医療機関の「経営の質」を第三者評価する 「JHQCクオリティクラス認証」、新たに4病院を発表  聖ルチア病院が精神科初、最上位のSクラス認証

公益財団法人 日本生産性本部(東京都千代田区、理事長:前田 和敬)が事務局をつとめる「日本版医療MB賞クオリティクラブ(JHQC)」のクオリティクラス評価委員会(委員長:嶋口 充輝 慶應義塾大学 名誉教授)は、医療機関の『経営の質』を第三者評価する「クオリティクラス認証」病院として、新たに4病院の認証を発表しました。

JHQCは、医療機関の継続的な経営の質向上を促進する会員組織として2009年に設立、同組織内に、組織経営と医療分野における有識者で構成される第三者評価機関「クオリティクラス評価委員会」を設置し、グローバル基準である「日本経営品質賞アセスメント基準」に基づき、病院経営の質の第三者評価・認証を行っています。これまでに延べ11回、累計54病院を認証しています。

今回、最上位であるSクラスを認証された「聖ルチア病院」(福岡県久留米市)は、『患者人権』尊重の経営理念を実現するために、全病棟を「男女混合の開放型」、また「精神科が専門でないドクターを一から育成する」など、業界の常識にとらわれない病院経営を実践し、社会的な要請に応える病院として2017年に社会医療法人に認定されました。本クオリティクラス認証については、2014年にプロフィール認証、2016年にAクラス認証を受ける過程で、病院のマネジメントレベルを徐々に向上させ、「患者満足」「職員満足」「財務結果」を高く達成したことにより、今回、Sクラス認証を取得しました。

この4病院の経営改革の取り組みは、8月30日(金)14:00~17:00、御茶ノ水ソラシティホールにて開催予定の認証式にて、紹介する予定です。

Sクラス認証病院■ ※組織名 五十音順

(1) 社会医療法人 聖ルチア会 聖ルチア病院(福岡県久留米市)
・経営理念実現のため、業界の常識にとらわれない経営を実践
・全病棟「男女混合の開放型」「ドクターを専門外から育成」などの施策
・労働環境改善への積極的な取り組み
・継続的な改革・改善を実施し、高い患者満足・職員満足・財務結果を達成

Aクラス認証病院■

(1) 公益財団法人 宮城厚生協会 坂総合病院(宮城県塩釜市)
・経営悪化を転機に病院の理念から実施施策まで全てを見直し、業績が急向上
・そのために急性期病院ながら顧客に寄りそう、常識にとらわれないやり方に挑戦

プロフィール認証病院■

(1) 社会福祉法人 恩賜財団済生会支部 大阪府済生会千里病院(大阪府吹田市)
(2) 社会福祉法人 恩賜財団済生会支部 福岡県済生会福岡総合病院(福岡県福岡市)

JHQCホームページ: http://www.jhqc.jp


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