BBT、『リベラルアーツ六観講座』 5月1日新規開講
DX時代に経営者・プロフェッショナルが習得すべき6つの世界観と自分軸
あらゆる年齢層に対し生涯に渡るリカレント教育を提供する株式会社ビジネス・ブレークスルー(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:柴田巌、以下BBT)は、2020年5月1日に『リベラルアーツ六観講座』を新規開講いたします。
本講座は、「リベラルアーツ」の学びを通じて、経営者やビジネスパーソンの構想力や戦略立案の前提となる世界観=自論の形成を目的とします。学習内容は、リベラルアーツに関する課題図書の輪読、オンラインでのディスカッション、講義視聴、課題提出等を総合的に組合せ、9か月をかけて修了いただきます。受講生間の交流やチーム・ビルディングを主眼とする集合研修(2回実施予定)も組み込まれています。それ以外は、全てオンラインで完結します。
AI・テクノロジーの急速な進化によるビジネスモデルの変化・グローバル化・働き方改革等により、企業経営においても特に人や組織に関する様々な施策や考え方に大きな変革が迫られています。問題解決の方法として、教科書的な経営書の最新知見や先進企業の事例に正解を求める方法もありますが、それらの陳腐化も早まっているようです。加速する変化に惑わされる事なく、また、より複雑で多様化したビジネス社会の意味合いを長期的な視座から考察するためには、社会科学・自然科学・人文科学などの大きな視点での普遍的な「知=リベラルアーツ」を学び、一人の人間としての根本的な「世界観=自論」を形成する事が重要だと考えます
『リベラルアーツ六観講座』の「六観」は、「グローバル観」・「日本観」・「組織観」・「人間観」・「社会観」・「経営観」を指します。講座は、これら6つのセッションに分かれて進行します。1セッションごとに6週間をかけ、課題図書の輪読⇒オンライン・ディスカッション⇒映像講義⇒最終レポート提出等を行います。インプットとアウトプットを繰り返し、また、他の受講生の意見・考察にも耳を傾けながら、これら六観の思考と理解を深めます。
リベラル・アーツの学びの初期段階で「哲学」や「思想」などの観念的な世界に飛び込むと、自身の範囲内にある内的思考を言い換えるだけになりがちです。それを避ける為に、本講座の課題図書は、現段階でできる限り事実に近づいた、客観的に意味合いを引きだしている書籍を選定しています。
一見ビジネスから遠いと思われるテーマでも、世界を取り巻く外部環境を理解した上で物事の本質に近づき、それに対して自論を持つという思考プロセスを身に付けることで、経営や組織の問題を解決する際の思考や行動の様式、発想の仕方に活きる応用力と構想力の習得を目指します。また、特にグローバルビジネスの場においては、リベラルアーツを学びそれに対する自論を持つことが、海外のトップエリートと「交流する力」にも繋がります。
経営者や管理職の方はもちろん、これからグローバル人材を目指す方、海外のトップマネジメントとの交流や経営上のディスカッションが必要な方、リベラルアーツを深く学んでみたい方など、様々な目的で受講いただける内容です。
リベラルアーツを学ぶ3つの目的
本講座の学びを通して、物事の本質を理解し、「普遍的な知」を獲得することで、「自論形成」を目指します。ファクトに対して謙虚な姿勢で臨みつつ、発想方法の引き出しを増やすことで、構想力やグローバル環境下で「交流する力」を強化します。
学習の流れ
1セッション(1~4)は6週間で、合計36週間(6週間×6テーマ)の学びとなります。
1.輪読期間(4週間):課題図書を、示された「切り口」を意識しながら読み「与えられた討議課題に関する自論」をA4一枚程度にまとめて提出する
2.ディスカッション期間(2週間):他の受講生の自論を参照にしながら、課題についてオンライン上で議論する
3.ディスカッションに並行し映像講義視聴:講師の補足解説講義を視聴
4.レポート提出:1のレポートを、2と3を通じて学んだ内容をもとに修正し最終版として提出
【『リベラルアーツ六観講座』の詳細・特徴】
ホームページ: https://liberalarts.bbt757.com/
-受講期間: 9か月間 (映像講義は受講期間中何度でも視聴可能)
-受講料: 418,000円(税込) 初回販売価格396,000円(税込)
※2020年4月26日(日) 23時までの申込で適用
-申込締切日: 2020年4月26日(日) 23時まで
