<関東圏で受動喫煙意識調査> 約9割が“子供と一緒の場合、完全禁煙or分煙の飲食店を選ぶ。” “受動喫煙対策として完全禁煙or分煙の飲食店が望ましい。”と回答
集客に特化したプロモーション事業と、マーケティング事業を展開しているHigh-Field(ハイ・フィールド)は、サービス業の実態調査の一環として行った関東圏の「受動喫煙及び喫煙に関する意識調査」の集計概要を発表しました。
本調査は、「関東圏在住の20歳以上の方」(以下、全体回答と言う)と、「関東圏在住の飲食業従事者(20歳以上の方)」(以下、飲食業従事者と言う)の方を対象に行った調査で、それぞれ993人、982人の有効回答を得ています。
■「あなたは、1人で利用する場合、お子さんと一緒に利用する場合、それぞれどの飲食店を利用しますか?」
この問いに対し、1人で利用する場合:全体回答では「屋内完全禁煙の店:34.1%」「分煙されている店:43.1%」。お子さんと一緒に利用する場合:全体回答では「屋内完全禁煙の店:55.7%」「分煙されている店:32.2%」。
同質問に対し、飲食業従事者の場合、1人で利用する場合:「屋内完全禁煙の店:23.5%」「分煙されている店:31.9%」。お子さんと一緒に利用する場合:「屋内完全禁煙の店:44.8%」「分煙されている店:33.7%」。という結果となりました。
(円グラフ-1,-2)
1人で利用する場合
お子さんと一緒に利用する場合
「飲食店での「受動喫煙対策として」あなたが望ましいと思うものは?」
この問いに対し、全体回答では「屋内完全禁煙:45.1%」「分煙されていればOK:44.8%」「店側の自由裁量でOK:10.1%」。
同質問に対し、飲食業従事者の場合、「屋内完全禁煙:37.2%」「分煙されていればOK:31.1%」「店側の自由裁量でOK:31.7%」という結果となりました。
(円グラフ-3)
飲食店での「受動喫煙対策として」あなたが望ましいと思うものは?
この結果は、受動喫煙に対する世論の意識が高い事が判る結果になったのではないでしょうか。
一方、飲食店従事者の回答結果が全体的に全体回答より少し低い数値になっていた点は、現場に携わっている方々の生の声として興味深い数値となっております。
世界的に観ても時代の風潮として、喫煙者への風当たりが年々厳しくなっている実状、この状況下で、この結果をサービス業、飲食業に関わる方々はどのように受け取り、どのような対策を講じていくのか。また「受動喫煙に対する知識」「認知度」が高まるにつれて本結果が変化する可能性もあるため今後も市場動向を見守り、冷静な判断が求められることでしょう。
参考資料
飲食従事者にのみ行った調査にて「あなたのお店の「喫煙区分」を教えてください」の結果
屋内完全禁煙:39.3%
分煙 :25.9%
喫煙OK :34.8%
喫煙者のみ行った調査にて「喫煙する際、吸う場所や、周りの人に配慮しますか?」の結果
毎回気にしている:54.8%
ほぼ気にしている:26.9%
たまに気にする :10.8%
気にしない :7.5%
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