日本酒に魅せられ渡辺酒造店に道場破り！アメリカよりサケ・クラフト・ブリュワリーが本場の酒造りを学ぶべく来日

2017-12-06 10:00

岐阜県飛騨市古川町の酒蔵・有限会社渡辺酒造店(所在地：〒509-4234　岐阜県飛騨市古川町壱之町7-7、代表取締役社長：渡邉久憲)では、アメリカでのサケ・クラフト・ブリュワリーの経営者Blake Richardson(以下ブレイク氏)のインターン制度を受け入れ、12月7日(木)より約2週間、蔵人として渡辺酒造店の酒蔵で研修する運びとなりました。
ブレイク氏はアメリカミネソタ州に在住しており、アメリカでサケ・クラフト・ブリュワリーを立ち上げ、蔵人として働いています。日本の酒蔵で蔵人として活躍しているアメリカ人蔵人であるダリル・コディの存在を知り、刺激を受け、コディのいる酒蔵で修行に励みたいという想いからスタートしたプロジェクトです。

ブレイク氏のご紹介

Blake Richardson　アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス市出身、現在47歳。
1995年にミネソタ大学ツインシティー校を卒業後、翌年1996年より日本の専門学校にあたるSiebel Institute of Technologyにて醸造学を2年間学ぶ。さらに2006年から2008年まで、日本酒の伝道師ともいわれるJohn Gauntner氏がディレクターを務めるSake education Councilにて日本酒専門コースを修了。2008年よりミネソタにて酒蔵「moto-i Sake Brewery」を立ち上げ、経営と酒造りを兼任しながら現在に至る。その他、酒蔵と併設した飲食店「moto-i Ramen and Sake House」の経営や、ビール製造所、バーなど数多くの事業を手掛けている。2012年には自社精米機を導入し精米業者としての事業も開始している。これまでに日本に何度か訪れ、全国各地の酒蔵を訪問している。しかしながら、日本の酒蔵で働いた経験はなく、今回の渡辺酒造店でのインターンが初の試みとなる。

ブレイク氏経営のホームページはこちらから
https://www.moto-i.com/

スケジュール

来日期間：2017年12月7日(木)～2017年12月21日(木)
場所　　：有限会社　渡辺酒造店の蔵内
　　　　　飛騨市古川町壱之町7-7
勤務時間：5:30～16:30

渡辺酒造店のこだわり

渡辺酒造店が追い求めるものは「飲んで旨い酒を、熟練の蔵人が愚直に醸す、本道の酒造り」。伝統と手造りを重視し、原材料や醸造技術にとことんこだわり続けている。現在、9代目・渡邉久憲は南部杜氏の協力を得て、創業以来受け継がれた諸白吟醸造りを開花させつつ、酒造り147年目を迎え、さらなる技術研鑚、人材育成、伝統文化の伝承、海外販売にチャレンジしている。

海外コンクール受賞歴(一部)

IWCインターナショナル・ワインチャレンジ　部門首席トロフィー(ロンドン)
全米日本酒鑑評会　金賞(アメリカ)
ワールドワイン・チャンピオンシップ　金賞(アメリカ)
モンドセレクション　国際最高品質賞　最高金賞(ベルギー)
iTQi　国際品質審査会　ダイヤモンド賞(ベルギー)
など日欧米にて50種類以上のコンクールを受賞
URL： http://www.sake-hourai.co.jp/sake_award.html