【講演情報】第11回 自動車技術に関するCAEフォーラム 2021 オンラインにてAI技術開発を講演
インテグラル・テクノロジー株式会社のAI技術が3次元形状構造物の1次元圧縮による形状認識を可能とする
AIを導入したシミュレーション実験用データ作成技術開発
現在、富岳で行われている飛沫のシミュレーション実験が注目されていますが、
弊社のAI技術は自動車の振動や強度のシミュレーション実験を行うデータ作成において効果的な役割を果たす存在になることを目指しています。
自動車のシミュレーション実験ではモデルのCADデータから形状を認識し、メッシュ生成を行います。また必要に応じてエラー修正を行う為、全工程を人が行うと多大な工数と時間そして人件費を要することとなります。
そこで弊社はこれらの工程の中でも多くの時間やエラーが起きる形状認識の部分をAIに置き換える技術開発に注力することと致しました。開発においては立体認識を行っていた3次元モデルを1枚の面単位で認識できる1次元に落とし込む。その後特徴量の抽出やニューラルネットワークなどを使用して形状認識を行う。
この技術を導入することで【形状認識の高速化】【形状認識の正確性】【お客様自身での形状読込・テスト】を実現。弊社のメッシュ生成ソフトと併用してご使用して頂くことでメッシュエラーの自動修正や自動アセンブリを行い更なる開発時間削減が実現致します。
開発技術の詳細やこれからの課題に関してはCAEフォーラムもしくは弊社HPを是非ご覧ください。
またAI技術を共同開発してくださる会社様も募集中です。
弊社HP:https://integral-technology.co.jp/ja/index.html
お問い合わせ:https://integral-technology.co.jp/ja/comment.html
第11回 自動車技術に関するCAEフォーラム 2021 オンライン
「自動車技術に関するCAEフォーラム」は毎年1,000名を超える自動車エンジニアが技術動向や最新事例、課題やソリューションの知見を獲得する場、また情報交換する場としてご参加いただいております。世代の自動車開発を担う自動車エンジニア・研究者・関連業界や関連機関に対して、これからのCAE技術の課題と可能性、そして技術者教育について、オンラインLIVE配信を活用し共有いたします。
開発期間の短縮や試験コストの削減、さらには設計品質や安全性の向上などCAEに課せられた役割や課題は多岐に渡ります。また、自動運転を含むADAS(先進運転支援システム)の研究・開発の本格化や電動化の潮流の中で、自動車業界とIT業界の連携やデジタル技術の利活用が鍵を握り、これまで以上に技術者に求められるものが多くなってきています。本フォーラムでは、100年に一度と言われる自動車の大変革時代の只中における自動車CAE技術を6つのテーマカテゴリーを設け、自動車メーカー・サプライヤー・CAEベンダー・学会からそれぞれの切り口で、事例や知見をご紹介していただきます。
出典:https://academy.impress.co.jp/event/cae202102/
インテグラル・テクノロジー株式会社とは
インテグラル・テクノロジー株式会社は2007 年⼤阪に創業致しました。
『豊かな個性と自由な環境の中で独創的な技術を開発し、社会に貢献する』をモットーに自動車会社様を中心に事業を行っています。
弊社ソフトは、シミュレーション実験⽤データ作成ソフトを⼈に代わって⾃動運転致します。PC 画⾯の形状を⾃動で認識し、形状にあった操作を⾏います。操作結果の判定も⾃動で行い、問題があれば修正致します。人の工数を多く必要とせず、シミュレーション作業の90%以上の⼯数割合となるモデリングを 80〜 95%短縮致します。近年では、AI技術を用いたメッシュ生成の開発に取り組んでおり、更なる形状認識・メッシュ生成の高速化に勤しんでいます。
取扱ソフト一覧
LATONA8:中立メッシュ対応ソフト(樹脂部品など)
FORTUNA8:シェルメッシュ対応ソフト(ホワイトボディなど)
FORTUNA8s:ソリッドメッシュ対応ソフト(パワートレインなど)