PCの盗難・紛失による情報漏えいを「無」にする 「ZENMU for PC 3.2」をリリース
~ZENMUモードとiPhoneの無線接続で利便性を向上~
株式会社ZenmuTech(ゼンムテック、以下、ZenmuTech、代表取締役社長:田口 善一、東京都品川区)は、2017年6月1日より、データの無意味化により「情報の安全」を実現するオープン・セキュリティ インフラストラクチャ「ZENMU(ゼンム)」のPC版「ZENMU for PC」の最新バージョン3.2を販売開始します。
今回のリリースでは、無意味化された分散片の外部ストレージの保管先として、無線で接続されたiPhoneが選択できるようになりました。
業務上の重要な情報が入ったPCを外部へ持ち出すことによる情報漏えいリスクは、改正個人情報保護法の遵守やワークスタイル改革の推進にとって大きな課題です。PCの社外持ち出しを制限せざるを得ないケースも多く、また持ち出しするファイルを暗号化する対策が検討されるも、暗号化漏れや対象とできないデータファイルもあり導入面、運用面の課題となっています。
「ZENMU for PC」は、情報を意味のないデータに変換して分割(無意味化)した上で、分散片をPC内のストレージとUSBメモリやiPhoneなどの外部ストレージに物理的に分散保管することで、PCの紛失や盗難にあって場合にも情報漏えいにならない状態にします。「ZENMU for PC」をインストールしたPCに、分散片が保管された外部ストレージを接続するとPC内の分散片と外部ストレージ内の分散片から、情報を含んだZENMUドライブ(仮想ドライブ)が復元し、ユーザーは情報にアクセスすることができるようになります。
新バージョンでPCとiPhoneを無線接続することで、iPhoneとPCの無線による接続が断たれると、ZENMUドライブ(仮想ドライブ)の利用が制限されます。(*1)
また、従来PCとiPhoneをUSBケーブルで接続する場合に必要だったiTunesのインストールが不要になり、セキュリティポリシーによってiTunesのインストールができなかった企業でも、無線接続でのiPhoneを外部ストレージとして、「ZENMU for PC」の利用が可能となります。
2017年3月27日にリリースした、仮想ドライブが利用できる場合のみ、ユーザーのデスクトップ環境の利用が可能になる「ZENMU for PC」のZENMUモード(*2)と、今回リリースするiPhoneとの無線接続により、ユーザーの利便性と情報セキュリティを両立させ、いつでもどこでも、安心・安全なPCの利用が可能となり、ワークスタイル改革や情報の漏えい対策の推進を強力に支援します。
尚、2017年6月9日(金)に開催されるBox World Tour Tokyo 2017にて、新バージョンのデモをご覧いただけます。
Box World Tour Tokyo 2017の詳細は、こちら http://boxworldtour.jp/
*1 そのままZENMUドライブ(仮想ドライブ)が利用できる設定を行うことも可能です。
*2 ZENMUモードの概要は、こちら http://zenmutech.com/products/zenmu-mode
【ZenmuTechについて】 http://zenmutech.com
ZenmuTechは、ユーザー視点に立って利便性を損なう事なく、あらゆるデバイスコントロールとセキュリティ対策を考慮したクライアント環境やインフラストラクチャを提供しております。
データの無意味化で情報漏えいリスクをゼロにし、従来の暗号化技術では実現できなかった高セキュリティなソリューションを実現する「ZENMU」により、グローバル環境への進展を見据えた上で、革新的な技術力とオープンイノベーションによる創造力により「情報の安全」を提供し、広く社会に貢献します。