AI英語学習アプリ『マグナとふしぎの少女』を提供するミントフラッグ、シードラウンドでの資金調達を実施

ミントフラッグ株式会社(以下、ミントフラッグ)は本日、既存株主である孫泰蔵氏が率いるMistletoe Japanや弊社代表が創業した日本を代表するヘルスケアテックベンチャーのライフツービッツに加え、プロテニスプレーヤーの西岡良仁選手や実業家でありエンジェル投資家の杉原由佳子氏・杉原章郎氏、一般社団法人FutureEdu代表理事の竹村詠美氏、エンジェル投資家 島田亨氏らを新たな株主として迎え、シードラウンドにおける資金調達を実施いたしました。


2015年の創業以来ミントフラッグは、勉強として扱う従来の日本の英語教育とは一線を画し、英語の習得を通じて”もっと人々が幸せになる”ための学びのデザイン、AIとエンタメを活用したエデュテインメントの開発に注力してきました。ユーザー各個人に最適化し、楽しく効率的に学習効果を高められる『ファンラーニング』という新しい学習メソッドを取り入れた英語学習アプリなどの開発/提供をしています。

今回調達した資金は、AI英語アプリと人間のコーチを効果的に組み合わせた、AI ☓ 人間のハイブリッド型学習サービス『マグナメソッド』を本格展開すべくプロモーションなどに活用していきます。
昨年8月から開始した『マグナメソッド』の会員は、アプリのみを利用していた従来のマグナアプリユーザーの平均と比べて30倍以上のトレーニング量を成果としてあげており、学習ログを活用してAIとコーチが適切なフィードバックを行っていく、マグナメソッドの強みがエビデンスとして現れはじめています。

【ミントフラッグが提供する主なサービス】

▼AI英語学習アプリ『マグナとふしぎの少女』(対応OS:iOS、Android 価格:無料)

本アプリでは、ストーリーやバトルを楽しみ進めていくと、大人から子供まで誰でも英語学習に必要な英語トレーニングがこのアプリ1つで行えます。
AIによる発音チェックや、プレイヤー各個人の英語習熟度に応じて単語やフレーズの出題難易度をAIが自動調整する機能なども備えており、初学者から上級者まで幅広く、英語を楽しみながら学べます。

〈エデュケーショナルコモンズとして、全国の教育機関で無償で利用できる〉

2020年からの新しい英語学習・大学入試にも対応し、2,800個以上の単語と900個以上のフレーズを収録。小学校英語から大学入試までをこのアプリ1つでカバーできる上に、英検等の資格対策にも有効で、アプリユーザーから合格者が続々と出てきています。

▼AI英語学習アプリとコーチングを組み合わせた英語学習法『マグナメソッド』

『マグナメソッド』では、「マグナとふしぎの少女」のAI英会話を含むマグナメソッド会員限定の学習コーナーと、専属英語プロコーチによるマンツーマンコーチングを組み合わせた新しい英語学習法。子供から大人までAI英会話キャラ相手に、自分のペースで好きな時に好きなだけ英会話トレーニングを行いながら、パーソナルコーチが毎週、オンラインで学習のサポートを行います。

料金:5,980円〜(月額/税込)
※年会費:6,000円(税込。データ保管、管理料込)

▼体験型オンライン英会話『マグナパーティ』

『マグナパーティ』は、従来型のテキストの復唱を中心とした英会話ではなく、オンラインでの世界の冒険の中で生徒たちが自分の感情や考えを伝えることを中心とした英会話レッスンです。臆せず英語を話せるようになることを目指し設計されたプログラムです。

料金:9,800円(月額/税込)、入会金:13,000円
対象:小学生


【出資者からのコメント(順不同)】

◆孫泰蔵氏(連続起業家 / 『冒険の書』著者)

