浜名湖のアサリ復活の鍵を握る海草「アマモ」 見学体験商品販売開始と報道機関向け体験会を開催
公益財団法人 浜松・浜名湖ツーリズムビューローと弁天島遊船組合では、静岡県・浜名湖のアサリ復活の鍵を握る「アマモ」群生の現場をお見せする体験商品を企画、販売開始しました。SDGsの観点で小学生のラーケーションや夏休みの自由研究、ご家族での思い出作りとしても楽しんでいただける内容です。
また、2025年5月27日(火)に報道機関向け体験会を開催します。

1 背景等
かつて浜名湖は、潮干狩りの名所として賑わいを見せていました。しかし、約10年前から「アサリ」が壊滅的に減少し、潮干狩りの中止が続いています。アサリの復活には、貝の住みかとなり“海のゆりかご”と呼ばれる海草「アマモ」の復活が欠かせません。
潮干狩りの遊船業務を担ってきた弁天島遊船組合の間瀬 泰成(ませ やすなり)組合長は、この状況を危惧し、約3年前に浜名湖ネイチャーズという団体を立ち上げ、アマモの種まきや育成などの保全活動を続けてきました。そして2025年4月、弁天島沿岸に約5年ぶりにアマモの群生が確認されました。
この体験商品では、アマモの群生をご自分の目で見るとともに、地元の漁師ガイドの案内で弁天島固有の自然や歴史に触れていただきます。アマモの現状や保全活動をより多くの方に興味関心を持っていただき、浜名湖を次の世代にも多様な生物が生きる場所として受け継ぐための一助となることを期待しています。
2 報道機関向け体験会 概要
■日時 : 2025年5月27日(火) 午前10時から午後12時頃予定
■場所 : 弁天島海浜公園 桟橋付近
(静岡県浜松市中央区舞阪町弁天島3775-2)
■体験会参加申込み: https://forms.gle/Pztn5CK7z2aCLdim8
乗船人数の把握と荒天時等の連絡のため、
5月25日(日)までにお申し込みください。
※荒天時予備日 同年6月1日(日)
午前10時30分から午後12時30分頃予定
■内容 : ・弁天島遊船組合から開催趣旨などご説明します。
・報道機関の皆様も舟で45分間のツアーを体験できます。
(乗船される方は、開始時間までに必ずお越しください)
・浜松・浜名湖観光アンバサダー2名もモニターとして
同時に体験します。
※浜松・浜名湖観光アンバサダーの詳細はこちら
https://hamamatsu-daisuki.net/hamanako-ambassador/
3 体験商品概要
■商品名:「【春夏限定】舟に乗って浜名湖めぐり!
海のゆりかご「アマモ」ってなあに?」
■期間 :~2025年8月31日(日)まで
■時間 :毎日8時~16時の毎時00分から45分間 ※7月5日(土)と一部日程除く
■人数 :毎回2名~10名(1グループ/回)
■料金 :大人2,000円/人、子ども(4歳~小学生)1,000円/人
※すべて税込み
■場所 :弁天島海浜公園(静岡県浜松市中央区舞阪町弁天島3775-2)
■内容 :(1) 船での注意事項を説明し、ライフジャケットを着用して乗船。
(2) 浜名湖を遊覧しながらアマモの説明を行い、
弁天島や湖西市新居町付近のアマモが群生する「アマモ場」を
見学・観察します。
(3) 舞阪町シンボルタワー(赤鳥居)の前に舟を寄せて記念撮影を行い、
弁天島海浜公園の桟橋へ戻ります。
★オプション「無人島“いかり瀬”にて磯遊び」
(追加500円/人、現地支払い)
ライフジャケット・履物・網・バケツの貸し出しも有り、
手ぶらで来ても安心して遊べます。
舞阪町シンボルタワー(赤鳥居)の真下で、記念撮影もできます。
■申込み:「浜松・浜名湖やらまいかツーリズム」(OTA)サイトから5日前までに予約
詳しくはこちら
https://hamamatsuat.hamamatsu-daisuki.net/experience/1941/



4 その他
団体・教育旅行としてアレンジしたプランの催行も検討しています。
