日本オラクル、通信業界のネットワーク機能仮想化を支援する新製品「Oracle Communications Applications Orchestrator」を発表

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂)は、通信業界のネットワーク機能仮想化(Network Function Virtualization、以下 NFV)を支援する新製品「Oracle Communications Applications Orchestrator(オラクル・コミュニケーション・アプリケーション・オーケストレータ)」を本日より国内提供開始することを発表します。

NFVは、現在、通信各社が積極的に取り組んでいる次世代の通信基盤のアーキテクチャで、従来、ネットワーク機器として導入していたルーターやゲートウェイ、ファイアウォール、ロードバランサなどを標準のサーバーおよび仮想化技術の活用により実現するものです。NFVを採用することで、通信会社のネットワーク管理におけるコスト削減、新サービス導入の迅速化が可能になるため、業界内において標準化が進められています。

このたび提供開始した「Oracle Communications Applications Orchestrator」は、仮想化された通信基盤の上で展開される通信機能を提供するソフトウェアの導入・稼働状況などのライフサイクルを統合的に行うための管理用ソフトウェアで、通信基盤のNFV対応を支援します。「Oracle Communications Applications Orchestrator」を導入することで、新しいサービスの展開に必要な通信基盤を迅速に確保、展開することが可能になります。これにより、新しいネットワーク・サービスの立ち上げまでの時間を短縮し、通信会社における作業効率化とサービス提供の俊敏性向上を実現します。

「Oracle Communications Applications Orchestrator」は、仮想化された通信機能のライフサイクルを包括的に管理し、新しく追加されるサービスから要求される複雑なネットワーク環境をより簡単に制御することができます。また、通信状態のKPI(Key Perfomance Indicator)を設定し、監視することで、ユーザーの接続要求やネットワークリソースへの要求に適切に対応することが可能です。それぞれの要求に対して、必要な仮想ネットワークリソースの割り当てや展開を自動的に行い、リソースへの要求変更を速やかに実行します。

「Oracle Communications Applications Orchestrator」は、NFV開発において標準的な枠組みを推進する標準化団体「European Telecommunications Standards Institute (ETSI)」が作成したNFVアーキテクチャ標準を採用しています。

●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.comをご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 石川
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

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