日本オラクル、Linux版「Oracle9i」の対応を強化し、メインフレーム市場に参入
日本オラクル株式会社(本社:千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅正明)は、初の汎用機用Linux対応版データベース製品「Oracle9i Database Release2 for IBM Linux/390」を2003年2月28日に出荷することを発表します。
「Oracle9i Database Release2 for IBM Linux/390」は、メインフレームに搭載されるLinuxディストリビューションで稼動する、はじめてのオラクルデータベース管理ソフトです。「Oracle9i Database Release2 for IBM Linux/390」と、オラクルが提供する最先端のクラスタ技術「Oracle9i Real Application Clusters」を組み合わせることによって、オープンシステム分野のみならず、メインフレームにおいても、これまでになく信頼性の高いシステムを低コストで構築することを可能にします。日本オラクルではこうしたLinux分野への迅速な強化対応により、堅牢で、低コストなITインフラの提供に貢献いたします。
●「Oracle9i Database Release2 for IBM Linux/390」出荷概要
出荷エディション:「Oracle9i Database Release2 Enterprise Edition for IBM Linux/390」、
価格:最小構成で2,000万円より
出荷日:2003年2月28日
提供方法:新日鉄ソリューションズ株式会社による販売およびサポート
「Oracle9i Real Application Clusters」について
世界で圧倒的なシェアを誇るオラクルのデータベース管理ソフトの前バージョン「Oracle8i」から採用された「キャッシュフュージョン」アーキテクチャに基づく新しいデータベース・クラスタリング機能です。従来のデータベース・クラスタリング機能では、サーバ数の増加に従ってサーバあたりの性能に劣化が生じていましたが、この新機能によりサーバ数の増加に対して正比例した性能を確保することができます。「Oracle9i Real Application Clusters」によるサーバの追加は単にシステム全体の性能向上をもたらすだけではなく、単一もしくは複数のサーバの障害が発生しても、残りのサーバで運用が継続できることで信頼性の向上をもたらします。
「Oracle9i Database Release2 for IBM Linux/390」出荷に向けた
新日鉄ソリューションズ株式会社の取り組み
新日鉄ソリューションズ株式会社は「Oracle9i Database Release2 for IBM Linux/390」の出荷を歓迎するとともに、積極的に営業及び技術的サポートをしていきます。
メインフレームの堅牢性とLinuxのオープン性とをあわせ持ちコストパフォーマンスに優れたシステムとして、データベースソリューションにおける新たな選択肢をお客様に提供できることを期待しています。
昨年4月に発表させていただいRACソリューションセンターをはじめ各種取り組みによる経験豊富なSEにより提供しているエンジニアリングサービスとともに、『Unbreakable』な 「Oracle9i」の適用エリアをさらに拡大していきます。
基盤システムプロダクツ事業部
徳田 成美
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 マーケティング本部
コーポレートコミュニケーションズグループ 広報担当 玉川
Tel:03-5213-6144 / Fax:03-5213-6589
e-mail:Takeo.Tamagawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/
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