高齢者を対象に九州大学との共同研究で畳が歩きやすい床材と判明  他の床材と比較し歩行時のストライドが広くなる傾向に

い草製品メーカー、株式会社イケヒコ・コーポレーション(所在地:福岡県三潴郡、代表取締役社長:猪口 耕成)は、九州大学と高齢者を対象とした室内での歩行に関する共同研究を行い、畳がフローリングやカーペットと比較して歩きやすく、つまづきにくいということが判明いたしましたので発表いたします。
この研究結果は「日本人間工学会 人間工学 Vol.55, No.4」に掲載されます。

日本では高齢化が進み、それに伴い高齢者の転倒事故が増加しています。高齢者の転倒は、骨折、時として死亡事故につながることもあります。高齢者の転倒事故の7割以上が住宅内で発生していることから、床材の違いが高齢者の歩行動作に与える影響を、九州大学福祉人間工学研究室と共同研究を行いました。

被験者は自立歩行可能な高齢者男性18名(66~78歳)とし、フローリング、カーペット、畳の上を裸足で歩行してもらい三次元動作解析システムを用いて測定を行いました。
その結果、畳はストライドでフローリングより3cm、カーペットより1cm広くなり、またフットクリアランスはフローリングより5.5mm、カーペットより0.8mm高くなりました。
畳の上では、高齢者の特徴であるすり足・小股歩行の傾向が弱まっていると考えられます。
以上のことにより畳は、歩きやすく、つまづきにくい床材ということが判明いたしました。

会社概要

社名  : 株式会社イケヒコ・コーポレーション
所在地 : 〒830-0424 福岡県三潴郡大木町三八松1052
代表者 : 代表取締役社長 猪口 耕成
創業  : 明治19年
設立  : 昭和32年
資本金 : 100百万円
事業内容: インテリア・寝装(自然素材・ファブリック)製品の製造・販売
URL   : http://www.ikehiko.com


AIが記事を作成しています