【症状別!】犬がよく水を飲むようになった。病気の可能性も!?

愛犬が最近沢山お水を飲むようになった場合、様々な病気が隠れているかもしれません…。今回は「愛犬が最近水を沢山飲むようになった」という症状について、考えられる病気を挙げていきます。是非参考にしてください!

最近お水を沢山飲むようになった気がする…と感じたら、他の症状が見られなかった場合でも、できるだけ早く病院へ連れていき検査をしてください。多飲の症状が出る病気の多くは早期発見・早期治療で進行を遅らせる事ができます。

急性腎不全

急性腎不全は、肝機能が急激に低下した場合に発症し、肝臓が正常に働いていないという状態に至ってしまいます。急性腎不全は発症してから数日で命を落としてしまう事もある恐ろしい病気です。

急性腎不全の症状

食欲の低下
元気がなくなった
嘔吐
下痢
多飲・多尿
尿の量が減る
脱水 など…

初期には多飲多尿の症状が見られますが、進行していくと尿の量が少なくなるという症状が現れるため、「回復しているのか?」と勘違いしてしまう方もいらっしゃいますが、尿が出なくなるほど進行してしまっていれば数日で命を落としてしまう可能性が高くなっている状態です。

慢性腎不全

慢性腎不全は、急性腎不全とは異なりゆっくりと病気が進行していく事が特徴で治療をしても肝臓の機能は戻りません。治療は進行を遅らせるために行われるため、早期発見・早期治療が大切です。

慢性腎不全の症状

多飲多尿
食欲の低下
嘔吐
便秘
脱水
貧血
体重の低下 など…

重度の腎不全になると、尿の量が少なくなります。上記でも記載しているとおり、完治は難しく治療により進行を遅らせます。いつもより少し元気が無かったり、嘔吐を繰り返している、お水を沢山飲んでいるというような症状が見られた場合は迷わず病院へ行き検査をしてもらいましょう。

子宮蓄膿症

子宮蓄膿症は、子宮の内膜が厚くなり細菌感染を起こしてしまった場合に子宮に膿が溜まる(排泄される)病気です。感染した細菌が血液に混ざってしまうと急性腎不全になってしまう可能性が高く非常に怖い病気です。

子宮蓄膿症の症状

多飲多尿
外陰部から膿が出ている
外陰部を舐めている
食欲の低下
元気がなくあまり動かない
食欲がなくなる
嘔吐
お腹が膨れている
生理が長期間続く など…

外陰部から膿が出ている場合(開放性子宮蓄膿症)、気づきやすいのですが膿が外に出ない閉塞性子宮蓄膿症は膿が出てこず子宮に溜まっている状態で【生理が長時間続く】【お腹が膨れている】などの少し気付きにくい症状となります。

糖尿病

糖尿病は、多くの場合インスリンの分泌量が減り発症するのですがはっきりとした原因は今だ分かっておりません。糖尿病になると生涯インスリン治療が必要となります。

糖尿病の症状

多飲多尿
食欲が旺盛になる
体重が減る
食欲がなくなる
元気がなくなる
白内障
嘔吐
下痢

糖尿病の初期症状として、多飲多尿と食欲が旺盛になります。しかしどんどん進行していくと反対に食欲がなくなってきます。また、急性糖尿病の場合は白内障を合併する事があります。
糖尿病は発見が遅れた場合、治療を行っても命を落としてしまう可能性が高いため、早期発見・早期治療が進行を遅らせるポイントとなります。

クッシング症候群

クッシング症候群は副腎から分泌されるホルモンが沢山出てしまい体に悪影響を与えてしまう病気です。進行すると皮膚炎・膀胱炎・糖尿病などの病気を併発する可能性があります。

クッシング症候群の症状

多飲多尿
元気がなくなる
散歩に行きたがらない
お腹が膨くれている
脱毛(左右対称)
皮膚の色が黒くなる など…

特に、中・高齢犬に多く見られる病気なので高齢になるにつれて愛犬の体調をこまめにチェックしておくことが早期発見・早期治療のポイントになります。

まとめ

いかがでしたか?愛犬が最近よく水を飲むようになったなぁ…と感じた場合

急性腎不全
慢性腎不全
子宮蓄膿症
糖尿病
クッシング症候群 など…

これらの病気の可能性があるため、一度病院へ行き検査をしてもらう事をおすすめします。
多くの病気は早期発見・早期治療で完治や進行を遅らせる事ができます!少しでも異変に気づいたら迷わず病院へ受診しましょう^^


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