私がこのプロジェクトに参加したきっかけは2011年。日本が大きく肩を落としていた時でした。
インターネットに魅せられ生業としている私達にできる事はなんだろうか?誰もが未来に希望を持てる社会にするために、何ができるのだろうか。自問自答を何度も繰り返した後、私たちは希望の光を子どもたちに見出しました。
マグナ・プロジェクトは単なる英語学習ではありません。子どもたちは、世界を自ら変えられる冒険者達です。彼らが、言語の壁をこえ、心の壁を越え、より多く活躍できるような環境を創ること、そしてイノベーションを生み出し、混沌とした世界の社会課題を解決していくことが真のプロジェクトのゴールです。
今回、ミントフラッグの株主に新たな同志をお迎えできたことは大変喜ばしいことです。この共感の輪が、より大きく広がっていくことを心より願っています。

孫泰蔵氏

◆杉原由佳子氏(クリプトメリア株式会社 代表取締役・エンジェル投資家)/ 杉原章郎氏(ぐるなび 代表取締役・楽天グループ株式会社 共同創業者・元楽天社内英語化プロジェクトリーダー)

「AIやアプリを使って英語を話せるようになる」 今はまだそんなことは信じられないかもしれません。楽天創業時も「日本人はインターネットでお買い物なんてしない」と言われたものです。生成AIといった新しいテクノロジー、円安等の社会情勢の変化により、英語・コミュニケーションの領域は、これから大きなイノベーションが起きるだろうと思います。ミントフラッグの片山さん、山中さんが描く、「望めば誰もが英語を話せるように」というビジョンとプロダクトは、利用者の人生を豊かにし、ひいては日本全体を豊かにし、そしてそれは国力にも大きく貢献することと思い、応援させて頂くことに致しました。

杉原由佳子氏、杉原章郎氏

◆西岡良仁選手(プロテニスプレーヤー・テニス日本代表)

今回ミントフラッグ様のチームの一員となれた事をとても嬉しく思っています。
2020年から約2年間片山さんと山中さんとはオンラインを通じて子供達への授業と題してN論を行っていました。その際に沢山の子供達が参加してくれましたが、当時から海外にいく必要性を伝えていました。僕自身も約4年の留学を経て英語をある程度話せる様になりましたが、スタートは本当に身振り手振りでの会話でした。しかしテニスで世界で勝っていくためには英語は必須です。小さい頃から数えきれないほど色んな国に遠征に行きましたが、その際に主に使われる言語は英語であり最低限生きて行くために必要なことでした。そして海外に行く際に英語圏では無い国の子供達がある程度英語を話せるのを見たりしていて、実際にその子達にどうやって勉強しているの?と聞いた事がありますが学校の授業で習って話せる様になったと聞きました。今現在日本の学校教育だけでは、日本の学校教育だけでは英会話の接触量が絶対的に足りず、中々英語を話せる様にはなり難い状況だと思います。しかし今の時代英語を話せる様になる事が確実に将来の可能性を広げて行くと僕は思います。今回ミントフラッグ様が開発中のAIを使った学習アプリは使用する方が楽しみながら英語を勉強する事が出来る事も素晴らしいですが、何より場所を選ばずに英語の学習が出来るという点が素晴らしいと感じました。色んな国を転戦とするアスリートにとっては、とても効率の良い学習が出来ると感じており、子供達以外にも色んなアスリートの様な限られた時間しかない方々も英語のスキルアップを望んでいける様なものだと思います。
今回日本の英語教育を変えて行く様な方々とご一緒できる事をとても幸せに感じており、僕も一緒に英語を勉強していきたいと思っています。

西岡良仁選手

◆竹村詠美氏(一般社団法人FutureEdu代表理事、「新・エリート教育」著者、Peatix.com共同創業者)

英語は世界への扉を開くツールとしての必要性は幅広く認識されているものの、子ども達の日々の生活の中で必要性を感じることは難しいというのが英語教育における大きな課題です。「マグナとふしぎの少女」は、子ども達が共感を瞬時に感じられるキャラクターと物語性を活かすことで、「必要だから取り組む」ではなく「楽しいから学ぶ」を実現する画期的な英語教育アプリ・サービスです。遊び感覚で没頭しているうちに学び、定着していく新しい英語教育として、日本の英語教育の大きな底上げに貢献すると考え今回支援の輪に加わらせて頂きました。

