キヤノン初の360°旋回屋外向けモデルや赤外照明搭載モデルなどネットワークカメラ9機種を発売

キヤノンは、ネットワークカメラの新製品として、360°旋回機能を搭載した屋外向けモデルや、0 ルクスの暗闇でも撮影可能な赤外照明搭載モデル、風雨や寒暖の差がある環境下でも使用できる屋外向けドーム型カメラなど9 機種を5 月下旬より順次発売します。
<ネットワークカメラホームページ:http://cweb.canon.jp/webview/index.html

新製品“VB-R11VE”/“VB-R10VE”/“VB-M741LE”は、河川や港湾など風雨を受ける環境下での撮影が可能な、屋外向けの高機能モデルです。従来の屋内向けモデルに加え、屋外向けの新製品が加わることでラインアップが拡充され、これまで以上にさまざまな場所での利用が可能になります。

■ 広域の屋外監視が可能な360°旋回モデル(“VB-R11VE”/“VB-R10VE”)
新製品は360°旋回することで、広域での撮影が可能なことに加え、風雨時やマイナス50℃~55℃の厳しい環境下でも作動する屋外向けモデルです。また、カラー撮影時には0.03 ルクス、ナイトモードでの白黒撮影時には0.002 ルクスというクラス最高水準※2の低照度性能を備えるとともに、光学30 倍ズームレンズを搭載することで、暗い場所でも遠くの被写体を鮮明に捉えることができます。

■ 光源のない場所での撮影が可能な赤外照明搭載モデル(“VB-M741LE”)
赤外照明を搭載し、0 ルクスという光源がない倉庫の中のような場所でも、最長30m 先の対象物を撮影することができます。屋外での使用も可能で、赤外照明を使用しない場合でもカラー撮影時には0.02 ルクス、ナイトモードでの白黒撮影時には0.001 ルクスの星明かりほどの暗い環境下でも撮影できる、クラス最高水準※2 の低照度性能を備えています。

※1 音声入出力端子および外部デバイス入出力端子などを“VB-R11VE”は搭載、“VB-R10VE”は非搭載です。詳しくは製品ホームページをご参照ください。
※2 1.3 メガピクセルに対応したネットワークカメラにおいて。2015 年2 月24 日現在。(キヤノン調べ)

●VB-R11VE
●希望小売価格(税別)62 万円
●発売日 2015年7月上旬
●生産台数 700台/月

●VB-R10VE
●希望小売価格(税別)59 万円
●発売日 2015年7月上旬
●生産台数 1,100台/月

●VB-M741LE
●希望小売価格(税別)23 万円
●発売日 2015年6月下旬
●生産台数 1,100台/月

<VB-R11VE/VB-R10VE/VB-R11 の主な特長>
1.360°旋回機能を搭載
・360°パン(横)方向に旋回し、さらに450°/秒の高速回転を実現。1 台で効率的に広範囲のモニタリングができ、緊急時でもスピーディーに目的の位置へ移動することが可能。
・チルト(縦)方向は180°の移動が可能で、パン・チルトを柔軟に組み合わせた高速な動作により、被写体を逃さずに捉えることが可能。
・撮影位置を最大256 カ所まで登録できる「プリセット」機能を搭載。さらに、5 種類の巡回ルートを設定できる「プリセット巡回」機能を搭載することで、制御操作や調整に掛かる負荷を軽減。また、希望の位置で止める際には、画角ズレを抑え高精度に停止することが可能。

2.風雨や寒暖の差がある環境下でも撮影可能(“VB-R11VE”/“VB-R10VE”)※1
・マイナス50℃~55℃の、寒暖の激しい過酷な環境下においても撮影可能。
・高さ40cm から5kg の物体が落下しても耐えられる「IK10」の基準を達成※2 し、衝撃に対しても一定の耐性を保持。また、粉じんや水流への耐性として「IP66」に準拠※3 し、本格的な防じん・防水構造を採用。河川や港湾などの風雨を受ける場所でも使用することが可能。

※1 “VB-R11”は屋内専用モデルのため対応していません。詳しくは製品ホームページをご参照ください。
※2 「IK」とはCE(ヨーロッパ規格) EN50102 に準じた電子機器に対する外部からの耐衝撃保護に関する規格です。
※3 「IP」とは「IEC(国際電気標準会議)」によって定められている防水・防じんの保護規格です。このうちIP66 は粉じんが内部に侵入しない防じん性能を備えていること、波浪やいかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響がないことを示しています。