-修了要件: セッション、ディスカッション開始前の自論レポートおよび講座視聴後の最終レポートの提出
-集合研修: 開講時と閉講時に、東京都内にて二時間の集合研修を実施いたします。(オンラインでも参加可能)
講師や他受講生と直接の対話を行う貴重な機会です。
-オンライン講義のため、外出中や空き時間に受講可能(事前にダウンロードすることで、外出先からはオフラインでも映像講義の視聴が可能)
『リベラルアーツ六観講座』カリキュラム内容
6つの「世界観」と、「切り口」の例:
■グローバル観:先進国はなぜ結果として先進国たりえたのか、そして多くの先進国はなぜ今停滞状況になっているのか
■日本観:日本はどういう特徴を持った社会として発展してきたのか
■組織観:日本の組織の何が時代環境に合わなくなってきているのか、何が閉塞感を生んでいるのか
■人間観:人の心の機能と多様性に組織はどう向き合うべきか、社会視点経営視点でそれはどういう意味を持ちうるのか
■社会観:資本主義やテクノロジーは人を幸せにするか、どうすれば人々にとって好ましい方向に進めることができるのか
■経営観:経営リーダーの価値観はどのように変遷してきたのか、それはどのような背景から形成されてきたのか
講師プロフィール
講座長
高橋俊介(たかはししゅんすけ)
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授
東京大学工学部航空工学科卒、日本国有鉄道勤務後、プリンストン大学院工学部修士課程修了。マッキンゼーアンドカンパニーを経て、ワイアット社(現在Willis Towers Watson)に入社、1993年代表取締役社長に就任。その後独立し、ピープルファクターコンサルティング設立。2000年5月より2010年3月まで、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授、同大学SFC研究所キャリア・リソース・ラボラトリー(CRL)研究員。2011年11月より現職。個人主導のキャリア開発や組織の人材育成の研究・コンサルティングに従事。著書に、「21世紀のキャリア論」(東洋経済新報社、2012年)、「人が育つ会社をつくる」(日本経済新聞出版社、2012年)、「自分らしいキャリアのつくり方」(PHP新書、2009年)、「プロフェッショナルの働き方」(PHPビジネス新書、2012年)、「ホワイト企業」(PHP新書、2013年)などがある。
ディスカッション・ファシリテーター
竹田年朗(たけだとしろう)
マーサージャパン株式会社 グローバルM&Aコンサルティング パートナー
東京大学法学部卒、コーネル大学ジョンソンスクール経営学修士課程修了(MBA)。株式会社大林組、外資系コンサルティング会社(戦略系、組織人事系)を経て現職。日本企業の海外企業買収に対して、デューデリジェンスからPMIまで、幅広い支援を提供している。特に最近は、買収先のコントロールの確立、および経営統合・組織統合をテーマとしている。2009年12月から2018年12月まで、M&A専門誌「MARR」にて毎月論文を連載、その後も寄稿随時。著書に、「クロスボーダーM&Aの組織・人事PMI」(中央経済社、2019年)、「買収効果が出る クロスボーダーM&Aの組織・人事手法~コントロールと統合の進め方」(中央経済社、2016年)、「クロスボーダーM&Aの組織・人事マネジメント」(中央経済社、第7回M&Aフォーラム賞受賞)などがある。経済産業省「海外事業者の視点に基づく日本企業との投資提携の定着に関する調査」研究会委員を務める。
BBTについて
グローバル環境で活躍できる人材の育成を目的として1998年に世界的経営コンサルタント大前研一により設立された教育会社。設立当初から革新的な遠隔教育システムによる双方向性を確保した質の高い教育の提供を目指し、多様な配信メディアを通じてマネジメント教育プログラムを提供。大学、大学院、起業家養成プログラム、ビジネス英語や経営者のための勉強会等多用な教育プログラムを運営するほか、法人研修の提供やTV番組の制作などあらゆる年齢層に対し生涯に渡るリカレント教育を提供する。2013年10月のアオバジャパン・インターナショナルスクールへの経営参加を契機に、生涯の学習をサポートするプラットフォーム構築をグループ戦略の柱の1つとして明確に位置づけている。在籍会員数約1万人、輩出人数はのべ約5万人以上。https://www.bbt757.com/