「学び直したい」はスキルアップのチャンス。 長く活躍できる社会人をつくるリカレント教育とは

(執筆:林幸奈)

学生のころは「勉強が面倒だ」と考えていたけれど、最近は「あれが勉強できれば、仕事で役立つのに」と思う。そんな人たちに向けた、大人の学び直しが注目されています。

雇用環境も変わっているため「会社に入って就職すれば終わり」ではなく、その先も働き方を考える必要があります。仕事のスキルアップのため、専門知識を学びたい人が増えているのです。

  

海外では11%の大人が学校で学びなおす

社会人の意識調査において、89%の人が再教育を「受けたい」または「興味がある」と回答しています。
<参考:文部科学省/社会人の学び直しに関する現状等について>

【リカレント教育のメリット】
・学習効率が高い
・勉強に集中できる
・人脈が広がる
・履修証明が出る

海外では、社会に出てから必要なスキルを見極め、大学に入る人は珍しくありません。OECD諸国を見ると25~64歳のうち、大学などの機関で教育を受けている人は平均で11%いるとされます。しかし日本の割合は2017年次に2.4%で、世界的にみて低い割合でした。

   

企業も国から助成金が受けられる?

認定を希望した大学・大学院・短期大学・高等専門学校では、文部科学大臣が認定した、職業実践力育成プログラムがあります。修得できる能力が明確に設定されており、修了証明書も交付されます。令和元年5月時点で、261課程が認定されました。

職業実践力育成プログラムのうち、大学などが希望し、厚生労働大臣の指定を受けたものについては、教育訓練給付金の支給を利用できます。

  

この記事のまとめ

・社会人の大学などによる学び直し「リカレント教育」が注目される
・最先端の技術・専門的な知識を身につけたい人が増えている
・リカレント教育には、スケジュールや費用の問題がある
・国の指定したプログラム・助成金などのサポートが、条件次第で受けられる

【今回のコメンテーターからのご意見】

・小寺 照義(こでら・てるよし)
『【電子書籍版】インド哲学0は今 −アジアの魁によせて−』 の著者。小寺塾代表。

いまの社会において、社会の方向性をよく把握し、よく知ることが必要ではないかと思う。なぜかというと、東洋と西洋の間には今も文明的ギャップが存在しているからである。 アメリカは、ニューヨークの世界貿易センター拠点地にグランド0(ゼロ)の名前を付け、ここは世界の文化と経済の中心とのコンセプトを示した。

しかし、それでは 0(ゼロ)は点という意味であり、それ以外の何も表せないものになる。

  

 

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『SOCIO(ソシオ)』は人間関係、働き方、新しいライフスタイルを軸にしたウェブ記事を提供するメディアです。人の悩みは9割が人間関係。「あの人苦手だな」「あの人がうらやましい」「なんで自分はこうなんだろう」。

社会で多様性(ダイバーシティ)が語られるほど、自己肯定感や個性についての悩みが増えていきます。価値観は人それぞれ。だからこそ、自分も大切にしてほしい。その第一歩が他人の意見に耳を傾けることだと、私たちは考えます。

その先に価値観が変化することもあれば、譲れないモノを見つけることもあるでしょう。様々な悩みを柔軟に解釈し、なりたい自分を目指していこう。

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