3.クラス最高水準※の低照度性能
・1.3 メガピクセルの高感度CMOS センサーなどにより、カラー撮影時には0.03 ルクス、ナイトモードでの白黒撮影時には0.002 ルクスの暗い環境での撮影が可能。犯罪の発生しやすい夜間警備の際に威力を発揮。
・映像のコントラストを最適に調整する「かすみ補正」機能を搭載し、早朝の霧やかすみがかった状況でも鮮明な映像を記録・再生することが可能。

※ 1.3 メガピクセルに対応したネットワークカメラにおいて。2015 年2 月24 日現在。(キヤノン調べ)

4.光学30 倍ズームレンズを搭載
・光学30 倍ズームレンズを搭載。20 倍のデジタルズーム機能と合わせて最大600 倍のズーム倍率で遠方の撮影が可能。
・30 倍の光学ズームでありながら、広角端で58.4°の広い視野角を実現。
・Hi-UD レンズ※の採用や非球面レンズを最適配置することで、色収差や球面収差を良好に補正し、高画質な映像を撮影することが可能。

※ Hi Index Ultra Low Dispersion Lens=屈折率が高い特殊低分散ガラス。

5.異常を検知するクラス最多※1 9 種類の「インテリジェント機能」
・監視中の異常事態を自動で検知し、メールでの通報やメモリーカードへの記録が可能な「インテリジェント機能」を、クラス最多の9 種類(動体検知、置き去り検知、持ち去り検知、いたずら検知、通過検知、侵入検知、自動追尾、音量検知※2、悲鳴検知※2)標準搭載。人の目や耳に頼らない自動化された監視システムを実現し、監視業務の効率化に貢献。

※1 1.3 メガピクセルに対応したネットワークカメラにおいて。2015 年2 月24 日現在。(キヤノン調べ)
※2 “VB-R10VE”には非搭載の機能のため、“VB-R10VE”の「インテリジェント機能」は7 種類です。

●VB-R11
●希望小売価格(税別)52 万円
●発売日 2015年6月下旬
●生産台数 700台/月

<VB-M741LE/VB-M740E※の主な特長>
※ 赤外照明および音声入出力端子、外部デバイス入出力端子を“VB-M741LE は”は搭載、“VB-M740E”は非搭載です。詳しくは製品ホームページをご参照ください。

1.赤外照明を搭載し暗闇での撮影が可能(“VB-M741LE”)
・キヤノンのネットワークカメラとして初めて赤外照明を搭載。光源がない0 ルクスの暗闇においても最長30m 先の対象物を撮影することが可能。
・低照度性能を追求したF1.2(広角端)の大口径レンズと、1.3 メガピクセルの高感度CMOSセンサーなどを搭載することで、クラス最高水準※の低照度性能を実現し、カラー撮影時には0.02 ルクス、ナイトモードでの白黒撮影時には0.001 ルクスの暗い環境での撮影が可能。犯罪の発生しやすい夜間警備の際に威力を発揮。
・映像のコントラストを最適に調整する「かすみ補正」機能を搭載し、早朝の霧やかすみがかった状況でも鮮明な映像を記録・再生することが可能。

※ 1.3 メガピクセルに対応したネットワークカメラにおいて。2015 年2 月24 日現在。(キヤノン調べ)

2.風雨や寒暖の差がある環境下でも撮影可能
・マイナス50℃※~55℃の、寒暖の激しい過酷な環境下においても撮影可能。
・粉じんや水流への耐性として「IP66」に準拠し、本格的な防じん・防水構造を採用。河川や港湾などの風雨を受ける場所でも使用することが可能。

※ VB-M740E はマイナス10℃~55℃まで撮影可能です。

3.全体を見渡して撮影することが可能な広角レンズ
・水平画角113.4°の広角レンズを搭載しているため、空間全体を見渡した映像を記録することが可能。
・光学2.4 倍のズームレンズを搭載。4 倍のデジタルズーム機能と合わせて約10 倍まで拡大した映像監視が可能。
・スーパーUD レンズ※を搭載することで、赤外光と可視光が混合する際に起きやすいフォーカスズレを抑えることが可能。
・高屈折率ガラスの採用とキヤノンの培ってきたガラス加工技術により、超広角化と小型化を両立。

※ Super Ultra Low Dispersion Lens=特殊低分散ガラス。

4.異常を検知する8 種類の「インテリジェント機能」
・監視中の異常事態を自動で検知し、メールでの通報やメモリーカードへの記録が可能な「インテリジェント機能」を、“VB-M741LE”は8 種類(動体検知、置き去り検知、持ち去り検知、いたずら検知、通過検知、侵入検知、音量検知※、悲鳴検知※)標準搭載。人の目や耳に頼らない自動化された監視システムを実現し、監視業務の効率化に貢献。

