ベルク、障がい者就労農園の運営に参画、好循環の地産地消を目指す

2020-10-07 12:00

株式会社ベルク(本社:埼玉県鶴ヶ島市、代表取締役社長:原島 一誠、以下 ベルク)は、地域の障がい者雇用及び地産地消の促進につながる取り組みとして、農業を活用した障がい者雇用のコンサルティング事業を展開する株式会社エスプールプラス(本社:東京都千代田区、社長:和田 一紀)が運営する「わーくはぴねす農園さいたま川越」に参画します。同社が全国で展開する障がい者就労農園では、スーパーマーケットとして初の参画となります。

農園運営の開始に伴い開園式を開催

2020年10月6日、「わーくはぴねす農園さいたま川越(埼玉県川越市)」にて、農園の運営開始に伴い、従業員とそのご家族及び支援員を招いて開園式を開催しました。
開園式では、当社代表取締役社長の原島よりメンバーに対して「ベルクの社名に相応しい地域社会への仕事を皆さんと一緒にできることを嬉しく思っています。健康で楽しくがんばっていきましょう」と激励のメッセージを送りました。
ベルクでは全150区画ある農園のうち12区画を使い、6名の障がい者を雇用(うち1名は来年4月入社)して、ビニールハウス内での養液栽培方法による安全で清潔な野菜作りを行います。運営にあたり、障がい者が安心して働ける環境をサポートするため、ベルクでの管理経験が豊富な社員等を農場長としてを2名配置します。

10月6日に行われた開園式の様子

障がい者の働く意欲と地域のBetter Lifeの好循環につなげる

ベルクは、社名の由来である「Better Life with Community ~地域社会の人々に より充実した生活を~」を企業理念としております。地域社会の一員として、雇用の創出及び地産地消は、食品スーパーマーケットとして大切な役割であり、今回の参画が地域のBetter Lifeの好循環になると考えております。
農園のある川越市内には現在6店舗を展開しており、今回の参画により地域の障がい者の雇用創出だけでなく、栽培し収穫した野菜を店舗に来店するお客様や従業員にお届けすることで地産地消を促進し、地域社会をより豊かにできると考えております。そして、感謝の声を農園で就労する障がい者に届けることで、更なる働く意欲の向上にも繋がると考えております。

ベルク本社で行われた説明会の様子
野菜作りを行う「わーくはぴねす農園さいたま川越」

障がい者雇用率3%の実現へ、2019年には厚生労働大臣表彰を受賞

ベルクでは、現在173名の障がい者を店舗や物流センター等の事業場で雇用しております。障がい者雇用率は約3%で法定雇用率2.2%を大きく上回る水準にあります。2019年には障がい者を積極的に雇用する優良事業所として厚生労働大臣表彰を受賞しており、引き続き障がい者雇用率3%の水準を維持する取り組みを行っていきます。
今回の参画は障がい者雇用率の底上げの側面だけではなく、食を通して地域社会への貢献とSDGsやダイバーシティの推進としての一環でもあります。障がい者の多くが感じている不平等や働きがいの不満を解消していくため、参画により会社全体で障がい者雇用に対する意識を一層高めていきます。また今後は、障がい者特性の理解促進のための農園研修を、管理者向けに開催することも計画しております。

農園運営会社の情報

会社名   :株式会社エスプールプラス
本社所在地 :〒101-0041
       東京都千代田区神田須田町1-25 JR神田万世橋ビル17階
代表者   :社長 執行役員 和田 一紀
事業内容  :障がい者雇用支援事業(障がい者専用の企業向け貸し農園の運営)
現在の農園数:22農園 現在の参画社数(290社)
就労障がい者数:1,700名

農園の情報

正式名称   :ソーシャルファーム わーくはぴねす農園 さいたま川越
所在地    :〒350-1155 埼玉県川越市大字下赤坂 155-1
開設時期   :2020年6月1日
参画社数   :最大13社
区画数    :150区画
障がい者就労人数:最大75名

エスプールプラス

会社概要

会社名  :株式会社ベルク
本社所在地:〒350-2282 埼玉県鶴ヶ島市脚折1646番
代表  者:代表取締役社長 原島 一誠
事業内容 :食品スーパーマーケット・チェーン経営

ベルク
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