コラージュ作品展『瀬戸徹 もののはずみで重なる時間』 東京シソンギャラリーにて7月20日より開催
脳外科手術を経て「今だからこそ生みだせる表現」を追求した 約45点のコレクション
築90年の古民家をリノベーションしたシソンギャラリー(東京都渋谷区)は、リハビリテーションの為にコラージュを製作し続ける瀬戸徹の初の作品展を2019年7月20日(土)~7月28日(日)に開催。約45点の展示と販売を行います。
「アレとコレをくっつけてその上からソレを貼りつける、で逆さまにしてからココをくりぬいて、アレもコレもソレもあたまの中に散らばっている。なんだかよくわからない、それぞれ別次元のカケラたちです。
そのカケラたちをミックスする。無節操な性格の僕がミックスするのですから、いつも予想外で予想以上の仕上がりです。」
グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートした瀬戸徹は、約20年前より2回にわたり脳外科手術を受け、以来後遺症(ふらつき、動眼神経麻痺、平衡感覚異常、右手軽度の麻痺)の為、デスクワーク中心のグラフィックデザインとリハビリテーションの日々を送っています。しかし近年は、長引く後遺症のリハビリテーションの為に、1日1コラージュとして作品制作を続け、そのコレクションは膨大な数に増幅しています。
「今だからこそ生みだせる表現」という彼のコラージュ作品は、意味のない偶然のようでいて喜びや不条理、楽しさ、ときに皮肉にも見える自由な世界観を呈しています。初個展となる今回は、選りすぐった約45点の展示と販売を行います。
瀬戸徹
1965年生まれ。ソニー・ミュージックエンタテインメントでデザイナーを務めた後、1995年に独立。デザイン会社THROUGH.designを主宰、音楽アーティスト、ファッションブランドのビジュアルディレクション、グラフィックデザインなど多数手がけている。
概要
開催日時: 2019年7月20日(土)~7月28日(日)
12:00~19:00
場所 : 東京都渋谷区猿楽町3-18
SISON GALLERy シソンギャラリー
E-mail : info@sison.tokyo
URL : http://sison.tokyo