福島発のウェブ制作所「雑多制作」がウェブデザインの国際コンペティションAwwwardsで受賞
福島県を拠点にホームページ制作や動画、紙媒体の制作を行っている個人の制作事務所「雑多制作(代表:清水公太 / しみずこうた)」は、1月29日、ウェブデザイン・ウェブ開発の国際的なコンペティション「Awwwards」で審査員より高いスコアを獲得したウェブサイトに贈られる「Honorable Mention」と、モバイルサイトの一定のスコアを満たしたサイトに贈られる「Mobile Excellence Award」に選ばれました。
選定の対象となったのは、高知県出身で、茨城県笠間市を拠点に活動する彫刻家・佐々倉文(ささくらあや)さんのウェブサイトです。
雑多制作とは
雑多制作は、福島県福島市出身の清水公太による、ホームページ・オンラインショップ制作や、動画、紙媒体の制作、マーケティング支援をメインに活動している個人の制作事務所です。
東京の紙媒体の制作プロダクションやゲーム関連会社、ウェブ制作会社を経て、昨年8月より代表・清水の地元である福島県を拠点に活動を開始いたしました。
■雑多制作公式サイトとプロフィールページ
Awwwardsとは
Awwwardsは2009年にスペインで発足した、優れたウェブデザイン・ウェブ開発うを競う国際的なコンペティションで、日本はもちろん、世界中のウェブ業界で広く知られています。
Awwwardsでは、世界中から提出されたウェブサイトが、Design(デザイン), Usability(ユーザビリティ/使いやすさ), Creativity(創造性) and Content(内容)の4つの指標で、専任の審査員とAwwwardsの一般ユーザーにより採点が行われます。
そして、提出されたサイトは、Honorable Mention、Site of the Day、Developer Award、Site of the Month、Site of the Yearといった賞に選定されます。
その年の最も優れたウェブサイトはSite of the Year(その年のサイト)の称号が贈られます。
■Awwwards公式サイト
Honorable Mentionとは
この度、雑多制作が獲得したHonorable Mentionは、Awwwardsが選定した審査員と、一定の条件を満たし"PRO"や"CHIEF"の称号を獲得したユーザーから、6.5ポイント以上の点数を獲得したウェブサイトに贈られる称号です。
Site of the Day、Site of the Yearといった、 いわゆる大賞ではないのですが、ウェブのプロフェッショナル達から高いスコアをいただけたことを証明する賞です。
The Mobile Excellence Awardとは
The Mobile Excellence Awardは、GoogleのモバイルウェブサイトのスコアをベースにAwwwardsが策定した評価指標で70点以上獲得したウェブサイトに贈られる賞です。
評価は、以下の手法・ツールによって行われます。
■Webpagetest.org
■Lighthouse
■PageSpeed Insights
■人によるチェック
佐々倉文さんと制作したホームページについて
佐々倉文さんは、高知県出身で、現在は茨城県の笠間市を拠点に制作活動を行っている彫刻家です。
佐々倉さんは、様々な素材を作品に利用していますが、現在はステンレスを主な素材で作品制作に打ち込まれています。この素材に惹かれるのは、海の町で生まれ育った佐々倉さんの原体験が根っこにあるのだろうと、ご自身も考えているようです。
以下、公式サイトより引用。
私はステンレスの鏡面に、海や波の輝き、その透明感、そして、海に潜る際の触感や、海の持つ包容力のようなものが重なり、ドキドキわくわくします。 それは、私が、海のすぐ側の小さな漁師町で生まれ育ち、海で遊び、海と共に生活していたからではないかと思っています。
今回制作をするにあたって大切にしたことのひとつは、作品が主役であることは当然のことながら、個展を訪れる時のワクワクを、ウェブサイトでも表現する、という事です。
佐々倉さんは、作品ひとつひとつにひたむきに向き合うのはもちろんですが、個展という空間をひとつの作品として捉えて作品を生み出しています。
個展の入口に掲示される物語も、空間を演出する重要な要素のひとつです。
これらを、うまく再現できたら、と考えました。
そのため、個々の作品ページだけでなく、個展のページは、ぜひご覧頂きたいと思っています。
ウェブサイトのカラースキーム(配色)は、主役である作品の邪魔にならないよう白を基調としましたが、アクセントカラーに深海をイメージさせる濃紺と、深海をサーチライトで照らすような黄金色を使いました。 この配色は、マウスをリンクに重ねた時や、「MENU」を開いた時などにご覧いただけます。
システム面やUI面でも、管理画面のメニューをカスタマイズしたり、日本語・英語の多言語サイトを更新しやすいような設計にしたり、画像をWebPに対応させたりと、細かいですが、サイトの管理者・閲覧者の双方が使いやすいように考慮いたしました。
受賞を受けて
まだ活動間もない個人事務所ですが、国際的なコンテストでひとつの称号をいただけたことを嬉しく感じております。
今後も、お客様のニーズを満たしながら、世界で評価される利便性とデザイン性を兼ね備えた高品質なウェブサイトの制作を通して、お客様のビジネスのお手伝いができればと考えています。
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