもこれも伝えたい」という思いも出てきます。ただし動画は“長い”のも“情報過多”も禁物。訴えたい要素をまとめ、また途中で再生をやめられることのないように、内容も収録分数もコンパクトに仕上げましょう。
「柔軟に」とはレスポンシブを考慮すること
最近は「レスポンシブデザイン」のサイトが増えています。これはデバイスによって表示を最適化する仕組みで、スマホでネットを見る割合が上がっていることもあり、見る機種に応じたレイアウトにも気を遣う必要があります。SEO対策としても有効です。レスポンシブ化にあたってはデータの重さを考慮しつつ、動画の扱いを検討しましょう。
そして「ターゲットを絞って」
商品なら中心となる対象世代があるはずです。リアクションの高い情報が発信できるよう、イメージ動画か、商品の解説動画かなど、目的に応じて、より直接的に訴えかけられる動画制作を目指しましょう。
様々な方法でサイトの表情を豊かに!
表情の豊かなサイトは、見ているだけでワクワクしますし、情報発信に対する意気込みや真摯な気持ちをうかがうことができます。ここでは、サイトの印象がガラッと変わる、つまり魅力が上がる手法をご紹介します。
(1)ヒーローヘッダーで心をつかむ
ヒーローヘッダーとはページを開いて最初に目にするビジュアルです。企業だとメインイメージだったり、社のキャッチコピーをインパクトのある見せ方で表現していることが多いですね。まさに第一印象を与える大切な場所。動画を活用すれば、会社の雰囲気を感じてもらうことができますし、コンテンツに期待してもらえる可能性も大です。
(2)HTMLで動画を埋め込む
実際に自分たちで動画の埋め込みができれば、臨機応変に対応することができます。ソースコードを書いて埋め込みますが、
(3)動画そのものの「見え方」も変えられます
「アスペクト比」という言葉を聞いたことがありますか?画面の縦横比率を表わしたもので、これまでは「4:3」(ヨコ4対タテ3)が基本でしたが、現在はデジタル化、ワイド画面化で「16:9」が主流になってきています。「16:9」の方が高画質で、より人間の視認性に近いとされていますが、最近「18:9」という比率のスマホが登場してきました。それぞれの比率に向き不向きがあるため、用途によって検討する必要はありそうです。
(4)動画の種類にこだわる
動画と一言でいっても様々な種類があります。もちろん手法もいろいろ。それによって見た人が受ける印象も変わってくるでしょう。
例えば実際のキャストを使って実写したり、アニメで描き出したり。手法もCGやコマ撮りなどアイディア次第で多様な制作が可能です。最近は「インタラクティブ動画」なるものも登場。これは視聴者がクリックなどのアクションをして自主的にコンテンツに加われる仕組みで、学習の教材や、またストーリー仕立てで複数のエンディングが用意されたアミューズメント性の高い販促アイテムとして活用されている例もあります。
企画力を生かして、オリジナリティをきちんと出しながらも、多様なニーズに応えられる動画をぜひ実現してみてください。
動画導入はあくまで「ツール」の1つ。だからこそ…
動画を使ってサイトの印象を変えるべき理由は何でしょう?おそらく自社のコンテンツに好印象を持ってもらいたい、会社のことをよく知ってもらいたいからではないでしょうか。そうした自分たちを表現するアイテムを、今よりもっと良くしようとする取り組みは、サイトに限らず会社自体や社員1人ひとりの魅力をもアップさせていくのでしょうね。
動画はあくまで、サイトを彩るツールの1つです。しかし大きな魅力を加えつつ、そして独自の威力をも発揮できるツールだということができます。
イイ感じのオリジナル動画作ります!