日本オラクル、新しいx86サーバー製品群を提供開始
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、執行役社長 最高経営責任者:デレク・エイチ・ウイリアムズ)は、最新の「インテル Xeon プロセッサE5-2600 v2製品ファミリ」を搭載した新しいx86 サーバー製品群である「Sun Server X4」3機種 を本日より提供開始したことを発表します。
今回提供を開始した「Sun Server X4」は、クラスタ環境のデータベース、仮想環境のアプリケーションの実行に適したシステムです。前世代の「Sun Server」と比較して、プロセッサ・コア数とスレッド数が増加したことで、処理能力を35パーセント向上*しています。また、電力効率の高い低電圧DRAMメモリを最大512GB搭載可能なため、節電とパフォーマンスの向上を両立することができます。
- 「Java Platform, Enterprise Edition」準拠のアプリケーションを稼働した場合のベンチマーク結果
http://www.oracle.com/us/solutions/performance-scalability/server-x42-specjenterprise2010-2017756.html
「Sun Server X4」は、最先端のx86サーバーの開発に取り組むオラクルの戦略を実証するものであり、オラクルのエンジニアド・システムだけでなく単体システムにおいてもオラクル・ソフトウェアの基盤として稼働するように設計されています。
「Sun Server X4」を含むオラクルのx86サーバーには、管理ツールも実装されており、企業のシステム管理のコストや複雑さを低減します。主な特長は以下のとおりです:
- オラクルのx86サーバーと「SPARC」サーバーに事前にインストールされている管理ツール「Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM)」は、ローカルおよびリモートで包括的な電源管理、監視、障害検知および通知機能を提供します。
- 保守ツール「Oracle System Assistant」の指示に従って、オラクル認定のハードウェア・ドライバを使用したサーバーの迅速な導入やファームウェアの更新、ハードウェアの設定、オペレーティング・システムのインストールを行うことができます。
- オラクルが開発した冷却システム「Oracle Advanced System Cooling」を搭載し、リモート温度センサーを利用してファンの速度を制御しながら空気の流れを最適化することで、電力効率を高めてコストを低減します。
「Sun Server X4」は追加コストなしに「Oracle Solaris」または「Oracle Linux」を搭載でき、仮想化技術「Oracle VM」も無償で使用可能なため、一体化した導入および運用をサポートします。
●新しい「Sun Server X4」製品群の詳細
「Sun Server X4-2」
・プロセッサ:インテルXeon プロセッサ E5-2600 v2 製品ファミリ最大2個、最大24コア搭載
・最大メモリ:512GBのDDR3 DIMMメモリ搭載
・最大ストレージ容量:9.6TBのディスクまたは3.2TBのフラッシュ
・筐体形状:1ユニット、奥行き737ミリメートル
・最小構成価格:492,499円(税抜き)
・写真:http://japanmediacentre.oracle.com/imagelibrary/detail.aspx?MediaDetailsID=261
「Sun Server X4-2L」
・プロセッサ:インテルXeon プロセッサ E5-2600 v2 製品ファミリ最大2個、最大24コア搭載
・最大メモリ:512GBのDDR3 DIMMメモリ搭載
・最大ストレージ容量:50.4TBのディスクまたは10.4TBのフラッシュ
・筐体形状:2ユニット、奥行き737ミリメートル
・最小構成価格:594,889円(税抜き)
・写真:http://japanmediacentre.oracle.com/imagelibrary/detail.aspx?MediaDetailsID=262
「Sun Blade X4-2B」サーバー・モジュール
・プロセッサ:インテルXeon プロセッサ E5-2600 v2 製品ファミリ最大2個、最大24コア搭載
・最大メモリ:768GBのDDR3 DIMMメモリ搭載
・最大ストレージ容量:4.8TBのディスクまたは1.6TBのフラッシュ
・筐体形状:ブレードシャーシ(「Sun Netra 6000」シャーシに収容)
・最小構成価格:429,023円(税抜き)
・写真:http://japanmediacentre.oracle.com/imagelibrary/detail.aspx?MediaDetailsID=263
●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com をご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
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