<For JAPAN第3弾>株式会社リード・イノベーションの 礒谷 幸始代表取締役のインタビューが2月14日(水)に公開!
絆ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤 宜範)が運営する「For JAPANプロジェクト」では、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。
今回、株式会社リード・イノベーションの礒谷 幸始代表取締役のインタビューが2月14日(水)に公開されました。
「徹底的な自己研鑽が、コンサルタントの信頼を高める」
https://forjapan-project.com/news/1215/
便利な言葉「コンサルティング」
コンサルティングという言葉は、非常に都合の良い便利な言葉です。コンサルティングとは、お客様が抱えている課題を解決に導いて、成功させることです。しかし、現在はコンサルティングと言いながら「問題解決にはこれが必要です、あれも必要です」と商品を売る手法になっているのを多く見かけます。
例えば、「御社の人材採用の問題解決に必要なのは、このシステムです」と求人媒体を売るなどですね。また、コンサルティング会社を名乗ると人材を採用しやすいという傾向もあり、現在は多くのコンサルティング会社が日本中に存在しています。このような会社の問題だけではなく、コンサルティングをする人物、いわゆるコンサルタントと呼ばれる人たちにも多くの課題が見られます。
コンサルティング会社の本来の商品は、コンサルタントです。コンサルティングは、コンサルタントを稼働させクライアントを成功に導くことで報酬を得る仕事なのです。
では、お客様が商品であるコンサルタントを購入するかしないかは、どのように決めるのでしょうか。他の商品と違い、デザインやスペックなどの性能では決められないですよね。そこで、コンサルタントの経歴やどんな会社に所属しているのかなどのバックグラウンドを見て決めることが多いと思いますが、それらの情報が常に正しいとは限りません。このような背景があるため、少なくない数の経営者などがコンサルティングで不快な思いをしていることもあり、ここが現在のコンサルティング業界の問題だと感じています。
良いコンサルタントを育成するためには投資と自己研鑽が必要
では、コンサルタントとしてお客様に選んでもらうには、どんなことが必要でしょうか。
市場で売られているいろいろな商品は、商品開発を経て世に出てきます。その後もバージョンアップのため改良が施され、より良いものを消費者に届けるために企業は努力しています。
コンサルティング会社の商品であるコンサルタントにも、同じことが言えます。例えば、あなたが依頼を検討しているときに2名のコンサルタントがいるとします。
「私は、自己啓発のためにあらゆる本を読んでいます」という人と、「私は、いろいろな方のアドバイスをもらうために顧問を雇い、優秀なコンサルタントをつけたり、いろいろな研修に参加したりして、総額1億円以上は自己投資しています」という人、どちらに仕事をお願いしたいでしょうか。多くの人は後者に仕事を依頼するのではないでしょうか。
コンサルタントを大事な商品だと思うなら、会社がきちんと投資をしなければいけないんです。個人で自己投資をするのには限界があると思いますが、だからといってコンサルタント自身も、自分を開発して磨くための努力を惜しんではいけません。自己投資している金額もそうですし、どんな商品を買い、どんな物を持つのか、その人のすべてでお客様に信頼していただけるかどうかが決まると思っているからです。
欠点を徹底的に分析し、改善していくことで得る信頼
コンサルタントとして、お客様に信頼してもらうための投資に欠かせないことは何だと思いますか。例えば、エアコンなら「今は消費電力が高いから改善しよう」など改善点を洗い出し、改良するので商品はどんどん良くなります。
コンサルタントも同じです。「自分はこんな癖を持っているから、人に良い影響を与えづらい」とわかれば、直すことができます。自分の悪いところ、欠点と向き合うことが必要です。それが自分だけでは難しいので、顧問やコンサルタントを雇い、自分の良くない部分を徹底的に洗い出してもらい、変えていくための投資が必要だと思います。自分をほめてくれるだけの相手は要りません。徹底的に悪いところ、欠点を指摘してくれる存在が必要です。
私の会社も私自身も、多くの経済界の名だたる方々に顧問やコンサルティングをお願いしていますので、投資額は半端な数字ではありません。社員に対しても時間とお金をかけ、個人に合わせた教育をしており、そこがクライアントからの信頼に繋がっていると思います。
普通であれば、有名な大手企業は、従業員15名の帝国データバンクにも載っていないような会社とは取引しないと思います。しかし、現に取引できているのは、私がしている投資や付き合いのある方々、周りの評判など築き上げてきた信頼のおかげだと考えています。
コンサルタント業界の問題にもお金が関係していますから、売上さえ上げられればよいと考えるコンサルタントをゼロにすることは難しいと思います。しかし、クライアントの仕事を成功させ、良いサービスを広め、より良い世の中にしたいと思って仕事をしているコンサルタントがいるのも事実です。 「社会にとって価値があり、ユニークなサービスは何なのか」、また「本当にクライアントを思って仕事をしているコンサルタントなのか」を見極めるのも大事です。それができるようになれば、信頼してコンサルティングを依頼する経営者が増え、より良い社会の実現に繋がっていくのではないでしょうか。
〈会社概要〉
法人名 : 株式会社リード・イノベーション
代表者名 : 礒谷 幸始
企業ホームページ: https://lead-innovation.co.jp/
所在地 : 東京都港区高輪2丁目15−31 高輪グランドパームス1104
事業内容 : 人材・組織開発事業、
経営コンサルティング・ビジネスコーチング事業、
エグゼクティブサーチ・人材紹介事業、
BtoC向けキャリアコーチング事業、
ビジネススクール事業
〈For JAPANプロジェクトとは〉
For JAPANプロジェクトとは、10年後20年後の日本の未来の担い手である20代にむけて、「日本の未来を創る“本質的な気づき”を。」をテーマに様々なコンテンツを通し情報発信を行っています。参画された【50人の社長】というレンズを通して、経験に基づく本質的な考え方や情報を学び、動き出すきっかけを与え“日本の未来を創るプロジェクト”全国放送『For JAPAN -日本の未来がココに-』(BS11)や、YouTubeチャンネル『For JAPAN -日本の未来がココに-』など様々なコンテンツで社長たちが徹底討論。
・番組見逃し配信 : https://youtube.com/playlist?list=PLFv6b8aodEYWpP5pqGBlWMgNZh1pb9NW2
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