インバウンドの回復傾向と宿泊施設の需要に関する調査を実施 ~宿泊客のインバウンド率は9割まで回復! 需要拡大で長期滞在型宿泊施設の客室価格はコロナ前の2倍に~
インバウンドをメインターゲットに京都市内でキッチン・ランドリー付きの長期滞在型宿泊施設の企画・管理・運営事業を行う株式会社レジステイ(本社所在地:京都市下京区、代表取締役:山越 悠登、以下 当社)は、宿泊施設の平均宿泊日数、客室平均単価、宿泊客の出身国の構成比の推移と訪日回数を調査して公開しました。
調査と公開の目的
訪日外国人客数は、昨年10月の水際対策の緩和以降大幅に回復し、キッチン・ランドリー付きの長期滞在型宿泊施設の需要が増加しています。当社は、投資家やインバウンド向け事業者へこの傾向について具体的な情報を提供し周知するため、運営する宿泊施設における客室平均単価、平均宿泊日数、宿泊客の国籍、構成比などを調査し公開することとしました。
調査結果
- 当社の宿泊客における外国人の割合は、2023年7月には95.5%に達する見通し。
宿泊客における外国人比率はこの半年間で堅調に回復しており、2023年7月にはコロナ禍前と同水準に達する見通しです。
※宿泊を開始した月を宿泊月として計算。
- 宿泊数上位5か国の4割以上が訪日リピーター。台湾人は半数が5回以上訪日。
宿泊数上位5か国からの宿泊客の中で訪日リピーター(2回目以上の訪日者)は全体の40%以上を占めており、日本が旅行先として高い評価を受けていることがうかがえます。特に台湾出身の訪日客は、半数が5回以上の訪日経験を持つことがわかりました。このことから、台湾はインバウンド事業において重要な国と位置付けられることが確認できます。
- 宿泊平均単価は増加傾向。2023年7月には2019年同月の約2倍になる見通し。
2023年の客室平均単価は2019年を上回り、増加傾向にあります。2023年7月には、2019年同月の約2倍の価格である31,000円となる見通しです。
- 外国人宿泊客の平均宿泊日数は増加傾向。2023年7月には5泊になる見通し。
平均宿泊日数は2019年には3泊前後で推移していましたが、2023年は増加傾向にあり、7月には5泊に達する見通しです。
上記調査結果3、4より、長期滞在型の客室の需要が増加傾向にあることが確認できます。
当社は今後も、宿泊客のニーズに応えるために、サービスの向上や設備のさらなる充実に取り組んでまいります。
調査項目
(1) 2023年2月1日から2023年7月31日までに宿泊する宿泊客の出身国の構成比とその推移
(2) 2023年7月の宿泊における構成比上位国5カ国出身の宿泊客の通算訪日回数とその構成比
(3) 2023年および2019年の2月から7月における当社の長期滞在型宿泊施設の客室平均単価
(4) 2023年および2019年の2月から7月における当社の長期滞在型宿泊施設の外国人宿泊客の平均宿泊日数
調査対象者
当社宿泊施設の宿泊客
調査方法
調査項目(1)、(4)について:宿泊者名簿、予約データの確認
調査項目(2)について:宿泊客へのアンケート
調査項目(3)について:客室売上/販売客室数(単位:円、税抜で表示)。
会社概要
名称 :株式会社レジステイ
代表者:代表取締役 山越 悠登
所在地:京都市下京区万寿寺中之町78番地
設立 :2016年1月
資本金:1,000万円
株式会社レジステイは、宿泊事業の開業から運営までをトータルにサポートする宿泊施設運営会社。宿泊施設のオペレーション業務を請け負う。
「住むように過ごす」をコンセプトに、インバウンドをターゲットとした宿泊施設「RESI STAY」を京都市内に20箇所展開。