※ “VB-M740E”には非搭載の機能のため、“VB-M740E”の「インテリジェント機能」は6 種類です。

●VB-M740E
●希望小売価格(税別)18 万円
●発売日 2015年6月下旬
●生産台数 2,600台/月

<VB-M641VE/VB-M640VE※/VB-M641V/VB-M640V※の主な特長>
※ 音声入出力端子および、外部デバイス入出力端子などを“VB-M641VE”/“VB-M641V”は搭載、“VB-M640VE”/“VB-M640V” は非搭載です。詳しくは製品ホームページをご参照ください。

1.風雨や寒暖の差がある環境下でも撮影可能(“VB-M641VE”/“VB-M640VE”)※1
・マイナス40℃※2~55℃の、寒暖の激しい過酷な環境下においても撮影可能。
・高さ40cm から5kg の物体が落下しても耐えられる「IK10」の基準を達成し、衝撃に対しても一定の耐性を保持。また、粉じんや水流への耐性として「IP66」に準拠し、本格的な防じん・防水構造を採用。河川や港湾などの風雨を受ける場所でも使用することが可能。

※1 “VB-M641V”/“VB-M640V”は屋内専用モデルのため対応していません。詳しくは製品ホームページをご参照ください。
※2 “VB-M641VE”で電源にAC24V を使用、ヒーター装着時のみ。その他の電源およびヒーター非装着時はマイナス10℃~55℃。

2.全体を見渡して撮影することが可能な広角レンズ
・水平画角111.5°の広角レンズを搭載しているため、空間全体を見渡した映像を記録することが可能。
・光学2.4 倍のズームレンズを搭載。4 倍のデジタルズーム機能と合わせて約10 倍まで拡大した映像監視が可能。
・スーパーUD レンズを搭載することで、赤外光※と可視光が混合する際に起きやすいフォーカスズレを抑えることが可能。
・高屈折率ガラスの採用とキヤノンの培ってきたガラス加工技術により、超広角化と小型化を両立。

※ 自然光に含まれる赤外成分の光。

3.クラス最高水準※の低照度性能
・低照度性能を追求したF1.2(広角端)の大口径レンズと、1.3 メガピクセルの高感度CMOSセンサーなどを搭載することで、カラー撮影時には0.02 ルクス、ナイトモードでの白黒撮影時には0.001 ルクスの暗い環境での撮影が可能。犯罪の発生しやすい夜間警備の際に威力を発揮。

・映像のコントラストを最適に調整する「かすみ補正」機能を搭載し、早朝の霧やかすみがかった状況でも鮮明な映像を記録・再生することが可能。

※ 1.3 メガピクセルに対応したネットワークカメラにおいて。2015 年2 月24 日現在。(キヤノン調べ)

4.設置や設定作業の効率化を実現
・カメラの設置時や、画角の変更を要する際に、パソコンから映像を確認しながら画角の調整ができる、キヤノン独自の設置サポート機能「設置PTRZ」を搭載。1 人で画角設定の作業を行うことができ、作業の効率化に貢献。

●VB- M641VE
●希望小売価格(税別)19 万8,000 円
●発売日 2015年6月上旬
●生産台数 1,100台/月

●VB- M640VE
●希望小売価格(税別)17 万8,000 円
●発売日 2015年6月上旬
●生産台数 1,700台/月

●VB- M641V
●希望小売価格(税別)15 万8,000 円
●発売日 2015年5月下旬
●生産台数 1,500台/月

●VB- M640V
●希望小売価格(税別)13 万8,000 円
●発売日 2015年5月下旬
●生産台数 2,200台/月

<ネットワークカメラの市場動向>
2014年のネットワークカメラの市場は、全世界的な防犯意識の高まりやアナログCCTVカメラからの買い替えが進んだことなどにより、世界市場で約4,083億円※1(対前年比約34%増※2)、国内市場で約218億円※1(対前年比約21%増※2)と大幅に市場規模が拡大したとみられます。
2015年も引き続き拡大基調を維持し、世界市場で約5,834億円※1(対前年比約28%増※2)、国内市場で約285億円※1(対前年比約17%増※2)と予想しています。(出典:テクノ・システム・リサーチ社「2014年版ネットワークカメラ市場のマーケティング分析」)

※1 金額は、USドル換算で1ドル当たり2013年:97.6円、2014年:105.9円、2015年:118.45円で計算。製品単価が100ドル未満の「スーパーエントリークラス」を含みます。
※2 USドル換算の伸び率です。

● 本件に関するお問い合わせ先:
キヤノンお客様相談センター
050-555-90074

VB-M741LE
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