観光列車「ひえい」が鉄道友の会「2019年ローレル賞」を受賞!

  叡山電鉄株式会社(本社:京都市左京区、社長:塩山等)の観光列車「ひえい」が、このたび鉄道友の会が選定する「2019年ローレル賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。
  ローレル賞は、日本の鉄道車両の進歩発展に寄与することを目的に、鉄道友の会が毎年1回、前年1月1日から12月31日までの間に日本国内で営業運転を正式に開始した新造および改造車両から、性能、デザイン、製造企画、運用などの諸点に卓越したものがあると認めた車両に与えられる賞で、当社では1998年の900系展望列車「きらら」以来2回目の受賞となります。
  今回受賞した「ひえい」は、京都中心部から八瀬、比叡山を経由し、坂本、びわ湖に至る観光ルート「比叡山・びわ湖<山と水と光の廻廊>」をさらに活性化させ、その道しるべとなるよう2018年3月21日に運行を開始し、多くのお客さまからご好評をいただいております。主に鞍馬線で運行している展望列車「きらら」に引き続き、叡山本線にも新たなデザインの特別料金不要な観光列車を定着させて国内外からのお客さまに対応し、同時に沿線の通勤・通学にも潤いをもたらすなど貢献していることが評価されました。
  詳細は別紙のとおりです。

                                                                                                       以 上

(別紙)
1.「2019年ローレル賞」受賞の概要
(1)受賞車両
叡山電鉄デオ730形「ひえい」
(2)選定理由  
デオ730形「ひえい」は、おもに鞍馬線用の展望車両デオ900形「きらら」に引き続き、叡山本線にも新たなデザインの特別料金不要な観光列車を定着させて国内外からの来訪者に対応し、同時に沿線の通勤通学輸送に潤いをもたらすよう貢献していることから、ローレル賞に選定しました。(鉄道友の会発表資料より)

2.観光列車「ひえい」の概要
(1)愛   称  
ひえい (英文表記)HIEI

愛称の由来

この列車を運行している叡山本線(出町柳駅~八瀬比叡山口駅間)は、1925(大正14)年9月27日、霊峰比叡山への参拝アクセスとして営業を開始しました。以来、観光の足、生活の足として、多くのお客さまにご利用いただいております。
そして現在、京阪グループ全体で取り組んでいる、京都中心部から八瀬、比叡山を経由し、坂本、びわ湖に至る観光ルート「比叡山・びわ湖<山と水と光の廻廊>」をさらに活性化させ、その道しるべとなるよう「ひえい」としました。
(2)運行開始日  2018年3月21日(水・祝)
(3)運行区間  叡山本線 出町柳駅~八瀬比叡山口駅間
      【平   日】19往復
      【土曜・休日】12往復
(4)運 行 日 火曜日を除く毎日(ただし、定期点検時などは長期運休期間が発生します)
(5)運   賃 乗車区間の普通運賃(特別料金は不要です)
      【例】出町柳駅~八瀬比叡山口駅 大人片道260円、小児片道130円
(6)車両の特徴  

外装デザイン

叡山電車の2つの終着点にある「比叡山」と「鞍馬山」の持つ荘厳で神聖な空気感や深淵な歴史、木漏れ日や静寂な空間から感じる大地の気やパワーなど、「神秘的な雰囲気」や「時空を超えたダイナミズム」といったイメージを「楕円」というモチーフで大胆に表現しています。また、側面に配されたストライプは比叡山の山霧をイメージしています。

内装デザイン

 座席にはゆったりとしたバケットシートを採用。お客さま一人ひとりの着席スペースを明確にするとともに座り心地の向上を図っています。
照明には、当社の車両では初めてLEDダウンライトを採用し、今までの当社車両とは違った非日常感を演出しています。

ロゴマーク

Spiritual Energy(スピリチュアル・エナジー)
大地から放出される気のパワーと灯火を抽象化しています。
(7)デザイン  株式会社GKデザイン総研広島
(8)改造工事  川崎重工業株式会社

ひえい
ひえい
ひえい2
ひえい2
ひえい内装
ひえい内装
ひえいロゴ
ひえいロゴ

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