京大・宮沢准教授が批判されても伝えたいこと 『ウイルス学者の責任』3/26発売

『ウイルス学者の責任』書影
『ウイルス学者の責任』書影

株式会社PHP 研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022年3月26日に『ウイルス学者の責任』(宮沢孝幸著/税込1078 円)を発売します。本書は、2021年4月に発売されて累計8万部を突破した『京大 おどろきのウイルス学講義』の第2弾です。ウイルス学の専門家である、京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢准教授が、新型コロナウイルスの正体をはじめ、政府が行ってきた自粛要請等のコロナ対策、子どもがワクチンを接種することへの疑問などについて、批判をおそれずに持論を展開します。

前作発売後の批判や誹謗中傷

新型コロナウイルスが日本で感染拡大しはじめた頃、著者の宮沢孝幸氏はSNSでいち早く、「100分の1作戦」など感染対策を呼びかけ注目されました。初の単著となる『京大 おどろきのウイルス学講義』が発売されると、Twitter上では「#おどウイ」という愛称で呼ばれ、緊急事態宣言下の大阪の書店では週間ベストセラー第1位に躍り出たのです。2カ月で6回重版するほど、一躍話題の書となりましたが、その一方で、「SNSやメディアでデマを流す学者」など著者に対する批判や誹謗中傷が寄せられることも多くありました。

♦「100分の1作戦」とは…ウイルス量を100分の1以下にまで落とせば感染しないという考えに基づき、換気、マスク、手洗い、アルコール消毒などの感染症対策を行うこと

ウイルス専門家の『遺書に近いもの』に予約が殺到

批判や誹謗中傷に対し、著者は「ひどく失望したこともありましたが、それでも私はウイルス学の専門家として、声をあげることをやめてはいけない」と強く語り、本書の刊行に至りました。今回の新刊について著者がTwitterで告知したところ、予約が殺到し一時はAmazonランキング書籍総合第1位(2022/2/16付)となりました。このことからも、著者自身が「今回の本は、遺書(批判、告発、人生観、回顧録)に近いもの」と語る最新刊への、注目度の高さがうかがえます。
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本書の構成

第1章 国の過ち
第2章 ワクチンを打てば解決するのか?
第3章 ウイルスRNA混入事件
第4章 今市事件――獣医学者としての責任
第5章 研究者として大切なこと
第6章 私はなぜウイルス研究者になったのか

『ウイルス学者の責任』について

著者

宮沢孝幸(みやざわ・たかゆき)
京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授。1964年東京都生まれ。兵庫県西宮市出身。東京大学農学部畜産獣医学科にて獣医師免許を取得。同大学院で動物由来ウイルスを研究。東大初の飛び級で博士号を取得。大阪大学微生物研究所エマージング感染症研究センター助手、帯広畜産大学畜産学部獣医学科助教授などを経て現職。日本獣医学学会賞、ヤンソン賞を受賞。2020年、新型コロナウイルス感染症の蔓延に対し、「1/100作戦」を提唱して注目を得る。著書に『京大 おどろきのウイルス学講義』(PHP新書)

書誌情報

タイトル:ウイルス学者の責任
著者:宮沢孝幸
定価:1078円(10%税込)
発売日:2022年3月26日
判型:新書判並製
ページ数:240頁
ISBN:978-4-569-85158-7
発行:PHP研究所