一般社団法人熱中学園が和歌山県すさみ町の 「ICT・IoT技術でどこでも健康 ワーケーション・ ウェルネスツーリズム促進事業業務委託」事業者に採択

― 6月25日~27日 第1回プログラムに首都圏から11社24人が参加 ―

地方で大人の社会塾、“熱中小学校”を運営している一般社団法人熱中学園(代表理事:堀田 一芙、東京都墨田区)は、和歌山県すさみ町が公募した、国のデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用したワーケーション・ウェルネスツーリズムプログラムの開発・実施業者の、事業受託者として2022年5月23日に採択されました。

このプロジェクトは、コロナ禍、「多様な働き方」が急速に浸透している環境下で、都市部の従業員が、すさみ町の豊かな自然環境の中で、都市部では体験することができないワーケーション・ウェルネスツーリズムの開発、実施を行うものです。

第1回プログラム(2022年6月25日(土)~27日(月)開催予定)の参加者募集を開始しましたが、6月2日現在で首都圏の企業、大学から11社24人の参加申し込みがありました。

地方の大人の社会塾“熱中小学校プロジェクト”には先生として320人の各分野のボランティアが活躍中ですが、当プログラムでは5人の“熱中小学校”教諭に専門分野で担当いただきます。ウェルネス分野を担当する産業医の三宅 琢先生、滞在中のすべての料理を監修、調理する料理研究家の山田 玲子先生、ワーケーション場所となる“すさみ町多世代交流施設 E'cora”の保育所からの再生設計を行った東京理科大学の広谷 純弘教授、紀南の観光をリードする株式会社南紀白浜エアポートの岡田 信一郎社長の協力を得て実施されます。

また、8月後半から、武蔵野美術大学の山崎 和彦教授には、大学の正式授業としてデザインを学ぶ学生グループがすさみ町をモデルにデザイン研修の合宿を行っていただきます。
学生さんの宿泊施設としては現在空き家を改装中です。
委託事業としてはこの他に2023年3月末までに、ワーケーション施設利用状況など情報のデジタル化を行い、主に首都圏で働く方々の参加を通じ、都市部と広域地方の人々を交流人口として登録し、地方における関係人口の創出・拡大を目指す取り組みです。当プログラムは、すさみ町役場の協力の下、すさみ町に移住された企業と共に実施されます。

熱中小学校と熱中学園について

2015年からスタートした「熱中小学校」プロジェクトは、各地自治体と密接に協業しながら、地域に根差した新たな学びとその実践を各地(国内20校、海外1校)で進めています。2022年4月時点で1,000人以上の老若男女が、320人以上のボランティア先生の授業を受け、地方創生の担い手の育成活動をしています。このプロジェクト全体を企画・継続・成長させる為に、2019年3月に一般社団法人熱中学園を設立いたしました。和歌山県には上富田町に紀州くちくまの熱中小学校があり、すさみ町はその広域サテライト校で授業実施中です。

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