ドキュメンタリー写真展「DIFFERENT BEAUTY」を広尾で開催。チェコ人写真家がウクライナ戦争やSDGsなどの現代社会問題を写真で伝える。
2023年3月31日(金)~5月31日(水)/ チェコセンター東京(渋谷区広尾)
環境問題、ウクライナの戦争、犯罪、あるいは社会的格差など、現代社会が直面している喫緊の課題に目を向けるチェコの写真家、ダヴィッド・チェシーンスキーの作品展を、渋谷区広尾のチェコセンター東京にて開催します。人々の感情や特別な瞬間、深い物語性をとらえた作品は、見る者に世界の新たな景色を提供し、視界を広げてくれます。今日の世界には様々な形の美しさがあるのだと教えてくれるのです。
ダヴィッド・チェシーンスキー写真展「DIFFERENT BEAUTY」
写真展「DIFFERENT BEAUTY」では、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)に関連した環境問題や社会問題(ウクライナの戦争を含む)をテーマに焦点を当てています。ドキュメンタリー写真を主としているチェシーンスキーの作品は、現在の世界が抱える重要な問題を考える際に、写真がいかに重要な役割を果たしているのか訴えかけてきます。
本展では、世界中で撮影された作品をご覧いただけます。難民問題、ウクライナ戦争への女性の参加、LGBTの諸問題、デトロイトやニューヨーク、ボルチモアのラッパーの日常生活、ジャマイカやガーナのゲットーにおける生活のワンシーン、アマゾンの森林火災など、様々な社会的テーマ、人々の生き様やそこにある問題を映し出しています。
開催概要
· 会期:2023年3月31日(金)~5月31日(水)
※ 土日・祝日は休館となります。
· 開館時間:10:00~19:00
· 会場:チェコセンター東京
150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14(チェコ共和国大使館内)
· 入場無料
· 主催:チェコセンター東京
ダヴィッド・チェシーンスキー DAVID TĚŠÍNSKÝ
1990年プラハ生まれ。フリーカメラマンして、人々の生き様、サブカルチャー、社会派ドキュメンタリー写真、アート写真などを撮影している。チェシーンスキーの作品の狙いは、人々の目を開かせ、ステレオタイプを打ち壊すことにある。これまでに取り上げてきたテーマは、イランの若者、ウクライナの紛争地帯の女性兵士、ウクライナの連続殺人犯のポートレート、グアテマラのギャング問題に取り組むボランティア消防団、日本のビジネスマン、エチオピアの悪魔祓いの儀式、ラッパーの生活(デトロイト、ニューヨーク、ボルチモア)、ジャマイカとガーナにおけるゲットーでの生活、ブラジルのアマゾンで起きた火災の犠牲者、ガーナの児童労働、ジャマイカの「ルーツ・レゲエ」の生ける伝説たちの生活、チェコ・プラハとカナダ・ヴィクトリアでの麻薬中毒者をめぐる長期プロジェクト、ベラルーシでの違法なLGBTQ運動、インドやネパールのスラム、キューバで最初の女装家などである。
チェシーンスキーの写真はこれまでに、ガーディアン、ヴァイス、ル・モンド、 ヴァニティ・フェア 、ハフポスト、シュテルン、シュピーゲル、ラ・レプッブリカ、ザ・サンなどの雑誌に掲載された。ヨーロッパ、アメリカ、イスラエルで個展やグループ展を開催し、これまでに約80ものイベントに参加した。チェコ・プレス・フォトに 7 回の参加実績があり、ソニーワールドフォトグラフィーアワード、 PDNストーリーテラーズ、ピクチャー・オブ・ザ・イヤー・インターナショナル の各賞で入賞している。
チェコセンター東京
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