竹村詠美氏

◆福田徹氏(株式会社インスプレース 代表取締役/エバーコネクト株式会社 取締役 東京女子大学非常勤講師 )

ミントフラッグのAI英会話は、エンターテインメントの楽しさと、AIによるスムーズな双方向コミュニケーションを実現し、いつでもどこでも学ぶことができるテクノロジーで、自然に英会話スキルと自信をつけることができ、英語教育を大きく変革すると確信しています。多くの人々が世界へ飛び出せるために、英語に対する心の壁を超え、英語教育のゲームチェンジャーを目指すミントフラッグの姿に共感し、出資させて頂きました。私も毎日アプリで英会話にチャレンジしています。これからもマグナを広げるお手伝いをするマグナアンバサダーとしても応援し続けます。

福田徹氏

◆藤田敬太氏(湯沢市ビジネス支援センター(ゆざわ-Biz)センター長)

学生時代に英語は大の苦手科目で、将来「英語でコミュニケーションをとる」なんて考えてもいなかった私が、仕事で必要にかられて英語を使い始めたのは30歳を過ぎてから。読む・書く・聞く・話すのなかで、最後まで苦労したのが「話す」ことでした。海外で苦労しながら「話す力」を身に着けた今でも、「なんとなく英会話コンプレックス」は心のどこかにまだ残っています。だからこそ「日本人の英語話せない問題に終止符をうつ」というミントフラッグの英語教育に対する使命感に、強烈に共感しました。近い将来、ミントフラッグによって「日本人ってなんでみんな英語が話せるのか」という話題に変わっていることを期待しています。

藤田敬太氏

◆堀越勝氏(国立精神・神経医療研究センター・認知行動療法センター元センター長。 米・ハーバード大学医学部精神科上席研究員。 米・バイオラ大学大学院博士号(Ph.D:臨床心理学)取得。 マサチューセッツ州クリニカル・サイコロジスト)

ある日、電車に乗って周りを見回すと、乗客は居眠りをしているか携帯電話を覗き込んでおり、行儀よくマナーが守られて静かな車内でした。横一列に座る乗客がこぞって四角い窓を覗き込む光景はなかなか異様です。ふと「葦の髄から天井を覗く」という諺が頭に浮かびます。10センチほどの四角い窓から世界を覗き込み、私達は便利になったつもりで、大きな世界を小さくしているのではないか?
待てよ?
ものは考え様で、細い葦の管を広げてレンズを嵌め込み自由自在に動く太い葦があれば、天井はおろか天上を眺めることだって出来る。皆が携帯を通して世界を広げられたら面白い。少しポジティブに考えるだけでも気持ちや気分が変わって自然に顔がほころびます。

ミントフラッグはこちら側にいる会社です。
なぜそれが分かるのでしょうか。実は私はこの会社をずっと覗いて来たからです。

私は長年米国で暮らしていました。そして、帰国してからもずっとメンタルヘルスに関わる研究や治療に携わり、うつや不安に苛まされている方々と対話をしたり、打開策を探したりする仕事をしてきました。そんな歩みの道すがら、ミントフラッグの片山氏と彼のクリエイティブなカンパニー(英語でカンパニーは仲間という意味もあります)に出会いました。10年以上前の事です。そして、うつ病に対する介入アプリなど、様々な問題を抱えた方々にアプリによって介入するプロジェクトに一緒に取り組んで来ました。
その経験から、私はミントフラッグのプロジェクトに参加することを決めました。

仕事柄、分かることとして、人は孤立すると内面の厳しい自分と話し始め(セルフトーク)、うつや不安の虜になります。英語についても同じ事がいえるように思います。恥ずかしい、変に思われると耳元で囁く内面の厳しい自分とどのように対話し、その壁を乗り越えるかが重要です。ミントフラッグが目指しているのは、持ち歩ける英語の先生を提供し、英語の語彙を増やしたり、英語のテストの成績を上げたりすることなのでしょうか。もちろん、それも然りだと思います。しかし、最終的には、皆が孤立しないで、肉声で誰かと話せるように背中を押すことなのではないかと思います。
そうした働きを、私も心から応援したいと思います。

