機内Wi-Fiの収益は2015年に15億米ドルを超える見通し

株式会社グローバル インフォメーションは、インスタットが発行した報告書「From Pipe to Platform: Worldwide In-Flight Broadband Providers Redefine Strategy (世界の機内ブロードバンド市場:パイプからプラットフォームへ、機内ブロードバンドプロバイダーの見直し戦略)」の販売を開始しました。

この1年の間に、航空機における機内ブロードバンドの導入数および利用率は上昇しています。新しいプロバイダーの参入によって、来年も市場が成長し続けることは確実です。さらに、これまで米国中心の市場でしたが、欧州でも機内ブロードバンドの導入が広がり、中東でも新しい活動が始まっています。インスタットでは、機内Wi-Fiの収益は2015年には15億米ドルを超えると予測しています。

「航空会社は、機内ブロードバンドを他社との差別化要因として当初は見ていましたが、米国市場において、今では競合上の必要条件として捉えています。」と、シニアアナリストのAmy Cravensは話します。「機内Wi-Fiの将来は、航空会社にその利点を納得させることではなく、Wi-Fiネットワークを利用してより広範囲のサービスをいかに提供するかにかかっています。ホットスポット市場において、Wi-Fi接続は機内市場の単なるコモディティとなり、収益機会はそのサービスや機能にあり、接続自体にはないでしょう。」

■調査結果
・利用率は2010年の平均4%から2011年には7%へと大幅に上昇
・国際市場では、機内ブロードバンドは競合差別化要因としての段階に入ったばかりですが、米国においてと同様に、急速に競合必要条件となるとインスタットは分析しています。
・スマートフォンとタブレットが、接続機器の大半を占めています。
・機内ブロードバンドプロバイダーは、乗客サービス(ビデオ・音声)や運用サービスといった、新たな収益機会をもたらすサービスを提供し始めています。

市場調査レポート: 世界の機内ブロードバンド市場:パイプからプラットフォームへ、機内ブロードバンドプロバイダーの見直し戦略
From Pipe to Platform: Worldwide In-Flight Broadband Providers Redefine Strategy
http://www.gii.co.jp/report/cg216722-from-pipe-platform-worldwide-flight-broadband.html
出版日 2011年10月
発行: In-Stat

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