抗真菌薬市場は、2017年に108億米ドル規模へ達する見込み
株式会社グローバル インフォメーションは、GBI Researchが発行した報告書「Antifungals Market to 2017 - Generic Erosion of Major Polyenes, Azoles, Allylamines and Echinocandins to Slow Value Growth (世界の抗真菌薬市場(2017年まで):ジェネリック薬品の浸透に伴う成長鈍化)」の販売を開始しました。
世界の抗真菌薬市場は、穏やかな成長率で推移する見通しです。皮膚糸状菌症(白癬)やカンジダ症において、ジェネリック薬品が浸透していることが影響しています。
市場の大半を占めるような独占企業はなく、抗真菌薬市場は細かく断片化されています。
2010年における抗真菌薬の市場規模は94億米ドルでしたが、収益の大部分は、ジェネリック薬品によるもので、ブランド薬品からの収益ではありません。
高い診断率が、同市場の成長をもたらします。現在の診断法には、自己診断、真菌培養、顕微鏡検査、そして酵素免疫測定法(ELISA)がありますが、感度や精度はあまり高くはありません。
ベータグルカン検査やアスペルギルスGM EIA(ガラクトマンナン酵素免疫測定法)の進歩、そして患者意識の向上が、診断率を高め、さらに市場の成長を支えると予想されます。
治療を求める人が増え、診断率が向上することによってのみ、未開市場へ参入することが可能となるのです。
市場調査レポート: 世界の抗真菌薬市場(2017年まで):ジェネリック薬品の浸透に伴う成長鈍化
Antifungals Market to 2017 - Generic Erosion of Major Polyenes, Azoles, Allylamines and Echinocandins to Slow Value Growth
http://www.gii.co.jp/report/gbi227861-antifungals-market-2017-generic-erosion-major.html
出版日 2012年01月
発行: GBI Research
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