エルクコーポレーションがキヤノンライフケアソリューションズに社名変更、キヤノンMJグループの医療機器事業の営業・保守サービス部門を統合
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、完全子会社である株式会社エルクコーポレーション(社長:松本啓二、以下エルク)の社名を、2012年11月1日付けで「キヤノンライフケアソリューションズ株式会社(以下キヤノンLCS)」に変更します。これに伴い、キヤノンMJグループの医療機器事業の営業・保守サービス部門をキヤノンLCSに統合します。
キヤノンMJグループは、昨年より開始した5カ年計画「長期経営構想フェーズII」の多角化戦略において医療関連事業の拡充を掲げ、2015年に同事業で連結売上高600億円を目指しています。
キヤノンMJは昨年10月に、市場への幅広い営業網と販売力に強みを持つエルクを完全子会社化し、これまでクロスセルによる両社製品の販売拡大を図りながら、協業体制を強化してきました。
このたび、エルクをキヤノンMJグループにおける医療およびヘルスケア関連事業の中核企業にすることを目的に、社名を「キヤノンライフケアソリューションズ株式会社」に変更します。
また、これに伴い、キヤノンMJとキヤノンLCS両社の医療関連事業におけるシナジーの創出を図るため、キヤノンMJの医療機器営業部門と同社の完全子会社であるキヤノンシステムアンドサポート株式会社(社長:芦澤光二)の医療機器保守サービス部門をキヤノンLCSに統合します。
これにより、医療関連事業の営業・保守サービス体制を一本化し、販売から修理、サポートまでの一貫体制を構築することで、営業力の強化と顧客満足度の向上を図ります。
キヤノンLCSは、キヤノン製のデジタルラジオグラフィ、眼科機器、超音波診断装置などの輸入機器、キヤノンLCS製の医療システム、ヘルスケア関連機器など、幅広い製品ラインアップを市場へ提供することで、医療現場における診断技術の向上と診療プロセスの効率化、人々の健康維持・向上に貢献していきます。
<キヤノンライフケアソリューションズ株式会社の概要>
新社名 :キヤノンライフケアソリューションズ株式会社
設立 :1956年5月
事業内容 :医療機器ならびに医療システム、ヘルスケア関連機器、消耗品などの販売、修理・サポート、システム保守など
本社所在地 :大阪府大阪市中央区農人橋1丁目1番22号 大江ビル9階
代表取締役社長:松本啓二
資本金 :25億3300万円
株主 :キヤノンマーケティングジャパン株式会社100%
従業員数 :337名(2011年12月31日現在)
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