世界最大のアンチモン産出国であり、最大の消費・輸出国でもある中国の構造改革
株式会社グローバル インフォメーションは、ResearchInChinaが発行した報告書「China Antimony Industry Report, 2011-2012 (中国のアンチモン産業の分析(2011~2012年))」の販売を開始しました。
中国は世界最大のアンチモン鉱石産出国であり、近年、下流工程産業(難燃剤や鉛蓄電池など)の発展に伴い、世界最大の消費国ともなっています。アンチモンのグローバル市場パターンから見ますと、アンチモン製品輸出量の実に90%は、中国が長年占めていました。
国内需給の逼迫に伴い、中国はいまや世界最大の輸入国となり、他の産出国(ロシア・ボリビア・タジキスタンなど)から大量にアンチモン製品を輸入しています。2011年には、アンチモン濃縮物の生産量にして世界2位に甘んじており、前年比4.9%マイナスとなっています。同年は、アンチモン砂鉱・濃縮物を60,150トン、酸化アンチモンを3,214トン、アンチモン金属・製品を492トン輸入しています。
またアンチモン鉱の無秩序な開発を修正するため、中小の生産拠点をクローズし、Chenzhou Miningや Flash Star Antimonyといった主要プレーヤーに産業の集中化を図っています。
当レポートでは、中国におけるアンチモン産業について分析し、全世界および中国の産業構造・動向、鉱石および製品の輸出入および貿易割り当て、主要企業の操業状況などを調査・推計しています。
市場調査レポート: 中国のアンチモン産業の分析(2011~2012年)
China Antimony Industry Report, 2011-2012
http://www.gii.co.jp/report/rinc237390-china-antimony-industry-report-2011-2012.html
出版日: 2012年03月
発行: ResearchInChina
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