堀越勝氏

◆蟹江絢子氏(東京大学医学部附属病院こころの発達診療部 児童精神科医、VR医療従事者トレーニング・アプリ開発者、国立精神・神経医療研究センター客員研究員 研究者)

不確実で多様化する社会で子どもが自分らしく生き抜いてほしいと児童精神科医や親として考えたときに、「相手を信じて伝える勇気をもつ」「相手の話を理解し愛そうとする」「対話を重ねると何かが作れるのだという自信をもつ」というのが重要だと考えています。
 2018年から中高生に対する認知行動療法というセラピーのアプリケーションを一緒に作ってきた片山さんは、マグナ・プロジェクトで教えたいのは英語ではなく、コミュニケーションや人としてのありかた、夢の叶え方だと言います。
 そしてそれが単なる理想に終わらないように、人々に伴走するAI英語コーチと人間のコーチをクリエイトし、毎日ワクワクしながらマグナに取り組みたくなる仕組みを提供しています。
「マグナのおかげで、夢の叶え方がわかる!」と多くの子どもたちや子どもを育てる方々に言っていただけるサービス作りを支える一員になれましたらありがたいです。また、マグナを広げるお手伝いをするマグナ・アンバサダーとして、日本人の精神性を大事にしながらも、自分の意見をオープンに巧みに伝えられる国際的な感覚も持ち合わせている子どもたちが増えていくための活動の支援もしていきたいです。

蟹江絢子氏

◆島田亨氏(エンジェル投資家、元楽天株式会社 代表取締役副社長、株式会社インテリジェンス共同創業者)

マグナなら今まで英語を諦めていた日本人も、英語を話せるようになるかもしれない。
はじめて片山さん、山中さんにマグナプロジェクトを伺ったのは2023年の初夏であったと思います。その後、毎月のように打ち合わせをするようになり、新たなアイディアやサービス改善について議論してきました。
マグナはこれまでにないアプローチで日本の英語学習者、英会話人口を飛躍的に増やす可能性を秘めたプロジェクトです。二人の情熱と行動力を持ってすれば、これまで何十年と解決できなかった日本の社会課題を解決することができるかもしれない、そんな思いで応援させて頂くこととしました。

島田亨氏

◆ミントフラッグ株式会社 代表 片山崇 & 山中裕斗のコメント

ミントフラッグは創業より孫泰蔵氏の応援のもと【あなたをもっと幸せにする学び】をデザインすべく英語教育に取り組んできました。
単なる1つの試験科目としての英語ではなく、コミュニケーションとしての英語を身につけ、様々な価値観を持つ世界の人々と出会える新しい冒険へと誘なう学びのデザインを。
学習のモチベーションが続かなかったり、語学留学のような高額な投資のため英語を諦めていた人たちにも、AIをはじめとした最新テクノロジーと人間、双方の持つ良さを組み合わせることで、手頃なお値段で英語は手に入れる事ができるようになります。
英語を苦手としている日本人みんなが、英語で意思疎通できるようになることは、個人の幸せだけでなく、日本という国をもっと活気づけることができると信じ、日々サービスの開発と運営を続けて来ました。
今回、創業以来初めてのシードラウンドで、この世界には我々と志を共鳴する仲間がいるのだと知りました。しかもこんなに心強い仲間が。
ここでは、ご紹介していない新株主の方々も含め全員が同じ夢を抱いています。
私達が提供する新しい学びのデザインは、きっと人々をもっと幸せにできる。
きっと、この世界には我々と同じ志を持つ仲間がもっともっと多くいるはずで、そんな同志との出会いをこれからも楽しみにしています。
ミントフラッグは今まで以上にパワーアップして挑み続けますので、応援よろしくお願い申し上げます。


【ミントフラッグ株式会社】

会社概要:ミントフラッグ株式会社
代表者:片山崇(代表取締役社長&CEO)、山中裕斗(代表取締役副社長&COO)
設立:2018年1月31日
事業内容:エンターテインメント型教育サービスの企画・開発・販売・運営

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