ITオートメーション(ITシステム自動運用管理)ソフトウェアのKaseyaが、Release8にバージョンアップ
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:川崎正巳)は、リモートコントロール機能の強化とレポートカスタマイズ機能を強化したKaseya社の基幹ソリューション「Kaseya」の新バージョンを12月3日より提供を開始します。
Kaseya社の基幹ソリューション「Kaseya」は、PCの遠隔操作/サポート、資産管理から、デスクトップポリシーマネジメント、ネットワークマネジメント、データ・バックアップ/復元、アンチウィルス、電源管理にまで及ぶ、システム管理に必要な機能( http://www.kaseya-jp.com/function.html )をすべてオールインワンで揃えたクライアント用運用管理ソリューションです。
Release8では、リモートコントロール機能の強化とレポートカスタマイズ機能が強化されました。
【リモートコントロール機能の強化】
■ターミナル・サーバ・セッション
ターミナルサーバーセッションへのリモートコントロールでは、ユーザーセッションをシャドウとして選択することができます。シャドウとは、管理者がエンドユーザとのコンソールセッションを共有し、利用者への支援を提供できる機能です。この機能を使用するには、サポートされているWindowsマシン上で有効にする必要があります。
■プライベート・リモート・コントロール・セッション
クイックビューに「プライベートリモートコントロール」ボタンが追加されました。プライベートセッションは、管理者がリモートコンソールにアクセスすることなくマシンに接続、ログインして、マシンを制御することを可能にします。同時に同じマシンを使用しているエンドユーザーは、管理者のプライベートセッションを見ることができません。(下図1参照)
■ログ機能拡張
エージェント>エージェントログページにリモートコントロールログが追加されました。Kaseyaのリモートコントロールログオプションは、ライブコネクトの>エージェントデータ>エージェントログページに追加されました。(下図2参照)
■パフォーマンス拡張
・画面ピクセルの解像度をアップし、小さなテキストを読むことも容易になりました。
・セッションごとのCPUと管理者用のRAMのオーバーヘッドを減少しました。
・HiDPI Windowsエンドポイントをサポートしました。
・異なる解像度が設定されている複数モニタの表示をサポートしました。
■ユーザ・インターフェースの拡張
・Kaseyaのリモートコントロールセッションは現在、管理者が接続の品質を決定するのを助けるために、レスポンス待ち時間を表示します。(下図3参照)
・Kaseyaのリモートコントロールセッションは、VSAユーザーによって開始されると、VSAユーザーの名前が、今のリモートコントロールに表示>コントロールマシン>そのマシン用のActive Adminカラムに表示します。(下図4参照)
・Kaseyaのリモートコントロールログオプションは、ライブ接続>エージェントデータ>エージェントログページに追加されました。
■レポート拡張
・リモートコントロールログのレポートパーツは情報センターのレポートとレポートテンプレートの作成に使用することができます。
【レポートカスタマイズ機能の強化】
・カスタムレポート、またはテンプレートに利用可能なイメージとして、画像(PNG、JPG、GIF、BMP)を追加することができるようになりました。アップロードできるイメージファイルのサイズは最大1 MBです。(下図5参照)
・ヘッダーとフッターに、レポートのロゴ/テキスト領域/水平線とスペーサーのツールボックスのコントロールが追加されました。(下図6参照)
・ヘッダーとフッターに、レポートのロゴ/テキスト領域/水平線とスペーサーのツールボックスのコントロールが追加されました。(下図7参照)
<本件に関するお問い合わせ先>
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
バリューアドサービス企画課:03-6719-9778(直通)
情報通信ビジネス企画課:03-6719-9923(直通)
関連URL:
Release8について
http://www.kaseya.com/resources/press-releases/en/pr-20140930-kaseya-release-8
Kaseya Cloud Pro.について
http://cweb.canon.jp/solution/kaseya/lineup/kaseya/index.html
Kaseyaについて
http://www.kaseya.com/