採用もできるピープルアナリティクス「GROW360」 定期評価&フィードバック支援機能を7月10日搭載
~ 1回5問程度の他者評価で、評価面談が苦手な6割の上司をサポート ~
Institution for a Global Society株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:福原 正大、以下 IGS)が提供する採用もできるピープルアナリティクスツール「GROW360」は、社員の定着率が課題の企業を支援するべく希望する頻度で定期評価&フィードバックをサポートする機能を2018年7月10日(火)より搭載します。同時に、社内のハイパフォーマーの評価データをもとに採用候補者の採用後の活躍度をAIで予測する機能の提供を開始します。
「GROW360」は、個人の能力をAIで定量化・可視化するとともに、学生や企業で働く人材の潜在能力を発見できる、ピープルアナリティクスツールです。受検者は、気質診断(BIG5)とコンピテンシー(行動特性)及びスキルの360度評価をスマホで実施。管理者は、ダッシュボード上で個人へのフィードバックレポートの自動生成及び統計情報を即時確認いただけます。2016年2月より新卒採用を中心に数十社にご利用いただいておりましたが、この度、採用支援と育成計画作成、評価にもご利用いただけるサブスクリプションモデルをリリースいたしました。
開発背景
昨今、大卒新入社員の3年以内の離職率が30%を超え、背景には採用のミスマッチや育成に課題があると言われています。IGSが20代から50代の上司がいる社員と部下がいる社員に対し、それぞれ評価やモチベーションに関する調査を実施したところ、2つの事実が明らかになりました。1つ目は、上司からのフィードバックの機会が多いほど仕事へのモチベーションが高い部下の実態。2つ目は部下との評価面談や日々のフィードバックに実は自信がない上司が55.8%に上ることです。
GROW360は、これまで蓄積した40万人のデータをもとに、評価者と被評価者の関係性や、評価者の評価方法の傾向をAIで予測・補正を可能にし、信頼性が高いタイムリーな評価を可能にしました。新機能により、評価面談に自信がない上司をサポートし、部下のモチベーションアップに貢献することを目指します。
・仕事に関する調査
新機能の詳細と期待できる効果
コンピテンシー(行動特性)とメンタル・体調のコンディション変化を週次で可視化
25個のコンピテンシーから自社に望ましい能力を選択し、評価の頻度や相互評価のグループを設定すると、選択したコンピテンシーを計測するための質問が設定した頻度に従って、評価者にメールで配信されます。
評価者は自分自身の体調とメンタルのコンディションを7段階で選んだ後に、評価対象者の行動特性を5段階で評価します。評価結果の推移は、管理者用のダッシュボードで即時確認することができるため、チームの能力変化やコンディションを定期的に把握し、適切なコミュニケーションをとることが可能になります。
・管理画面で確認できる結果推移
・メンタル変化の評価画面
・スマホ上の評価画面
社内のハイパフォーマーのデータをもとに、新卒・中途採用候補者の活躍予測
GROW360に登録した社員に対し、活躍度を5段階で評価します。GROW360で計測した行動特性の評価データをもとに、ハイパフォーマー社員に共通する能力をAIが分析し、活躍モデルを構築します。採用候補者がGROW360を受検すると、その結果に応じて、自動的に活躍予測度が表示されます。データを蓄積することによってAIの予測精度が向上します。人材採用において重要な「人材要件定義」をAIがサポートすることで、採用精度の向上と面接の効率化に貢献します。
GROW360とは
360度コンピテンシー評価とBIG5とIAT、2つのアカデミックな知見を取り入れた気質診断(国際特許取得済)の結果を元に人工知能が評価を補正・分析し、企業の採用と育成、組織作りを支援しております。数十社以上の企業に導入いただいており、40万人以上の学生が利用しています。(2018年7月1日現在)
IGS(Institution for a Global Society)株式会社
所在地 : 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-3-18 広尾オフィスビル7階
設立 : 2010年5月
資本金 : 98,000,000円
(主要株主:
東京大学エッジキャピタル、
東京理科大学インベストメント・マネジメント、
慶應イノベーション・イニシアティブ、
みやこキャピタル、ウィザス、河合塾)
事業内容: HR事業、教育事業