【松伯美術館】「松園・松篁・淳之三代展~清らかな世界を想い描く~」を開催します 前期、後期に分けて開催し、展示作品も大きく入れ替えます

 近鉄グループの文化事業である松伯美術館では、平成29年10月1日(日)から平成30年2月4日(日)まで、「松園・松篁・淳之三代展~清らかな世界を想い描く~」を開催します。
 理想の女性像を描き続けた上村松園は、女性の内なる強さや美しさを優美で清澄な世界に描きました。またその子松篁は、鳥や花に対する慈愛に満ちた視線で穏やかで静かな作品を生み出しました。そして多くの鳥に囲まれて日々を過ごす孫の淳之は、四季折々に見せる鳥たちの和やかな世界や、厳しい自然界の宿命を背負いながらも懸命に生きる鳥たちの生きざまを「花鳥画」で美しく描いています。松園、松篁、淳之の三人がそれぞれに清らかな世界を想い描き、観る人をその世界に誘います。本展覧会では、制作の過程を知ることのできる下絵や素描とともに、上村三代にわたる作品をご紹介します。
 なお、本展覧会は、2期に分けて開催し、それぞれテーマ(前期「四季に詠う」、後期「生命の詩」)を設け、展示作品を大幅に入れ替えます。
 また、館長の上村淳之による美術講演会(平成29年10月14日(土)14時~1時間程度)を展示室内にて行います。この機会に上村三代の「清らかな世界」に触れて頂きたいと考えています。

上村淳之「四季花鳥図」
上村松園「楊貴妃」
上村松篁「月夜」
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公益財団法人 松伯美術館
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